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【続報】プロ棋士がAIに1勝!その意外な理由とは何か

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この記事の所要時間: 337

韓国で行われていたAI(人工知能)とトップ棋士との囲碁5局勝負
2016年3月15日に終わりました。
最終成績は、人間の1勝4敗です。
科学者としては、AIの勝利を喜びたいですね。
しかし一般民間人としては?複雑です。
結果の概要と今後の課題についてまとめてみましょう。

最終局は接戦だった

第3局までは、AIの圧勝でした。人間は勝てるのか?心配されました。
とはいえさすがはトップ棋士です。第4局では、逆に圧勝しました。
この勢いで第5局も勝つか?期待されていました。
もちろん期待通り、5時間を越える接戦です。280手までもつれ込みました。
しかしついに棋士が投了しました。
負け惜しみか?
「AIに実力で抜かれたとは思わない」
李九段が5戦を終えて振り返った感想です。
これをどう解釈するかです。

心理的に人間は負けた

チェスでコンピュータがプロに勝った際も、そうでした。
機械ですから感情がありません。疲れることもないでしょう。
プロとはいえ人間です。気が緩むこともあります。
ちょっとしたミスが出てしまうと、それが敗因になります。
今回の李九段も言っていました。心理面や集中力では勝てない!
1週間という短期間で5局を打つのは厳しいですね。
通常の冠シリーズならば、1局ごとに間が空いています。
リフレッシュすることができます。
今回は特にAIと人間の戦い!マスコミも煽り立てます。
そんなプレッシャーが人間には働きますね。
もちろんそれを越えてこそトップ棋士でいられるのでしょうが。

人間は1勝しかできなかった?

人間は1勝しかできなかった?見方を変えると1勝した!
とはいえどこで1勝するか?これも大きいですね。
初戦で勝つか?逆に最終戦で勝つか?
今回は3連敗して、負け越しが決まった!
ある意味で開き直った第4局での勝利です。
AIは、第4局での敗因を分析しました。
だからこそ第5局は勝てたのでしょう。
もちろん人間も学習します。最後は大熱戦!
終盤まで緊張感を保てたシリーズですね。
人間もAIも双方共に収穫のある戦いでした。
日本のトップ棋士である井山裕太氏は
「AIに一歩先を行かれた」率直な感想を述べています。
日本で戦いはあるのか。ファンのみならず関心が高まりそうです。

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AIは想定外に弱かった

日本で行われた将棋の電脳戦でもそうでした。
AIは意外な面を見せてくれます。
コンピュータではありえない?ミスを連発することがあります。
今回の勝負で見えた課題は?「想定外」の事態に弱かった点です。
つまりこれまでトップ棋士のデータを読み込んでいます。
しかしトップらしからぬ手を打つ?AIはパニックに陥るようです。
人間でもそうですね。意表を突かれたらどうするか。
ただしそこがプロと素人との違いです。
臨機応変!人間だからできることでしょうか。
今回のAIは、単なる力技ではありません。
深層学習という裏技を身に付けています。
とはいえ限界があるのでしょう。データにないことは思いつかない?
日本で行われるであろう、勝負に活かしてもらいたいものです。

AIに任せて大丈夫なのか

今回の勝負で見えたことは、AIに任せて大丈夫なのか?です。
AIは教えられたことは確実にこなしてくれるようです。
しかし想定外のことが起きると?パニックに陥る!
今アメリカでGoogleが自動運転する車の実証試験をしています。
案の定?障害物を避けたら、その弾みでバスと衝突した!
事故を起こしてしまいました。
ぶつからない車?日本でも大丈夫でしょうか。
もちろん改良が進むはずです。
それでもどこまでAIを信じるか。
終わりの無い問いかけが続くのでしょう。

まだ人間の方が凄い

突き詰めて考えると、
人間がインプットしないとAIは成長できない、ということです。
計算力や心理面では機械のメリットが活かされます。
しかし人間の探究心には限りがありません。
AIを作る!そういう発想自体が人間の凄いところです。
人間は相手の弱点を探れる!
そういった思考形態もAIが身に付けるのか?
科学ファン、囲碁ファン、将棋ファン、
誰にとっても、今後の進化が期待されます。

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たくと
たくと
著者サイトたくとすく~る
生まれつき無関心な子供はいない! そう信じ、学習塾や講習会などで、 科学を楽しく解説しようと日々奮闘しています。 半世紀生きていますが、 気持ちは、今でも夢見る少年です。

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