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水中の生物と地震にまつわる5つの関係は迷信なのでしょうか

この記事の所要時間: 420

2016年4月14日以降、熊本を中心とした九州地方で
大きな地震が続いています。
いつ収束するか、専門家もわからないみたいです。
これまでとは異なる地震の様相を見せています。
そこで聞き飽きるほど耳にした言葉は、想定外!
とはいえ水中の生き物は、地震を想定しているのでしょうか。
地震との関係が疑われている5つの事例について、
迷信とも思えますが、科学的に考えてみましょう。

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生き物が地震を予知する?根拠は何か

水中の生き物は地震を予知できると言われますが、
科学的根拠はあるのでしょうか。
例えば、
・人間より地面近くを動いているので、微妙な変化を感知できる。
・独特の感覚器官が発達しているので地磁気などの変化を感じる。
・空気よりも水の方が変動を伝えやすい。
・海底火山や熱水の噴出具合を察知できる。
などが考えられています。
現代科学ではデータが集まらないだけであって、
一方的に迷信だとは、言い切れないかもしれませんね。
海の中は、人間にとって未開の領域ですから。

具体的な因果関係は

一般論では理屈を作れそうですが、具体例を探してみましょう。

1 深海魚が浮かんでくる

深海の生物は、人間にはイメージできない、
まさしく想定外の姿!そして驚きの生活をしています。
そんな深海魚が、海水面に浮かんでくることがあります。
例えばダイオウイカやリュウグウノツカイなどです。
本来は浮上してくることはありえません。
まさに何らかの理由で方向感覚を失った?
そもそも深海魚は、死んだとしても、
水圧に潰されてしまい浮上できないはずです。
それが上がってくるのは、何かの前兆だ!
とはいえ数百匹の大群が上がってくるわけではありません。
たまたまの偶然と考えた方がよいでしょう。
本当の意味での偶然とは、よくあることですから。

2 クジラが「道」に迷う理由とは

クジラは、大洋を大きく回遊しています。
その際には特殊な器官を使って音波を出し、
方向を知ったり仲間と会話をしているようです。
とはいえ浜辺や港に迷い込むこともあります。
クジラに何が起きたのでしょうか?
こちらも様々な説が指摘されています。
例えば、
・潜水艦が出す音波を仲間と間違えた。
・耳で寄生虫が繁殖し方向感覚を失った。
時に10頭程度の群れ全体が「道」に迷うこともあります。
しかし潮に流されてしまった可能性も否めないようです。

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3 熱帯の生物が日本海へ

海はつながっています。
しかし熱帯と温帯、そして寒帯では、住む魚が違います。
日本沿海には、日本の気候に合った魚が住んでいます。
とはいえ場違いな熱帯魚やクラゲが、
日本海などの寒い海に迷い込むことがあります。
例えば2015年の冬に深刻だったのは、
サルパと呼ばれる動物プランクトンの一種です。
大きいもので30センチほどになる透明ゼリー状の生物です。
鳥取県から青森県にかけての日本海沿岸に到着しました。
魚網にこびりつき、カニ漁、甘エビ漁などで被害が出ました。
その理由は、例年以上に海水が暖かくなり、
植物プランクトンが大量に発生したため、
それをエサとして追い求めてきたからではないか?
地球温暖化、エルニーニョなどが関係しているのかもしれません。

4 ボラの大量発生

世界中の海に生息する一般的な魚にボラがいます。
メスの卵巣を塩漬けにしたものが、いわゆるカラスミです。
もちろん天敵から逃れるため、集団で回遊しています。
とはいえ2014年の2月、茨城県の大洗町の涸沼川で
数十万匹もの大群で打ち上げられたようです。
当時は大地震の前兆ではないか!騒ぎになりました。
1923年の関東大震災の前にも、大発生したとか?
とはいえ関東地方で、2016年4月現在、大地震はありません。

5 ナマズは本当に地震を予知するのか

地震と言えば、ナマズですね。
ナマズは本当に地震を予知する能力があるのでしょうか。
ちなみに東京都水産試験場が、1976年から約16年間、研究したようです。
結果は、ナマズの挙動と地震との関係は、87例中27例、
率にして31%でした。
これを、あなたはどのように捉えますか。

データを集めるべきでしょう

科学者?は、生物と天変地異の関係をバカにするかもしれません。
とはいえ真剣に考えてみるべきではないでしょうか。
少なくともデータを集めたり、実験すべきです。
人間にはわからないことであっても、
長く生きながらえてきた私たちの先輩です。
謙虚に学ぶべき時期だと、思いますけどね。

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たくと
たくと
生まれつき無関心な子供はいない! そう信じ、学習塾や講習会などで、 科学を楽しく解説しようと日々奮闘しています。 半世紀生きていますが、 気持ちは、今でも夢見る少年です。

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