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果樹農家が果実消費を増やすためにしている3つのこと

この記事の所要時間: 42

日本は明確な四季のある美しい国です。
また季節に応じた果物があり、生活に彩を添えてくれます。
もちろん昨今は輸入果実も増えていますが、
日本で採れる果物は、品質が違います。
それを作っているのが、全国にある果樹農家です。
様々な意味で逆境に置かれていますが、
克服するために、頑張っていますよ。

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スイカは野菜?

果樹とは、果物が実る木のことです。
では果物とは、何でしょうか。
よく議論があるのは、スイカやメロンは果物なのか?
自然界に対して明確な定義は難しいものです。
必ず例外があるからです。
例えば農林水産省などによる果樹の定義は次のとおりです。
2年以上栽培する植物のうち食用となる実をつけるもの
ここから考えると、スイカやメロンは野菜になります。
キュウリと同じくウリ科の一年草なので、納得はできます。
農林水産省の統計では、スイカ、メロン、
そしてイチゴも、野菜として集計されています。

季節に応じた果実がある

日本は南北に長く、かつ山が多く高低差もあります。
その地域や季節に応じた果物を収穫することができます。
例えば、
夏の果物は、スイカ、メロン、モモなどです。
秋の果物は、ブドウ、カキ、ナシなどです。
冬の果物は、ミカン、リンゴなどです。
春の果物は、イチゴ、ナツミカンなどです。
もちろん消費する果実は地域によっても異なりますが、
これらに加えてバナナ、グレープフルーツなどの輸入果実、
マンゴー、ビワ、キウイフルーツなどが販売されています。

果樹農家が増えない理由は何か

日本国内の果樹農家戸数や収穫量は、
いずれの品目に関しても、横ばいもしくは微減傾向にあります。
伸び悩んでいる理由は、次のことが考えられています。

1.天候に左右される

農業なので天候に左右される仕事です。
特に台風や大雨の影響により、大きな被害を受けます。
一瞬にして一年の苦労が水泡に帰すこともあります。
とはいえ国産果実の品質は素晴らしいですね。
虫食いなどもほとんどありません。
しかし最近は、農薬も減っていますよ。
そうした苦労があることから、継続は難しいようです。

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2.消費が多様になっている

不況とはいえ日本国民の食生活は豊かです。
特に食べ物の種類が増えています。
果物を食べなくても、デザートは多いですね。
一方でバナナを代表とする輸入果物があります。
キウイやパイン、レモンも輸入が中心です。
さらにアボカド、マンゴー、パパイヤなども人気です。
故に国産果物は古臭く感じてしまう傾向もありそうです。

3.若者が果物を食べなくなっている

昨今は果物の消費量が減る傾向にあるようです。
その理由として、食べるのが面倒くさい!
皮をむいたりするからです。
また生ゴミが出る!
スイカなどはゴミの塊のようにも思えます。
とはいえナツミカンの皮でママレード、
スイカの皮も、漬物や野菜として食べられますよ。

果樹農家が生き残るための戦略

果樹農家も、黙って衰退を待っているわけではありません。
様々な戦略を企てています。

1.観光農園としての戦略

イチゴ狩りやブドウ狩り、
そうした観光農園は、果樹農家の生き残り戦略です。
直接食べることにより、おいしさに気づけます。
そういう意味では、バスツアーなども増えています。
1回あたりで考えれば、マイナスです。
しかしリピーターになってくれたり、
果樹消費量が増えるようになれば、
宣伝効果として、トータルではプラスになる
からです。

2.輸出としての戦略

これまで日本の農産物はコスト高だから輸出できない!
誰もが考えていました。
しかし海外では、日本産の品質に注目しています。
アジア圏では中間層も増えているので、
多少高価でも高品質のものが欲しい!
そうしたニーズも高まっています。
これを逃す手はありませんね。
TPPは農家にとって向かい風か?
見方を変えれば、市場が広がるので追い風です。

3.食べやすくする戦略

最近のスーパーを覗くと、
皮をむいてパック詰めした果物が売られています。
複数の果物を混ぜたミックスフルーツもあります。
皮むきの面倒さやごみを敬遠する人に対する戦略です。
作る側の苦労もありますが、それで消費が増えるなら、
一時的な損は、将来への投資です。

四季の果物を楽しみましょう

果物は健康によい食材です。
毎日少しずつでも食べることが大切です。
そういう意味では、四季折々の果物を
バランスよく食べたいですね。
日本は四季の果物が楽しめる珍しい国です。
そのメリットを十分に享受しましょう。
それが結果として国産農家を助けることになります。

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たくと
たくと
著者サイトたくとすく~る
生まれつき無関心な子供はいない! そう信じ、学習塾や講習会などで、 科学を楽しく解説しようと日々奮闘しています。 半世紀生きていますが、 気持ちは、今でも夢見る少年です。

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