menu

328 views

受動喫煙で年間1.5万人が死亡している?データを読み解く

スポンサーリンク
この記事の所要時間: 337

2016年5月30日、厚生労働省の研究班が発表しました。
年間15,000人が受動喫煙を原因として死亡している!
この数は、交通事故で亡くなる人の約4倍です。
喫煙者は、この事実をどう受け止めるのでしょうか。
もちろん吸わない人は、本当に被害者なのか。
ちょっと考えてみたいデータです。

受動喫煙とは

喫煙者が肺がんになる!それは因果応報です。
とはいえ吸っていないのに肺がんになる?
つまり他人が吐き出したタバコの煙を吸い込むことにより、
自分もタバコを吸ったのと同じ状況になることです。

ありがちなのは、タバコを吸う旦那を持つ奥さんです。
かつてはスナックのママさんも、
お客さんのタバコが影響して肺がんになった!
そこで2002年、主に受動喫煙対策として、
健康増進法が制定されました。

これを契機に飲食店で喫煙席が整備されるようになりました。

受動喫煙で15000人が死亡する

厚生労働省の研究班による報告は、
受動喫煙が原因と考えられる死亡者が年間15,000人に上る!
その内訳は、肺がん2,480人虚血性心疾患4,460人
脳卒中8,010人、そして乳幼児突然死症候群70人です。
なお2010年における発表では、同6,800人としていました。
とはいえその後、脳卒中との因果関係が確認された?
そのため脳卒中による死亡者数が上積みされました。
この数値をどのように読み解くかですね。
タバコ=呼吸器病、と考えれば、大げさすぎる数値です。
とはいえタバコは万病の源!ならば少なすぎる?
受け止める立場によって、どうとでも解釈できそうです。

スポンサーリンク

JTがコメントを発表

厚生労働省の発表を受けて、
2016年5月31日、タバコを販売しているJTはコメントを出しました。
もちろん同社としても、真っ向から反論することはできないでしょう。
一方で、かつての専売公社を引き継いだ関係上、
タバコの販売を止める?これもできないことです。
苦肉の策としてのコメントです。
「前回2010年公表の推定値6,800人から倍増していますが、これは、
脳卒中や乳幼児突然死症候群を受動喫煙に関連する疾病として
追加したことによるものです」
直接的な死亡だけではなく、関連死を含めている!
もちろん喫煙と病気との関係は、十分に解明されていません。
あくまでもすべて状況証拠のみです。
ただし世の中は、タバコ=悪!そういう風潮です。
JTとしては嵐が過ぎるのを待つしかないのでしょうね。

被害者にとっては不本意な死

受動喫煙で問題となることは、
被害者?にとって不本意な病、死亡であることです。
まさしく交通事故に巻き込まれたのと同じ意味合いです。
もちろん飲食店では喫煙席を選ぶ!
乗り物はすべて禁煙状態です。
愛煙家にとって住みづらい世の中になっています。
それでも受動喫煙を防げないのでしょうか。
やはり歩きながらタバコを吸う人は多いですね。
特に仕事帰りの人たちでしょうか?
たぶん家では吸えないのでしょうね。
住宅街を、吸いながらゆっくり歩く姿が散見されます。
それを後ろから知らずに近づく非喫煙者!
煙でむせることもしばしばです。

どれくらいの受動期間が必要か

交通事故は一瞬ですが、受動喫煙はどうか、
どれくらいの期間さらされると危険なのでしょうか。
タバコ病とも言われる慢性閉塞性肺疾患COPDは、
喫煙本数と期間によってリスクが変わります。

とはいえ1日20本を20年吸い続けた40歳代で発症しやすい?
旦那がヘビースモーカーの奥さんならば可能性ありです。
しかし分煙が進んだ現在、そこまでのリスクはあるでしょうか。
注意を喚起することは重要ですが、
変に考えすぎると、そのストレスで体調が悪化しそうです。

データをどう読み解くか

ネットが普及することにより情報が多くなります。
IT機器が進歩したので、ビッグデータの解析も簡単です。
とはいえ分析手法、因果関係を確認すべきでしょう。
統計数値は、使う人次第で、どうとでも説明できます。
年間1.5万人が死ぬ!衝撃的な数値ですが、
心臓病や脳卒中は皆タバコが絡むのか?
冷静に捉えた方が、精神的に落ち着けるかもしれません。

スポンサーリンク
The following two tabs change content below.
たくと
たくと
著者サイトたくとすく~る
生まれつき無関心な子供はいない! そう信じ、学習塾や講習会などで、 科学を楽しく解説しようと日々奮闘しています。 半世紀生きていますが、 気持ちは、今でも夢見る少年です。

金星探査機「あかつき」が教えてくれる金星の今

学習塾でもアクティブ・ラーニングをすべきなのか

関連記事

  1. めまいが起きても慌てずに!まずは原因を知りましょう

    熱中症でも気を付けたい症状は、めまいです。もちろんそれ以外でも、めまいに襲われることがあります。…

  2. 治る認知症がある?慢性硬膜下血腫に注意しましょう

    最近頭を打ちませんでしたか?物忘れするのは、それが原因かもしれません。特に高齢者の人たちは注…

  3. 意外と簡単!体脂肪計の選び方

    今日は、体脂肪の測定法あれこれと体脂肪計の原理、体重との危険な関係を持つ体脂肪率って?に続く、体脂肪…

  4. 下痢の原因まとめ

    原因とは下痢には、状況によって、いくつかの原因が挙げられるようです。まず、下痢になる1つ目の…

  5. 【嫌いな人と上手く接する方法】憂鬱な日々から脱出する3つの手順

    【嫌いな人と上手く接する方法】憂鬱な日々から脱出する3つの手順

    あなたには嫌いな人はいますか?『はい。』と答える人の方が、断然多いでしょう。と言いますか、嫌…

  6. 1個150円の庶民の味がG7のトップたちを唸らせた!

    5月26日・27日に三重県で開催された伊勢志摩サミット! 当然ですが、G7の首脳たちによる難しい話し…

  7. 虚血性大腸炎を予防する5つの方法

    血液が流れなくなること?これが虚血です。良く聞く病名は虚血性心疾患です。とはいえ…

  8. ヒアルロン酸の種類まとめ

    加水分解ヒアルロン酸ヒアルロン酸は、水によく溶けて粘性も高く、それだけで保水力の高い物質ですが、…

最近の記事

  1. 3歳児で言葉の発達が遅い?改善するための方法とは?
  2. 3歳4歳児子どもの「水が怖い」気持ちを克服する方法

amazon

PAGE TOP