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検定中の教科書を他人に見せたい3つの理由

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この記事の所要時間: 343

著名な出版社が、検定中の教科書を現役の校長先生などに閲覧させた!
さらに謝礼を払っていた?
新聞紙上などを賑わせています。
もちろん公平性を考えれば?
検定中の教科書を第三者に見せてはいけない!
理屈ではわかります。
とはいえ今回の事件では?
謝礼などを支払っていたことが大きな問題と言えそうです。
教科書の採択に絡む賄賂です。
そこまでしてなぜ出版社は見せたかったのか?
公平性を超えた大切な理由があるようです。

教科書検定とは

学校教育法第34条では
「小学校においては、文部科学大臣の検定を経た教科用図書又は文部科学省が著作の名義を有する教科用図書を使用しなければならない。」と定めています。
中学校および高等学校においても同条を準用すべしとされています。
そのため学校で使う教科書は?
事前に文部科学省の検定を受けることになっています。
しかし検定に際して何らかの作為があると困ります。
故に検定中は、どの出版社のものか?
わからないようになっています。
公平性という意味では理に適った方法ですね。

教科書を見せたい3つの理由

世の中には、理屈では済まないこともあります。
今回の事件?
該当するでしょう。
ではなぜ出版社は検定中の教科書を第三者に見せてしまったのでしょうか。
それが長く続いていた慣例だった?
大きく3つの理由が考えられそうです。

1.現場の声を聞きたい

現場の声を聞きたい!
これは商売であれば当たり前のことです。
市場調査をするのは、いけないことなのでしょうか。
教科書だからけしからん!
その根拠は如何に?
これまで使われてきた教科書のどこかに問題点はないか?
それを探る方が、まっとうな仕事だと思いませんか。
もちろんやり方があるのでしょう。
陰でコソコソせず、堂々とやればよかったのかもしれません。
なお教科書を読んでみてください。
おかしな表現も少なくありません。
日本語としてどうか?
だから子供達が理解できないのか!
納得できますよ。

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2.第三者によるチェックも必要です

出版物に限りませんが、物を作る側は?
これは素晴らしい!
思い込みがちです。
とはいえ第三者からみれば?
的を外しているね。
そんな商品も少なくありません。
特に教科書であれば?
第三者のチェックが入りにくい状態です。
教科書に文句は言えないからです。
もちろん国の検定があります。
しかし国の検定こそ客観的と言えるのでしょうか?
歴史教科書で顕著なように定説とは何か?
「いい箱作ろう鎌倉幕府」
学者の間でも分かれています。

3.もちろん採用されて何ぼの世界

もちろん教科書も売り物です。
採用されて何ぼの世界です。
謝礼を渡して「お願いします」
倫理観は問われるかもしれません。
それでも営業ならば接待はありますね。
しかし今回見せた先生方にどれだけ教科書採択における権限があったのか?
校長先生の一声で決まるのでしょうか。
教育委員会は何をしているのか。
そちらの方が問題ですよね。
どこまで組織的に行われていたのか?
解明が待たれます。
とはいえ少子化の時代です。
出版社としては死活問題です。

逆に何故いけないことなのか

金銭授受は問題でしょう。
これは校長先生側に地方公務員法という縛りがあるからです。
とはいえ検定中の教科書をチェックしてもらうのは?
何故いけないことなのでしょうか。
もちろん偏った思想の先生がいるのかもしれません。
それでも公平性云々を強調するならば?
国が教科書を作ればよいのです。
資本主義社会とはいえ?
民間に任せて責任を取らせるのは卑怯です。
ちなみに一部の進学校は?
義務教育期間中であっても文部科学省検定済みの教科書を使っていません。
塾や教育出版社と一緒に別途テキストや問題集を作っています。
それこそ公平性の問題はないのでしょうか。
学力格差の元凶です。

国民が考えるべき

教員や警官が事件を起こす事例が少なくありません。
教育機関だからけしからん!
もっともな話です。
しかしそれも現実です。
今回のニュースをきっかけとして、国民としてどんな教科書が望ましいのか?
考えるべきなのかもしれません。
子供達の教科書を一読してみることをお奨めします。

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