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DNAや遺伝子をどこまで信じるべきなのでしょうか

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この記事の所要時間: 338

先日、我が家のポストにチラシが入っていました。
「遺伝子検査、身近になりました。今なら40%OFF」
がんや心筋梗塞などの病気への罹りやすさ、
長生き、肥満などの体質に関する遺伝的傾向を調べてくれるようです。
とはいえどこまで遺伝子やDNAを信じるべきなのでしょうか。
変に心配しないためにも、科学的に考えておきましょう。

生保が活用を検討中

2016年4月2日にニュースが入ってきました。
生命保険大手の明治安田生命が、
遺伝子の情報を保険サービスに活用する!

保険会社としては初の試みだとか。
営利企業であれば、是非とも考えるべきことでしょう。
とはいえ倫理的な問題としてはどうなのでしょうか。
遺伝的に短命の傾向があるならば保険に入れない?
やるなら堂々とやって欲しいものですが、
お店で出されたカップに付いた唾液から検査する?
そんな刑事ドラマみたいなせこいことはしてほしくないですね。

DNAが教科書を変える

これまで動植物の分類は、形態によって判断されていました。
つまり見た目で、近い種類か遠い親戚か?区分しました。
しかしDNAの分析技術が安価かつ迅速にできるようになっています。
生物学の分野でも、これを活用すべきなのでしょう。
すると、従来の分類ではおかしな点が出てきたようです。
例えば双子葉植物と単子葉植物の分類が明確ではなくなる!
鳥や哺乳類に関しても、違った視点を持つことになります。
近い将来に、子供達の教科書が書き換えられてしまうのでしょう。
もちろん先人の知恵には敬意を表するべきです。
逆にDNAの違いはそれほど確実なのか?
科学的に疑う心も、失ってはいけないのでしょう。

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遺伝子がすべてを決めるわけではない

がんの遺伝子があっても、100%発症するわけではありません。
父親や祖父が薄毛でも?生活習慣次第で抜け毛を予防できます。
遺伝子は、ひとつの可能性にすぎません。
逆に眠っていた遺伝子が、何らかのきっかけで目覚める?
エピジェネティクスと呼ばれる現象もあります。
もっと細かく調べていけば?
これまで否定されていた獲得形質が遺伝する!
STAP細胞だって、やり方の問題?
もしかしたら存在しているかもしれません。
生命38億年の歴史を侮ってはいけないのでしょう。
人間には、未だ知らないことが多いのです。

遺伝子検査の目的は何か

遺伝子検査が安くなりました。
中途半端な人間ドックを受けるよりも確実かもしれません。
とはいえ遺伝子検査を自ら進んで行う目的は何でしょうか。
自分が将来がんに罹る!それを知ってどうするのか。
もちろん余命を知りたい!そういう願望はあります。
やりたいことをやってから死にたい!
一方で寿命を知ってしまうと、それで落胆してしまう。
自分の性格と相談すべきなのでしょう。
そもそも余生を気にしない人なら?
遺伝子検査をする必要もありませんね。
あとは野となれ山となれ!
健康管理の一貫として行うならば価値はあるでしょう。
しかし単に安心したいだけなら?止めた方が無難です。
遺伝子検査も100%確実だとは言い切れないからです。

DNAとは何か

改めてDNAとは何でしょうか。
オーストリアの植物学者であるメンデルが衝撃的な実験を行い、
その結果が1900年に再確認されてから100年以上が経過しています。
神の存在を信じる人であっても、遺伝の事実は否めないでしょう。
とはいえDNAとは単なる物質にすぎません。
たった4種類の塩基と呼ばれる物質の並び方が違うだけで、
病気に罹りやすいか否か?それが決まってしまうのです。
突然変異で変わってしまうこともあります。
もちろん放射線も、その原因のひとつです。
実に単純すぎる仕組みですが、それが進化の源になった?
考え方次第ですが、ギャンブル的な要因も少なくなさそうです。

どこまで信じますか

遺伝子検査をどこまで信じますか。
いくらまで値段が下がったら、やってみたいですか。
ウェブ上から申し込めば、専用のキットが送られてきます。
1カ月以内に結果が出てきます。
1万円のおみくじと思えば?
新年度を契機として、運試ししてみるのもよさそうです。

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たくと
たくと
著者サイトたくとすく~る
生まれつき無関心な子供はいない! そう信じ、学習塾や講習会などで、 科学を楽しく解説しようと日々奮闘しています。 半世紀生きていますが、 気持ちは、今でも夢見る少年です。

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