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紫外線とは何か?どうして危険なのか考えてみましょう

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この記事の所要時間: 352

初夏を迎えるこれからの季節、紫外線対策は不可欠です。
日焼けはやけどと同じことです。
ではどうして紫外線は危険なのか、調べてみましょう。

光とは

そもそも光とは何か?
粒子であり波である!
また電磁波と呼ばれることもあります。
そう言われて納得できる人はいるでしょうか。
人間は視覚に頼りすぎています。
そのため見えないものを信じることが難しいようです。
神様や幽霊に関しても、同じことなのでしょう。
とはいえ光が粒として皮膚に当たるなら、何らかの害がある?
考えてもよさそうです。

可視光線とは

光の一部を、人間は眼で捉えています。
それがいわゆる可視光線です。
光は波なので、可視光線には波長があります。
約800nm(ナノメートル)から400nmの範囲です。
ただし見える限界は、多少の個人差があるようです。
また波長が長いほど赤い色に見えます。
そして波長が短いほど青く見えます。
赤い光より波長が長い、800nmを超える光が赤外線です。
青い光より波長が短い、400nm未満の光が紫外線です。

とはいえ基本的に人間の眼では、
赤外線や紫外線を感じることができません。

紫外線とは何か

可視光線は、虹のように色が分かれて見えます。
虹でいうと、上が赤で一番下の色は紫です。
その紫よりも波長が短い光、
波長400nmから約10nmの光を紫外線と呼びます。
なお、さらに短い光は、X線と称されます。
人間の眼では感知できませんが、
昆虫など一部の生物には見えているようです。
例えば特殊な装置を使い紫外線で見ると、
モンシロチョウのオスとメスの色は違うようです。
なぜ人間には見えないのか?
というより見える範囲が可視光線!
ちょっと騙されたような言い方ですが、
見える範囲の光に人間は適応してきた!ということです。

紫外線には種類がある

紫外線は、いくつかの種類に分類されています。
まず近紫外線と遠紫外線です。
両者の区別は、時と場合によって異なります。
おおよそ100~200nmのあたりを境界にしているようです。
また近紫外線は3つに分類されます。
波長が400~315nmの範囲にあるUV-A
波長が315~280nmの範囲にあるUV-B、そして
波長が280以下の範囲にあるUV-C、 です。
なおUVとはultra violet、紫を超える!という意味です。

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危険なのはAとBです

紫外線のうち、人間にとって危険なのはUV-AとUV-Bです。
つまりUV-Cは大気中にあるオゾン層で吸収されます。
そしてUV-AとUV-Bが地表に届きます。
なお最初の方で、光は粒だと書きました。
この粒は振動することによりエネルギーを持っています。
波長の逆数を振動数と呼びます。
そのため波長が短いほど、振動数は大きくなります。
紫外線は可視光線より振動数が多くなるので、
結果的にエネルギーも強くなる!
これが皮膚の細胞に当たって害を及ぼすのです。
ちなみにUV-Aは細胞の内部まで浸透します。
一方でUV-Bは細胞の表面で止まります。
すなわち日焼けの原因は、よりパワーのあるUV-Bなのです。

紫外線対策のポイントは

紫外線の害を防ぐためのポイントは3つです。

1 日傘をする

物理的に紫外線をカットすることです。
とはいえ地面からの照り返しもあります。
そもそも材質によっては紫外線がすり抜けることもあります。
紫外線対策ができている、UVカットの製品を選びましょう。

2 サングラスをする

昨今問題になっているのは、眼から入る紫外線です。
老化の原因は、これが関係しているとの指摘があります。
そのためUVカットの指定があるサングラスをしましょう。
色の濃さと紫外線カット率とは、何の関係もありません。

3 日焼け止めを塗る

薄着の季節は、日焼け止めを塗りましょう。
ただし汗で流れたり、紫外線が当たると薬剤は分解します。
そのため1時間に1回塗りなおすことをおすすめします。
ちょっと現実的ではありませんが、
それくらいしないと、日焼け止めの効果はありません。

適度な日光浴も必要です

紫外線は、100%悪者ではありません。
紫外線を浴びることにより、体内でビタミンDが作られます。
ビタミンDは骨の形成に不可欠な物質です。
そのため適度な紫外線を浴びましょう
毎日午前中に、15分程度の日光浴がお奨めです。

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たくと
たくと
著者サイトたくとすく~る
生まれつき無関心な子供はいない! そう信じ、学習塾や講習会などで、 科学を楽しく解説しようと日々奮闘しています。 半世紀生きていますが、 気持ちは、今でも夢見る少年です。

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