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脊髄損傷でも治る時代が来る?期待したい3つの研究

この記事の所要時間: 347

交通事故などで脊髄を損傷したら、
これまでは回復することができませんでした。
しかし近い将来、治る時代が来るかもしれません。
少しずつですが、研究が進んでいます。
今苦しんでいる患者さんにも朗報が届きそうです。

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脊髄損傷は不治の病だった

これまでの医学では、神経は再生しない!
他の細胞であれば、損傷しても修復されます。
わかりやすいのは、骨折しても時間が経てばくっつきます。
切り傷でも、血が固まります。
人間には本来、自己修復能力が備わっています。
しかし神経だけは、その能力が見つかっていませんでした。
つまり脊髄損傷は、不治の病だったのです。
トカゲのようにまた尻尾が生えてくる!羨ましいですね。
人間は高等すぎるが故に、大切な能力を失ったみたいです。

脊髄が回復する?期待したい研究とは

これからの医学では、脊髄損傷しても諦める必要はありません。
神経が再生する?また歩くことができる!
そんな夢のある研究について紹介してみましょう。

1 iPS細胞を利用する

最も期待したい、期待できそうなのが、iPS細胞の利用です。
実際に進んでいる研究として、
慶応大学の岡野教授は2017年の夏を目処に、
患者さんの細胞から作った神経幹細胞を移植し、
神経の再生を促すことを目的とした臨床試験をする予定です。

iPS細胞はがん化しないのか?未だ明確な答えは出ていません。
しかしそれを上回る成果が出るならば、
試してみたい人は多いでしょう。
ノーベル賞は、皆からの期待が後押しした結果だからです。

2 医療ロボットに支援してもらう

ロボットベンチャーのサイバーダインは、
人間の動きを支援する医療ロボットHALを開発しています。
つまり人間が何かをする際、脳から指令を出しますが、
それをセンサーが受診し、モーター付きの機械が
身体の当該部分を動かす仕組みです。

脊髄損傷とは、脳と身体の各部位をつなぐ神経が寸断された状態です。
その絆を、ロボットが仲介する!
HALは2015年11月に医療用機器の承認を得ています。
SFアニメのようなことが、現実化する可能性は大です。

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3 人工知能が解読する

アメリカでの話ですが、人間の患者さんで成功したようです。
2016年4月13日イギリスの科学雑誌ネイチャーで発表されました。
人工知能が脳から出る電気信号を読み取り解読するようです。
こちらはロボットではなく、脳に1.5ミリ程度の電極を埋め込みます。
それが信号を捕らえて、外部のコンピュータへ送ります。
人工知能が情報を解読して、身体に取り付けた電極へ伝えます。

そもそも正常な身体でも電気信号が使われています。
身体の中で完結するか、どこかを経由するかの違いです。
もちろん未だ研究段階ですが、希望が持てそうです。

マウスの実験では成功しますが

新聞報道でもありますが、マウスの試験で成功する例は多いです。
がんの治療薬でもそうですが、そこからが進みません。
次にサルの実験をしますが、人間までは至らないようです。
もちろん安全を重視すべきなので、いきなり人間での試験は難しいでしょう。
ならば中途半端な報道は、慎むべきかもしれません。
あくまでも研究者同士の連絡に止めるべきなのでしょう。
患者さんに変な期待感を持たせると、ショックが倍化されます。

リハビリでの回復は可能なのか

脳卒中後に麻痺となった患者さんにリハビリが行われます。
脊髄損傷の場合、リハビリでの回復は可能なのでしょうか。
医療現場では、残された能力を如何にして伸ばすか?
そこに主眼を置き、リハビリ計画を企てるようです。
そんな中、いくつかのメディアを賑わせているのは、
脊髄損傷者の再歩行を目指すトレーニングジム?
J-Workout株式会社です

クライアント(患者?)の状況に合わせ
オリジナルのトレーニングメニューを作ります。
「回復に限界はない」これを信じることが大切ですね。

諦めないことです

脊髄損傷になると、これまでは諦めてしまいました。
現状の医学では治せなかったからです。
しかし医療技術は常に進歩しています。
人間には、未だ発見されていないパワーもあります。
諦めずに頑張って生きていれば、
新しい治療法が、必ず見つかるはずです。
病気が治った患者さんとは、治療を諦めなかった人です。

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たくと
たくと
生まれつき無関心な子供はいない! そう信じ、学習塾や講習会などで、 科学を楽しく解説しようと日々奮闘しています。 半世紀生きていますが、 気持ちは、今でも夢見る少年です。

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