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ペット不可賃貸の退去費用は

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今や自己所有の一戸建てにお住まいの方の8割以上が、犬や猫を飼っていらっしゃるという事で、分譲マンションでも、ペットが許可されている場合には、多くのご家庭が飼育しておられます。
と言うより、特に分譲マンションの場合は、ペットが飼えるからそこを選ぶというのが一般的で、ほぼ100パーセントの方が、現時点で飼っているか、過去に飼っていたか、近い将来飼う予定があるかであると言っても過言ではないでしょう。

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そうなると、もはや日本のペット市場は、完全に飽和状態であって、新たに飼う人の数は、大幅に減少するものと考えられます。
しかし、その現象は、それほど顕著には見られず、相も変わらず、新しい家族を迎えるお宅は少なくないのです。
また、たまたま出会った野良犬や野良猫が、余りにも可愛かったり、怪我をしていたりして、思わず連れ帰り、しばし面倒見たが最後、結局そのまま飼う事になってしまうケースも後を絶たず、そうしたペットの大半は、ペット不可の物件を安住の地としてしまっているのが現状でしょう。

しかも、持ち家ではなく、賃貸なら、なおさら厄介な話になり、当然ですが、見つかれば強制退去という事になります。
その事自体については、契約時に、そういう制約のもとに入居している訳ですから致し方ありません。
むしろ、見つかる前に、自主的に速やかにペット可物件に引っ越すのがベストなのですが、それが出来なかった以上、指摘されれば、早急に転居する他ないだろうと思われます。
この時点では、何ら入居者側にはトラブルが発生したとは言えず、むしろ、家主側の災難であると言っても過言ではないでしょうね。

ところがところが、ペットを飼っていた事を理由に、退去時に高額の賠償金や修繕費用を請求されるというケースが急増しています。
そうなると、これは明らかに、店子に対するトラブル発生で、自分に後ろめたさがあるが故にしかたがないというのもあるのでしょう。
言われるがママに100万円ものお金を支払い、転居されて行く方も少なくないと言います。

けれど、入居時の契約書をよ~く読んで見て下さい。
まず、ペットを飼った場合には、退去してもらうという規定は多くの物件が定めているものの、賠償金を要求するとかしないとかという事は、一切明記していないところもわんさかあるではありませんか!?
つまり、契約書に、はっきりと賠償金の支払い義務が生じる可能性のある事が書かれていない限り、支払う必要がないものであって、これは逆に、大家の不当請求になりますから、もし、自分で話がまとめられないのであれば、専門家に相談される事が大切です。

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ではでは、補修費の方はどうでしょうか?
実際、犬や猫を飼っていれば、噛んだり爪を説いたりという事で、床や壁・ドアなどに損傷を与えている事は、大いに考えられます。
また、臭いや雑菌も付着してしまっていますから、それなりの消毒や消臭を施さなければ次の人には貸せず、その費用が嵩む事も間違いありません。

さらに、多くの契約書には、入居者の過失による損傷は、賠償しなければならない旨の制約があり、例えペットでも、そこの住人の1人と言うか、1匹である以上、傷や臭いを付ければ、リフォーム代を負担するのは絶対条件です。
とは言え、当たり前ですが、犬や猫に、その支払い能力がありませんから、子供の責任を親が取るのと同様、飼い主が持つ事になります。
この部分も、やはり素直に認める方が賢明で、下手にごねてもどうしようもありません。

ただし、基本的に、3年以上住んでいれば、壁紙や畳などの内装価値は大幅に下がり、ペットを飼っていてもいなくても、破損や汚れ、そして、老朽化は否めませんから、新しい入居者を迎えるに当たっては、張り替えたり、入れ替えるのが一般的です。
従って、そのために最初に保証金を納めているのであれば、あえて追加で支払う必要はない事になります。
実際、賃貸物件の通常使用による自然劣化や自然消耗は、家主の負担とするというのが半ば常識のような原則になっていますので、その点は、遠慮なく主張しても構わないでしょう。

ならば、壁や柱、あるいはドアなどを傷つけたり、破損したりした場合はどうかと言うと、これは、明らかに過失による損傷という事で、補修費用や交換費用を持たなければなりませんし、恐らく、消臭や殺菌等に掛かる経費も同様だと推測されます。
ただし、あくまでも実費を負担すればいいだけで、それ以上払う必要はありませんので、家主の言い値で出すのではなく、きちんと業者に見積もりを提示してもらい、その分だけを支払えばOK!
仮に、事前に補償金を預けてあるとすれば、それを差し引いた差額だけを納めればいい事になり、この手法は、裁判所当でも認められるのです。

ですので、万一、家主や管理会社が正当なる交渉に応じようとしない場合は、裁判所に訴え、そこで妥当な金額を弾き出してもらわれるといいでしょう。
また、もし、補償金の範囲で十分収まる程度なら、残金の返金を期待せず、速やかに引き上げるのが、円満退去の秘訣です。

尚、近頃増えつつあるペット可物件でも、先の通り、飼っている犬や猫が大きな物損を与えていれば、それを賠償する責任はありますし、当然のように請求されます。
単に、ペットを飼っている事を理由に強制退去にならないというだけの話ですので、少しでも転居時の費用を抑えたければ、カーペットや養生シートなどを上手に使い、入居時からしっかりと対策を練られる事をお勧めします。

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