menu

137 views

現状においてがんマーカーはどこまで信用できるのか

この記事の所要時間: 323

著名人が亡くなったり入院したりすると、
その病気が注目されます。
一時的に検査を受ける人は増えますが、
それはどれほど効果があるのでしょうか。
たとえば血液検査によるがんマーカーです。
腫瘍マーカーバイオマーカーとも称されますが、
医療界では、賛否両論があるようです。

スポンサーリンク

定期健康診断ではわかりません

労働者であれば、年1回以上の定期健康診断が義務付けられています。
とはいえ会社に義務があるだけで、社員に受ける義務はありません。
忙しいからといって避けていませんか?
もちろん専業主婦や高齢者であっても、
加入している健康保険組合から健診のお知らせがくるはずです。
積極的に受けたいですね。
ただし通常の定期健康診断では、がんはわかりません。
そもそもがんの検査をしていません。
がんは国民病?2人に1人は罹る!
さんざん煽っておきながら、検査はオプションでやれ!
検査関連会社が儲かる仕組み?ちょっとおかしくないですか。

がんマーカーとは

有料の人間ドックやオプション検査、そしてがん検診では、
血液を使ったがん検査、いわゆるがんマーカーが用いられます。
代表的なものは、前立腺がんのマーカーであるPSAです。
天皇陛下が罹られたことでも有名となりました。
ただしがん以外でも数値が上がる可能性は否定できません。
また幅広いがんを感知できるCEAは、
範囲が広いが故に、がん部位を特定できない弱点もあります。
さらに乳がんのマーカーであるCA15-3は、
加齢によっても高値になることがある?
血液検査でわかるだけでもありががく感謝すべきなのでしょうが、
それで本当にがんに罹ったといえるのか、難しいようです。

スポンサーリンク

信頼度はどのくらい

がんマーカーの信頼度を図る指標として、
偽陽性偽陰性があります。
偽陽性とは、病気ではないけど病気と判断してしまうことです。
偽陰性とは、病気なのに病気を見落としてしまうことです。
どちらのリスクを重視すべきなのか?
国民全体に検査してもらう一次スクリーニングとしては、
偽陰性を減らすべきですね。

可能性がある人を拾って、精密検査をしてもらう!
違っていたら、良かったね!笑い話になるでしょう。
しかし逆は?気づいたら手遅れです。医療ミス?
なお疑陽性という用語もあります。こちらは、
病気かもしれないけど、現状でははっきりと判断ができない!
病気の「疑いがある」という段階です。
この場合も、精密検査を受けてもらいます。

がんの検査は大変です

経験者は語ります。
マンモグラフィーは痛い
内視鏡は苦しい!
バリウムを飲むのも嫌ですね。
がん検診を受けない理由は、検査が大変だからです。
もちろん命には代えられないはずです。
早期発見ができれば、がんは治る病気です。
とはいえそこまでしてがんを見つけてどうなるか?
抗がん剤や放射線療法も辛いです。
だったら気づいた時には手遅れ!
血液検査も痛いし気分が悪くなりますが、
それでも血液でわかるなら試してみるべきでしょうね。

将来的には尿でわかる

検査の負担が軽減できれば、検査を受ける人も増える?
血液を調べるだけでどの臓器にがんがあるかわかる!
画期的な技術が多々登場しています。
将来的には尿でわかる?
妊娠検査キットのように、自宅で試せる時代が来るようです。

とはいえ自宅で、がんだとわかって?が~ん!
精神的に大丈夫なのでしょうか。
簡単であればあるほど、逆に心配事も増えそうです。

どこまで信じるか

がんマーカーはどこまで信用できるのか?
というか、どこまで個々人が信じるかでしょう。
科学技術は進展しても、100%はありえません。
寿命がわかってどうするのか?
一方で末期がんを宣告されて30年生きている?
人体は、小さな宇宙とも称されるように謎だらけです。
がんマーカーに一喜一憂するよりも、
毎日笑顔で暮らす方が、確実なのかもしれません。

スポンサーリンク
The following two tabs change content below.
たくと
たくと
著者サイトたくとすく~る
生まれつき無関心な子供はいない! そう信じ、学習塾や講習会などで、 科学を楽しく解説しようと日々奮闘しています。 半世紀生きていますが、 気持ちは、今でも夢見る少年です。

学校の部活に休養日を!それはだれのためですか

あなたは大丈夫?歯肉炎で家が買えないかも知れない!!団体信用生命保険のお話

関連記事

  1. 医薬品の7割に記載ミスがあった!どちらを信用しますか

    医薬品の7割に記載ミスがあった!新聞では小さな記事にしかなっていません。テレビで取り上げた局…

  2. 東大理3で面接をする?本当に求められる医者が選ばれるのか

    東京大学理科3類、いわゆる医学部ですが、その選抜に際して面接を導入する旨が伝えられていました。…

  3. 現在正常圧水頭症が難病指定

    大人でも水頭症に罹ります。中でも高齢者に多発しやすい正常圧水頭症に関して、認知症の一部は水頭症が原因…

  4. 治る認知症がある?慢性硬膜下血腫に注意しましょう

    最近頭を打ちませんでしたか?物忘れするのは、それが原因かもしれません。特に高齢者の人たちは注…

  5. 妊娠で注意するポイントのまとめ

    妊娠中のタブーや戒め妊娠中には、タブーとされる事柄がたくさんあります。その中には、単なる迷信…

  6. 阿吽阿教団

    阿吽阿教団とは、どんな宗教なのでしょうか。阿吽阿教団とは、聖典「阿吽阿」を信仰している宗教団体の…

  7. 拒食症を克服した人のブログ

    自分の私生活を曝す?ブログが流行始めた当初は、様々な批判もありました。しかし現在ではつぶやきすら…

  8. 『肥満遺伝子』を知ろう!(第3回) 日本人が持つ3つの遺伝子

    先祖代々の贈り物『肥満遺伝子』を知ろう!企画の最終回となる今回は、いよいよ肥満遺伝子との上手な付き合…

最近の記事

  1. 価値観とルックスどっちが重要?男と女の結婚観はこうだった!
  2. 味覚の違いはどう埋める?味付けが不味いと言われて悩む方の解決策
  3. 自分とは違う彼氏の【お金の価値観】許容範囲?それとも許せない?
PAGE TOP