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トヨタの今後の展望を3つの話題から検証してみる

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この記事の所要時間: 313

1月27日、日経新聞の報道でトヨタがダイハツを子会社化するとか、スズキと業務提携するのではと話題になりました。これに関してはすべての会社が否定し、日経新聞お得意の「推測記事」とも言われていますが、一方でトヨタに関しては様々な報道が飛び交っているのも事実です。
その背景にあるのはトヨタが絶好調だからこそと言えるでしょう。かつて国内自動車産業は「トヨタ、ホンダ、日産」の御三家とも言われていましたが、今の時代はもはやトヨタの「一強」と言っても良い状況となっています。
それほどまでに圧倒的な状況となっているのですが、それでもトヨタは現状に甘んじる事なく、様々な事業を展開しています。そして、それらから今後のトヨタのビジョンも見えてくるのではないでしょうか。

ダイハツ子会社化

日経新聞で報道され、両社共に否定していましたが可能性はゼロではありません。そもそも現段階でもダイハツは事実上トヨタの子会社と言っても過言ではない状況となっています。
国内市場を考えた時、軽自動車というよりも「小型自動車の製造技術」を持っているダイハツはトヨタにとっても貴重です。軽自動車は排気量やサイズ等、規格が定められています。
そのため、限られた規格の中での工夫が求められてきました。普通乗用車であれば、それこそ「大きくなっちゃった」で済まされますが軽自動車は「軽自動車」として発売するためには規格内に納めなければならないのです。
工夫を凝らし、技術力を高めてきた結果、今のダイハツや軽自動車の発展があるのですが、当然それらの技術は軽自動車だけではなく、小型車にも転用出来ます。
トヨタとしては国内市場はダイハツの技術とハイブリッド。資源は出来る限り輸出に回したいとの意思表示なのかもしれません。

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スズキとの提携報道

トヨタはマツダとも提携報道も出ていますが、スズキとも提携報道が出ています。かなりの勢いでスズキ側が否定しましたが、このような報道がなされる背景にはトヨタとしては日産、ホンダ以外の日本自動車メーカーは結託し、海外で勝負すべきとの思いがあるのかもしれません。
日本の自動車市場は言うまでもなく縮小傾向にあります。売れていないだけではなく、自動車へのニーズも「お金をかけたくない」なものに変かしつつあり、自動車にお金を出す人が減ってきているのです。
ドライな考え方をすると日本の自動車市場は旨味がなくなってきているのです。トヨタとしては日本企業ですから日本を捨てる訳にはいきませんが、本音を言えば旨味の無い日本で販売するよりも、輸出にもっともっと力を入れたいと思っているのかもしれません。
何せトヨタは2015年は日本国内での販売登録台数は138万台。世界で1,000万台近く販売している事を考えると、もはや日本市場に力を入れていないという事実も浮き彫りになってきているのです。

C-HRに入るSUV市場への参入

トヨタは経営体質としては保守、あるいは堅実といった言葉が似合います。売れるか売れないか分からないようなものではなく、徹底したリサーチによって売れると踏んだものを発売するのがトヨタです。これが言うなれば「勝者のマインド」となるのですが、そのためか、冒険心が低いとの批判があるのも事実です。
確かに、トヨタの車は完成度が高く、さらにはニーズにも合致しているのですが、言い換えれば「し過ぎている」ため、面白味がないとも言えます。
そのため、世界的な流行となっているSUVに関してもハリヤーやRUV4といった、流行前からのモデルで戦っているのが現状です。確かにそれらは人気ではあるのですが、一方では商品力の古さも指摘されています。
そこで待望のC-HRです。プリウスと同じハイブリッドシステムのSUV。大ヒット間違いなしとも言われていますが、トヨタとしても面白味のある車をとの思いはあるのです。

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二宮祐介
二宮祐介
30代のとりあえずいろいろな物に興味を持っているライターです。 最近は真田丸が熱いです。

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