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ミサイルかロケットか?そもそも人工衛星って何だ

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この記事の所要時間: 347

2016年2月7日、平穏なはずの日曜日です。
しかし衝撃的なニュースが流れました。
つまりお隣の国が、
事実上の長距離弾道ミサイルを発射したからです。
ちなみにミサイルだと発射で
人工衛星なら打ち上げなんですね。
そんな皮肉はさておき。
当国は人工衛星と主張してます。
ならば科学の発展に寄与するのではないでしょうか。
そもそも人工衛星ってなんでしょうか。
その辺を紐解いてみましょう。

人工衛星とは

宇宙の話をする際の基本です。
太陽のように自らが光を発している天体を恒星と呼びます。
恒星の周りを回る星、つまり地球などを惑星と呼びます。
その惑星の周りを回る星、つまり月などを衛星と呼びます。
月は自然にできたため自然衛星です。
一方で人工的な物体を地球の周りで回らせる!
これが人工衛星です。

昨今は様々な目的で人工衛星が活躍しています。
毎日お世話になるのが気象衛星です。
天気予報の精度が高まりました。
またスマホを使っている人は?
GPSを含めた通信衛星が不可欠ですね。
BSテレビを観るには放送衛星が必要です。
さらに軍事衛星もあります。
一説には人工衛星を攻撃する人工衛星があるとか?
物騒になってきます。

人工衛星を打ち上げた国は

最初に人工衛星を打ち上げた国は?
いわゆる旧ソ連です。
1957年のことです。
当時は東西冷戦期です。
アメリカも負けてなるものか!
翌年の1958年に打ち上げました。
次いで1965年にフランスが打ち上げます。
そして日本も1970年!大阪万博の年ですね。
ここにも変な競争がありそうですが?
中国も1970年に打ち上げています。
国連常任理事国としてのイギリスも黙ってはいません。
1971年に仲間入りです。
その後はインドが1980年、
イスラエルが1988年、
ウクライナが1992年、
イランが2009年、
北朝鮮が2012年、
自称を含めて打ち上げに成功しました。

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人工衛星を打ち上げるには

実際に人工衛星を打ち上げることが
どれだけ大変なことなのでしょうか。
まず地球は丸いですね。
その球体の周りを回り続ける工夫が必要です。
つまり周回するスピードが遅すぎると?
重力の関係で地球に落下してきます。
一方でスピードが速すぎると?
重力の力を超えて地球圏外に飛んでいきます。
その丁度良い具合が求められます。
それが宇宙速度と呼ばれるものです。
高校の物理で習います。
例えば地球の周りを回り続ける!
人工衛星の場合には
秒速7.91キロの速さが必要です。  これは第一宇宙速度と呼ばれます。
また惑星探査へ行くためには?
秒速11.2キロの速さが必要です。  これは第二宇宙速度と呼ばれます。
さらに太陽の重力圏を脱するためには?
秒速16.7キロの速さが必要です。  これは第三宇宙速度と呼ばれます。

ミサイルにするには

基本的にミサイルも宇宙ロケットも
打ち上げる原理は同じです。

ただし乗せる物が違います。
爆弾を積めばミサイルです。
一方で衛星を入れた!
だったらただのロケットでしょう。
とはいえミサイルとして使うには?
もうひとつ重要な技術が不可欠です。
つまり普通に考えたなら、
打ち上げれば重力があるから落ちてくる!
イメージしますね。
しかし一度大気圏を越えたら?
大気圏に再突入する必要があります。
その際はとんでもないスピードがありますね。
それが空気に触れると摩擦熱を生じます。
これが理由でアメリカのスペースシャトルが
大惨事を起こしています。
アメリカの科学技術を持ってしても大変なことです。
今回打ち上げられた物体に関しては?
まだ耐熱設備が完備されていないようです。
すなわち何らかの理由で落ちてきても?
地上に到達する前に燃え尽きてしまいます。

科学者を自認するなら

先に示したように、人工衛星を打ち上げた国は?
きな臭い噂が絶えない国々です。
指導者がちょっと考え方を変えたら?
どうなるかわかりません。
そういう意味では人工衛星を打ち上げる!
国際社会の同意が不可欠です。

そもそもロケットを打ち上げる技術がある!
裏事情はあるでしょうが、科学者を自認するなら
それ自体は賞賛すべきです。
ただし周りに悪影響を及ぼさないためにも
協力していくべきなのでしょうね。

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たくと
たくと
著者サイトたくとすく~る
生まれつき無関心な子供はいない! そう信じ、学習塾や講習会などで、 科学を楽しく解説しようと日々奮闘しています。 半世紀生きていますが、 気持ちは、今でも夢見る少年です。

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