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元おニャン子も発病した!脳動脈瘤は早期発見なら治る病気です

この記事の所要時間: 327

元おニャン子クラブでタレントの新田恵利さんが、
脳動脈瘤の手術を受けていたようです。
自覚症状がなかっただけに、本人もショックだったそうです。
とはいえ他人事ではありません。
病気に対する正しい知識を持つことこそ、予防の鉄則です。

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脳動脈瘤(のうどうみゃくりゅう)とは

脳と名がつくと、ちょっと怖そうな病気ですが、
脳動脈瘤とは、どのような状態なのでしょうか。
簡単に言えば、脳の中を流れている動脈に、
袋のように血が溜まってしまう瘤(こぶ)ができることです。

血管が枝分かれした箇所にできやすいとも指摘されますが、
すべてがそうであるとも限りません。
なおこの瘤が破裂すると、くも膜下出血になり、
早急に手術をしないと命の保証はありません。

とはいえすべての瘤が破裂するわけでもないようです。
一生瘤の存在を知らず、別の理由で死ぬこともあります。

自覚症状はあるのか

ほとんどの患者さんは、自覚症状がないようです。
突然くも膜下出血で倒れる!少なくありません。
とはいえ小さな前兆が現れることもあります。
例えば、集中力や記憶力、思考力が低下する、
疲れやすかったり、身体が動かしにくくなる、
ろれつが回らなかったり、目が見えにくくなる、
知覚や平衡感覚がおかしくなる
こともあります。
一方で脳動脈瘤が破裂した後は、
経験したこともないような激しい頭痛、
嘔吐して意識を失います。
小さい破裂であれば、収まることもあるようですが、
いつもと違う症状があれば、直ぐに救急車を呼びましょう。

瘤ができる原因は何か

脳動脈瘤は、血管の老化とも言えます。
成人の2%は罹っているというデータもあるようです。
基本は生活習慣病からくる動脈硬化です
お酒や煙草も危険因子ですが、一部遺伝も指摘されています。

とはいえ決定的な原因はないそうです。
一方で破裂する原因は何か。
こちらも明確なことはわかっていません。
ただし大きい、形がおかしい、複数あるような場合は、
破裂しやすいと考えられています。
それでも瘤が破裂する確率は1%程度だとか。
計算上は1年の間に、成人の1万人に2人が破裂している!
この割合を、それぞれの人がどう捉えるかですね。

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治療法は何か

新田さんは、2016年6月13日に入院し、
2日後の15日に手術をし、3日後の18日に退院、
そして翌日から仕事に復帰したようです。
手術自体は3~4時間かかったみたいですが、
早期発見早期治療なら問題ないことが示されました。
このように脳動脈瘤の治療法は、外科手術です。
膨らんだ部分の根元にクリップを付け、血液の逆流を防ぎます。
これをクリッピング術と呼びます。
とはいえ全員に対して手術をするわけではありません。
一部は切開せず、カテーテルを使うコイル塞栓術もあります。
これはプラチナ製のコイルを瘤の中に詰め、出血を防ぎます。
なお大半の瘤は1センチ未満であり、
経過観察、つまり様子を見ることも多いようです。

半年に1回程度、MRIやCTでチェックします。
そこで大きさや形に変化がなければ、放置します。

予防するにはどうする

煙草もお酒もやらない新田さんが、
なぜ脳動脈瘤になってしまったのでしょうか。
まだ48歳という若さです。
自覚症状もなく、たまたま検査をしたら見つかった!
そんな病気を防ぐ方法はあるのでしょうか。
もちろん生活習慣病の予防に努めることでしょう。
脳動脈瘤が見つかった人に対しては、
高血圧の管理と禁煙は絶対だそうです。

一方で薬の影響もあると考えられています。
例えばアスピリン系や経口避妊薬です。
家族に血管系疾患がいる人は、注意しましょう。

検査を受けましょう

テレビの健康番組で行った検査で、
病気が見つかるタレントも増えています。
これは検査の有用性を示しているものです。
今まで健康であっても、何らの保証もありません。
単に自覚できなかっただけです。
健康で長生きしたいなら、直ぐに検査を受けましょう。

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たくと
たくと
著者サイトたくとすく~る
生まれつき無関心な子供はいない! そう信じ、学習塾や講習会などで、 科学を楽しく解説しようと日々奮闘しています。 半世紀生きていますが、 気持ちは、今でも夢見る少年です。

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