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夏は竜巻に注意!発生する仕組みと避難方法を知りましょう

この記事の所要時間: 348

竜巻が多く発生する季節はいつでしょうか。
暑くなる、初夏から秋にかけてです。
実際に2016年6月20日岩手県で竜巻とみられる被害が発生しました。
自然災害には誰も勝てません。
せめてその仕組みや前兆、避難方法を理解しておきましょう。

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「大気が不安定」とは

天気予報でよく耳にしますが、大気が不安定!
例えば大陸から来る冷たい空気と、太平洋から来る温かい空気、
これがぶつかります。本来なら前線ができます。
なお前線については
沖縄が梅雨に入りましたが、梅雨とは何でしょうか
で説明したので、そちらを見てください。
通常は寒気が暖気の下に潜り込みます。
冬の室内は足元が寒い!同じ現象です。
しかし冷たい空気が、上空から近づくこともあります。
ここで冷たい空気は重いので、重力に従い降りようとします。
一方で温かい空気は軽いので上がろうとします。
両者がぶつかり合う状態です。空気同士の摩擦が起きます。
このような状態を「大気が不安定」と言います。
冷たい空気と温かい空気の温度差が大きいほど危険です。
いつ、何が起きてもおかしくない状況です。

竜巻とは

実際問題として、竜巻の詳しい原理はわかっていません。
つまり突発的かつ局所的、短時間に発生する現象なので、
正確な観測ができないからです。
そのため具体的な定義はありません。
テレビでも「竜巻とみられる突風」という表現にします。
気象庁では、竜巻の特徴を次のように説明しています。
積乱雲に伴う強い上昇気流により発生する激しい渦巻きで、
多くの場合、漏斗状または柱状の雲を伴います

ちなみに強風時、校庭などでみられる空気の渦(うず)?
これは竜巻ではありません。
雲とつながっていないので、つむじ風と呼ばれます。

竜巻が発生する仕組み

大気が不安定だと、渦を伴う上昇気流が発生します。
ここで温かい空気に水分が多く含まれていると、
急激に冷やされるので氷の粒になります。
その集まりは、黒い積乱雲として見ることができます。
これが氷の粒のまま融けずに落ちてくると、ひょうになります。
なお通常、雲は地表と接していません。
しかし地表に近づくほど気温が高く水分も多い状態です。
そのため上昇気流に伴い発生した渦が地表方面へも伸びていきます。
積乱雲から漏斗状のものが下がってくるように見えます。

これが地表に届いた状態が、竜巻です。

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前兆はあるのか

竜巻は局地的な現象ですが、前兆はあるのでしょうか。
基本的に、天気予報などで、大気が不安定です!
そう言われたら、ひょうが降ったり雷が鳴る可能性は大です。

同時に、竜巻が起きても不思議ではありません。
さらに外見上、真黒で厚い雲が急に現れたら、
それは何かが起きるサインです。ゲリラ豪雨かもしれません。

なお夜間は雲を確認できませんが、
急に強い風が吹いてきた、もしくは風向きが変わった、
夏なのに冷たい風が吹いてきた!

これも何かが起きる前兆です。

避難方法は

竜巻を避けるには、頑丈な建物に入りましょう。
雷ならば車でも安全ですが、竜巻なら飛ばされます。
戸建ての住宅でも、屋根が飛ばされるかもしれません。
鉄筋コンクリート製の建物に逃げ込みましょう。
周りにそれらしき建物がなければ、
可能な限り、竜巻から離れましょう。
基本的に竜巻は直進します。急に曲がることは稀です。
そのため進行方向に対して垂直方面へ逃げましょう。
道があればの話ですが。

どんな場所が危ないか

テレビの映像などで、アメリカの大竜巻を見ることがあります。
それらはどんな場所で発生しているでしょうか。
基本的に平地の広がっている場所が、危険です。
空気の流れが妨げられず集まりやすいからです。

逆に山やビルなどの障害物があると起きにくいようです。
例えば関東平野などは竜巻の被害が多い地域です。
そのため比較的平らな住宅地、農地などが続いていれば、
日ごろから注意をしておくべきなのでしょう。

まずは逃げましょう

ニュース番組などで、視聴者提供の映像が流れます。
それ自体は、竜巻や被害の状況を調べるには貴重な資料です。
とはいえまずは安全な場所へ逃げましょう。
戸建て住宅なら、1階の奥に行き、窓から離れましょう。
時間があれば、雨戸も閉めましょう。
ただし地下に入るのは危険です。
ゲリラ豪雨などで水が浸入したら、
生き埋めになる可能性が否めないからです。

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たくと
たくと
著者サイトたくとすく~る
生まれつき無関心な子供はいない! そう信じ、学習塾や講習会などで、 科学を楽しく解説しようと日々奮闘しています。 半世紀生きていますが、 気持ちは、今でも夢見る少年です。

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