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小学生の時にグラフの正しい描き方を覚えよう

この記事の所要時間: 338

小学生になると、グラフを見たり描いたりすることが増えます。
とはいえ学校では、基本的なことを教えていないようです。
だからですか?経済紙でも、おかしなグラフが散見されます。
グラフには、意味があります。
子供の時に、正しい描き方を覚えておきましょう。

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経済紙よお前もか

間違ったことでも、それが大衆によって認識されると
正しいことになりますね。
言葉の意味が、その実例です。
間違った使い方でも、それを皆が正しいと思えば、
言葉は変わっていきます。
それを時代の流れと言うのでしょう。
グラフも、そんなことが起きるのでしょうか。
グラフがお家芸であるはずの経済紙なのに?
変なグラフが多いような気がします。
新入社員が作っているのか?
とはいえそのまま発刊されるということは、
誰もがそれで正しいと思っているのでしょう。
もちろん確信犯のこともありますけどね。

正しいグラフの基本形とは

子供の時から描き方を身につけておきましょう。
つまり正しいグラフの基本形を覚えましょう。

1.ゼロスタートが原則です

グラフには横軸と縦軸がありますが、
いずれも0からスタートすべきです。
もちろん年や月など、0がない場合もあるでしょう。
その際には、数字が一番小さいものからスタートです。
ありがちなのは、縦軸を誤魔化す方法です。
いきなり100からとか始まっているタイプです。
これは小さな変化を大きく見せる手法です。
それでもゼロスタートが原則です。
途中に~を入れて、省略していることを示すべきです。
細かいことですが、それをやるのが基本です。

2.横軸の変化によって縦軸が決まる

中学の数学で一次関数を学ぶと納得できるでしょうが、
グラフは、横軸の変化によって縦軸が決まる!
そういう描き方が基本です。

つまりY=AX+Bという式があり、
横軸のXは、説明変数または独立変数と呼ばれ、
縦軸のYは、目的変数または従属変数と呼ばれます。
式からわかるように、Xが決まるとYが決まる!
そういう形であるべきです。
具体的には、
気温Xによってビール消費量Yは変化しますが、
ビール消費量Xによって気温Yは変化しないですね。

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3.右から左への変化には違和感あり

横軸を表す場合、左から右へ流れていくのが自然です。
しかしある自動車保険会社のグラフは、
左から15,000km、10,000km、5,000kmと表示されています。

演出的には、右下がり!値段が安くなっていく印象です。
とはいえグラフとしては、どうでしょうか。
著名な企業がそういう方法を使うと、
それで良いんだ!
間違ってグラフを作る人が増えそうで心配です。
テレビCMを観ている側は、違和感を覚えるし、
企業への信頼性も揺らぐと思いますけどね。

4.折れ線は変化を示す時のみに使う

折れ線グラフは、連続した変化を示す時に使います。
しかし複数回答のアンケート結果を示すのに、
折れ線グラフを描いていたケースがありました。

グラフの内容は理解できますが、滑稽ですね。
折れ線の意味を理解していないのでしょうね。
経済紙がこれをやっては、
それも学生向けの記事でやったらアウトですよね。
しかしそのおかしさに気づく学生は、どれだけいるか?
こちらの方が、将来的には心配です。

5.複数軸は見づらい

スペースの問題もあるでしょうが、
ひとつのグラフに詰め込みすぎてはいけません。
中には縦軸3つを組み合わせるパターンもあります。
複数軸は、似た変化を並べる意味では効果的です。
しかし単位がバラバラになったり、
縦軸のスタート地点がずれていることもあります。
そもそも変化はこじつけのこともあります。
なるべくわかりやすい、見やすいグラフを心掛けましょう。

シンプルイズベストです

グラフは、ひと目でわかるものを作りましょう。
シンプルイズベストです。
その基本ができてこそ、
複雑なグラフでも、わかりやすく描けるのです。
もちろんわざと見やすく?
変化を大袈裟にしたいこともあるでしょう。
とはいえそれは、一種の不正でもあります。
そういう小さなことを許すと、
まあいっか?
大きな不正につながっていきますよ。

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たくと
たくと
著者サイトたくとすく~る
生まれつき無関心な子供はいない! そう信じ、学習塾や講習会などで、 科学を楽しく解説しようと日々奮闘しています。 半世紀生きていますが、 気持ちは、今でも夢見る少年です。

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