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いまさら聞けない?進化に関する5つの誤解

この記事の所要時間: 354

ダーウィンもビックリ?
ガラパゴス諸島の生き物を見ると、
進化の精巧さに驚きます。
宗教を重んじている一部の人を除けば?
日本人の多くは、いわゆる進化論を信じているでしょう。
もちろん神様が進化の道筋を創った!
そういう解釈もあります。
事実は誰にもわかりません。
そういう意味でも進化は誤解されています。
雑学的ではありますが、進化とは何か?
科学的に誤解を解いていきましょう。

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誤解されている進化の話

進化論とは何か?
明確に説明できる人はいますか?
学者さんの中にも?
故意を含めて誤解している?
誤解したい人がいるようです。
ありがちな進化論の誤解を解いてみましょう。

1.人間はサルから進化した

よく言われるのが、人間はサルから進化した?
正しい表現ではありません。
それこそ誤解を生む言い方です。
神を信じる人たちから揶揄される問題です。
そもそもサルと言っても多くの種があります。
イメージしているのはチンパンジーでしょうか。
「猿の惑星」という映画も、誤解を生みやすいですね。
では実際にどうなのか?
共通種から生まれた2つの集団が、
生活方法を違えることによりチンパンジーとヒトに分かれた!

現状の科学では、これが適切な説明かもしれません。
もちろんヒトとは?
いわゆるホモ・サピエンスだけではありません。
絶滅してしまった現世人に近い種もいました。
化石が発掘されれば?
今後も新しい種が増えるでしょう。

2.退化であっても進化です

進化とは、漢字からみると進んでいる!
先進的になっていると思われがちです。
しかし進化とは、必ずしも良い意味だけではありません。
中には退化している?
そのように見える変化もあります。
例えば人間は体毛がなくなった?
服の発明とどちらが先なのか?
わかりませんが、体毛が残っていれば?
ファッションを気遣う必要がなかったかも。
体毛を失って結果的に私たちは得をしたのでしょうか?
いずれにしても、他種と見分ける違いがあれば、
それを進化と呼びます。

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3.生き残ったのが進化

進化したから生き残った?
逆ですね。
何らかの変化があったことにより生き残った!
その集団を、進化した種を呼びます。
教科書にもあるのが?
キリンの首です。
首が長くなるように進化した?
ではなく首の長い個体が生き残った!
それが新しい集団を作り、種となったのです。
どんな形であれ、子孫を残せたのが進化した種になります。
言い換えれば、如何に先進的な技を身に付けても?
子孫を残せなければ進化できないということです。
進化に意志や目的はありません。
すべては結果論です。

4.利他行動は本当に説明できるのか

ダーウィンも悩んだのが?
利他行動です。
例えばアリの世界が顕著です。
子供を産むのは女王アリのみです。
育てているのはハタラキアリです。
つまりハタラキアリは、
自分の子供ではなく、妹を育てています。

自分にとってメリットはあるのでしょうか?
とはいえ血の濃さとして計算上は説明されています。
すなわち我が子の場合、配偶者という別の血が入ります。
しかし姉妹なら両親は同じです。
姉妹の方が血が濃いという理屈です。

では人間が赤の他人を助ける!
それも説明できるのでしょうか。
ただし進化に人間を含めると?
面倒なことが多いので、止めてしまうケースが少なくありません。
これも誤解を生む要因です。

5.DNAを信じるべきなのか

これまで種の近縁性は?
見た目や行動で判断していました。

しかし昨今はDNAの解析技術が発達しています。
DNAの類似性から、驚きの成果を生み出しています。
例えばカバとクジラは親戚!
一方でチンパンジーとヒトのDNAは98%以上が同じ!
もちろん現状においてDNAの結果を信じるのが科学的な立場です。
それを否定するには?
別の方法や理論を生み出す必要があります。
とはいえ天才が現れるまでは?
当分はDNA至上主義が続くのでしょう。

進化は偶然の産物です

進化に関するもっともらしい書籍も多く売られています。
とはいえ理論はあくまでも人間が作ったものです。
そもそも進化は偶然の産物です。
何らかの意志が働いているわけではありません。

クレオパトラの鼻が低かったら?
そんな偶然で違った世の中になったかもしれません。
アインシュタインには申し訳ありませんが、
神様はサイコロを振って楽しんでいるようです。

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たくと
たくと
著者サイトたくとすく~る
生まれつき無関心な子供はいない! そう信じ、学習塾や講習会などで、 科学を楽しく解説しようと日々奮闘しています。 半世紀生きていますが、 気持ちは、今でも夢見る少年です。

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