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どこまで禁止すべきなのか?ドーピングの何が問題なのか

この記事の所要時間: 345

2016年の今年はリオ・オリンピックがあります。
何かとオリンピックの話題はお騒がせしていますね。
とはいえホットな話題をもうひとつ!
それはドーピングの問題です。
もちろん一般の人にとってみれば他人事かもしれません。
しかしドーピングの何が、本当に問題なのでしょうか?

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シャラポワショック!

アメリカのロサンゼルスで、2016年3月7日、
テニスの人気女子プレーヤー、マリア・シャラポワ選手が
衝撃の記者会見を行いました。
自身が禁止薬物に対して陽性反応を示したことを公表したのです。
すなわちドーピング違反です。
本人曰く、健康のために10年以上服用し続けている薬だとか。
それが2016年の1月から禁止薬物リストに載ったそうです。
もちろんいけないことでしょう。
トッププレーヤーだからこそ、ファンのショックも大きいでしょう。
とはいえちょっと政治的な裏もありそうです。
そもそも今回問題となった薬メルドニウムは
旧ソ連、現ラトビア共和国で開発されたとか。
純粋にスポーツを楽しみたい人は、あまり聞きたくない話ではあります。

何がいけないのか

いわゆるドーピング問題です。これのどこが問題なのでしょうか。

1.パワーアップだから不公平

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禁止薬物における第一の問題点は、パワーアップになるから不公平だ!
例えばメルドニウムは、心臓疾患の治療薬として開発されました。
シャラポワ選手も心臓に持病があるようです。
そもそもアスリートなら、心臓への負荷は大きいでしょう。
突然死する選手も少なくありません。
そういう意味で長年使った薬ならば、簡単には変えたくないですね。
とはいえメルドニウムは細胞内の代謝を活性化し、
持久力を高める効果があるとか。

これがドーピングリストに載った理由です。
しかし心臓の薬であれば心肺機能を高める!科学的には自明の理屈です。
なにをいまさら?そんな気もします。
ならば循環器系の薬をすべて禁止すべきかもしれません。

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2.本人の身体が危険

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禁止薬物における第二の問題点は、
本人の身体が危険に曝される!
パワーアップになる?
裏を返せば、身体を酷使していることです。
一時期話題になった男性ホルモンや筋肉増強剤は、
当人の命を縮めるリスクがあります。
がんに罹りやすくなる?
ステロイド剤は肝臓を傷めるとか。
一時の過ちが、一生の過ちになることも稀ではないようです。

3.薬物依存体質を生む

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禁止薬物における第三の問題点は、薬物依存体質を生む!
薬は一度手を出すと、止められません。
一般の人でもそうですね。
頭痛薬などに依存している人はいませんか。
使わないと安心できなくなります。
アスリートなら、記録を求められます。
その焦りから、どんどん薬を使うようになってしまいます。
とはいえ薬で作った記録に価値はあるのか?
スポーツの正当性を問われる事態にもなります。

不公平よりもっと事態は深刻です。

検査のやり方に問題はないのか

ドーピングはいけないことです。
とはいえ検査のやり方にも問題があるようです。
もちろん抜き打ちでやるから意味があるのでしょう。
しかし女性選手の宿舎へ、深夜に突然やってきて検査するとか?
防犯や人権上の問題はないのでしょうか。

また禁止薬物リストは、薬の商品名ではなく、物質名で公表されます。
いいわけにはなりませんが、薬に詳しくなければ、
自分が服用している薬なのかどうか?わからないケースも多いですね。
どっちがフェアなのか?

スポーツ選手は風邪もひけない

風邪薬にも禁止薬物が含まれるケースがあります。
そうなってくるとアスリートは風邪もひけません。
もちろん鍛えているから!
風邪をひくこともなさそうです。
とはいえプロ野球選手や相撲取りも?インフルエンザに罹ります。
不思議です。
身体を鍛えることと病気の予防とは違うことなのか?
青少年に対するスポーツ振興の目的は何か?
薬物の問題を考えると、健全な心と身体を鍛える?
言えそうもありません。

終わりのない戦いです

禁止薬物問題を突き詰めていくと?
サプリを含めてすべての人工物を禁止にすべきなのでしょう。

しかし今の科学技術を使えば、栄養を強化した野菜が作れます。
食べ物も規制されてしまうのでしょうか?
合法ハーブと同様に、終わりのない戦いが続きます。

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たくと
たくと
著者サイトたくとすく~る
生まれつき無関心な子供はいない! そう信じ、学習塾や講習会などで、 科学を楽しく解説しようと日々奮闘しています。 半世紀生きていますが、 気持ちは、今でも夢見る少年です。

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