menu

79 views

AIがまた快挙!実質的な囲碁界のトップ棋士に完勝です

この記事の所要時間: 335

お隣韓国でのお話です。
だから日本では、あまり話題になっていませんね。
とはいえ2016年3月13日の日本経済新聞社会面には
「AI、トップ棋士を圧倒」そうした見出しがありました。
AI(人工知能)と対戦したイ・セドル九段の
面目なさそうな?呆気にとられた写真が掲載されています。
これって、本当は凄い?拙いことかもしれないですよ。

スポンサーリンク

事実上のトップ棋士が完敗です

日本人は知りたくないとは思いますが、
囲碁の世界では、事実上日本より韓国の方がレベルは上です。
直近では日本国内のタイトル戦は、
井山裕太氏が六冠であり、七冠を目指す勢いです。
しかしちょっと前までは、
趙治勲など韓国出身者がタイトル戦の常連でした。
その韓国でもトップ中のトップである李九段が、
五局勝負なのに3連敗!それもすべて完敗!
本人や周りで観ているプロ棋士たちも、
解説者もわけがわからない試合内容だったようです。
囲碁は盤面が大きいのでコンピュータが勝つのは不可能!
そういった時代が懐かしくも感じます。
でもほんの2カ月前に、そんなことを書いた記憶がありますが・・・。

AIが超進化しています

これまでのAIによる戦法は、
トップ棋士による棋譜をすべて覚える!
プロの指し方を学習する!
その中で最善の手を探して打つ!
いわゆるコンピュータの計算スピードを活用した方法です。
とはいえAIは超進化しているようです。
ディープラーニング、深層学習という方法を使っています。
これは人間の思考法を真似ているとされています。
数打てば当たる?そういった戦法からの脱却です。

深層学習とは

深層学習にはいくつかのタイプがあります。
とはいえ基本的な概念は、画像処理を応用したものです。
つまりテキストなどの文字情報ではなく、
視覚的に捉え、分析し思考していく
ものです。
囲碁で戦ったGoogleのAIは、2012年に多数の画像を見せることにより、
3日間で「ネコ」という概念を獲得したとか?
人間は、明確には定義できませんが、
見ればイヌとネコの違いがわかりますね。
それと同じことをコンピュータ?ではないAI!
それが成し遂げたのです。
この分野の研究は、2006年以降急速に発展しています。
今後10年間で、アインシュタインを越えるような
衝撃的な予言を、AIがするかもしれません。

スポンサーリンク

恐怖すら感じる指し方だった?

今回の勝負に関する観戦記を読んでみると、
・解説のしようがない!
・なぜその手をAIが打ったのかわからない?
・AIは人間の指し方としてはミスばかりだった!
・李九段が負けた理由がわからない?
そんな感想がみられました。
まさにAIは考えて碁を指したのです。
困惑を通り越えて恐怖すら感じた!プロも唸るAIの強さ。
日本のトップ棋士である井山氏も
局面ごとの形勢を冷静に判断している
こちらは冷静に分析しています。
近いうちに日本へもAI囲碁はやってくるでしょう。
将棋では、羽生善治氏や渡辺明氏などのトップ棋士とは対戦していません。
とはいえ人間がまったくAIに勝てなくなる時代が?
もう目の前に来ているのかもしれません。

そもそも人間と対局すべきだったのか

プロ棋士が恐怖すら感じたという対局ですが、
そもそも人間と対局すべきだったのでしょうか。
人間とは違った指し方をしていた?
もはや囲碁ではない!そんな意見もあります。
AIの能力を測るという意味では、
有効な対局だったのでしょう。

しかし人間の囲碁能力を高めてくれるのか?
その観点から言えば、YESとは言い難いのかもしれません。
日本の囲碁、将棋界にとってメリットはない?
夢の対局は実現しないかもしれません。

AIは小説も書ける

AIは将来的にも人間と遊んでくれるのでしょうか。
負け惜しみを言うならば?
AIを作ったのは人間だった!
まだ自己複製能力は無い!
とはいえGoogleの技術者は、本当に人間なのか?
同じ新聞の紙面には、
第3回星新一賞の表彰式があった旨が掲載されています。
しかしAIが書いた小説も応募されている?
少なくとも、これを書いている私は人間です。

スポンサーリンク
The following two tabs change content below.
たくと
たくと
著者サイトたくとすく~る
生まれつき無関心な子供はいない! そう信じ、学習塾や講習会などで、 科学を楽しく解説しようと日々奮闘しています。 半世紀生きていますが、 気持ちは、今でも夢見る少年です。

どこまで禁止すべきなのか?ドーピングの何が問題なのか

風邪をひきやすいのは平熱が低いから?5つの解決策があります

関連記事

  1. 運転中は地震に気付かない?

    車を運転中は元々揺れているので小さな地震程度では気付きません。類似した乗り物であっても電車は本部…

  2. 日本の宇宙産業はイプシロンで逆転なるか

    日本の宇宙産業にとって2015年は飛躍の年でした。金星や小惑星への探査機が成功しました。ロケ…

  3. 電磁波とは何か?波長や周波数も理解しよう

    電磁波とは何か。なんとなくわかっているようですが、直接見ることができないので、適当に扱ってしまい…

  4. 津波のしくみ、発生の有無と大きさを予測する10のポイント

    2016年11月22日の早朝、福島県沖を震源とするマグニチュード7級の地震が起きました。そして直ぐに…

  5. 海上保安庁が海底の歪みを発見した?地震の確率は変わるのか

    2016年5月24日、イギリスの科学雑誌ネイチャーの電子版に、海上保安庁がまとめたデータが掲載さ…

  6. いまさら聞けない?進化に関する5つの誤解

    ダーウィンもビックリ?ガラパゴス諸島の生き物を見ると、進化の精巧さに驚きます。宗教を重ん…

  7. X線天文衛星「ひとみ」が音信不通!考えられる3つの可能性

    2016年2月17日に打ち上げられたX線天文衛星「ひとみ」が、 3月26日に、音信不通となりまし…

  8. 外来生物は誰にとって悪なのか?「自然とは何か」ですね。

    東京23区にハクビシンが多発している!不可解なニュースが届いています。街中に「野生動物」がい…

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

最近の記事

  1. いつまで続く!?何を言っても嫌がる子ども【イヤイヤ期】への簡単対処法

amazon

PAGE TOP