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競馬ファンは知るべし!装蹄師という仕事があることを

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この記事の所要時間: 340

競馬ファンにはうれしい季節ですね。
新緑がまぶしい芝生の上をサラブレッドが駆け回る!
経済効果も計り知れません。
とはいえそれを裏で支えている人たちがいます。
装蹄師(そうていし)と呼ばれる仕事をご存知ですか。

馬の蹄を見たことがありますか

実際に見たことのある人は少ないかもしれませんが、
馬の蹄(ひづめ)の裏、地面に当たる部分には、
蹄鉄(ていてつ)と呼ばれるものが付けられています。
つまり蹄を守るための器具、靴のようなものです。
これがないと、爪が割れたり、変に伸びたりします。
すると万全のレースは行えません。
歩くだけでも大変なことになります。
すなわち馬の健康を考えるには、不可欠の器具です。
それを装着、メンテナンスする仕事が、装蹄師です。

装蹄師とは

かつて装蹄師は、国家資格でしたが、現在では、
公益社団法人日本装蹄師協会による講習を受けないと、
事実上資格試験を受けることができません。

ある意味では独占資格であり、結果的に国家資格のようなものです。
正式には認定装蹄師と呼ばれますが、3つのグレードがあります。
つまり2級、1級、そして指導級です。
まずは2級を取得し、経験に応じて順次グレードアップしていきます。
栃木県にある訓練施設において、全寮制で1年間学びます。
年間に16人しか合格、訓練を受けることができません。
ある意味では、弁護士や医者以上に難関資格かもしれません。
お金も結構かかります。
受講料や寮費などを含めて、トータル200万円以上です。
本気で考えて一生続ける!決意がないとできない仕事ですね。

どこで働けるのか

そもそも装蹄師はどこで働いているのでしょうか。
わかりやすいのは競馬場厩舎のあるところです。
地方にも競馬場はありますから、それなりに仕事はあります。
もちろん乗馬クラブなどでも不可欠です。
勤務形態としては、日本中央競馬会(JRA)や乗馬クラブ、
牧場などの社員になっている事例があります。
一方で独立し、馬主などと直接契約をしている人もいます。
技術がよければ、それだけで信頼を得られます。
馬一頭ごと、極端には足ごとに異なる蹄鉄が必要です。
その場で見て、作り変える応用力や技が求められます。

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危険な仕事でもあります

馬相手の仕事なので、危険が伴います。
もちろん下手をすれば蹴られて大けがをします。
生傷は絶えないようです。
とはいえ女性でも活躍している人がいます。
力仕事ではありますが、力だけではできません。
経験から得られるコツが必要です。
馬とのコミュニケーションが上手くできれば、
余分な力を入れることもありません。
そういう愛情、探求心が求められる仕事です。

毎日が修行です

資格を取ったとしても直ぐに働けるわけではありません。
いきなりやって、馬に傷をつけたら大変です。
一人前になるまでは、親方に従って修行します。
10年くらいはかかるでしょうか。
とはいえ一人前になっても、毎日が修行です。
言い換えるなら、修行を怠れば失敗してしまうでしょう。
蹄鉄のせいでレースに負けた!
そんな噂が立てば、商売になりません。
馬主や騎手から信頼を得る努力も不可欠です。

頑張れば儲かります

装蹄師は儲かる仕事なのでしょうか?
それも重要なインセンティブです。
例えば正社員として契約すれば、初任給は13万円?
しかし仕事は安定してあります。
一方独立している人の話では、
1頭当たり1~2万円になるそうです。
1日に5頭平均、多い時は10頭を相手にすることもあります。
頑張るほど、信頼されるほど、任される頭数は増えます。
年収1千万円も夢ではないようです。
騎手や馬主ほど有名にはなれないかもしれませんが、
競馬や乗馬を陰で支えている!
一番感謝されている仕事かもしれません。

なくならない仕事です

装蹄師の仕事は、馬がいる限り決してなくなりません。
年間に増えてくるライバルも数が限られています。
年数を経て経験を積むほど、収入は増えるでしょう。
何よりもプライド、誇りの持てる仕事です。
一生を賭けるに値するはずです。
競馬の陰には装蹄師がいる!レースを見る目が変わる?
まずは蹄の状態をチェックすることから始めましょうか。

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たくと
たくと
著者サイトたくとすく~る
生まれつき無関心な子供はいない! そう信じ、学習塾や講習会などで、 科学を楽しく解説しようと日々奮闘しています。 半世紀生きていますが、 気持ちは、今でも夢見る少年です。

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