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個人の健康診断結果はプライバシーではなく国の財産です

この記事の所要時間: 326

IT技術の発達によりビッグデータの解析が進んでいます。
そこで使われ始めたのが、個人の健康診断結果です。
上手く組み合わせることにより、病気と生活習慣の関係がみえてきます。
もちろん個人の健康管理に活用すべきなのでしょうが、
プライバシーとして隠しておくべきなのでしょうか。
国民医療費の問題もあります。
国の財産として有効に利用した方が、トータルで有用な気もしますが。

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がんの統計が有効活用されています

2016年6月29日、国立がん研究センターが最新データを公表しました。
例えば男女別に見た、がんの部位別順位などです。
女性の乳がんが顕著です。気を付けたいですね。
もちろんこのようなことがわかるのも、
個々人のデータを集計し分析できるようになったからです。
かつてがんに罹った!これはトップシークレットでした。
本人にも明かさないくらいでした。
とはいえ個人が特定されないように工夫すれば、
統計として活用すべきです。
それによって、他の人が助かるからです。

当然のこととして情報漏洩対策は万全を期するべきですが、
だからといって隠してしまうのは、もったいない?
研究施設への補助金や健康保険料など国費が投入されているならば、
データを社会のために利用すべきでしょう。

健康情報はプライバシーなのか

最近は遺伝子検査もリーズナブルに受けられます。
そこで病気になりやすい体質もわかります。
とはいえその結果を有効に使っているのでしょうか。
個人的に人間ドックなどを受診するのは自由ですが、
義務的な健康診断の数値をもっとオープンにすべきでは?
もちろん個人を特定できないような配慮は必要です。
しかし年齢、性別、個々の診断データを集計すれば、
日本人全体の膨大なデータベースが作れます。
それに薬の情報も加味すれば、治療成果も一目瞭然です。
製薬会社が介入することなく、薬の有用性も測れます。

これまでは、物理的に不可能でしたが、
今はビッグデータの解析が簡単にできるようになっています。
これを放置することこそ、税金の無駄遣いかもしれません。
病気を知られたくなければ、予防に努めればよいのです。
そうしたインセンティブになるかもしれません。
誰しも、健康は自慢したいですよね。

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予防こそ国民医療費を減らす一番の方法です

国民医療費が年間40兆円を超えています。国家予算の4割以上です。
もちろん薬価が高すぎる!否定できない問題もあります。
しかし不用意な受診、不摂生を防げば、もっと圧縮できるはずです。
そのために健康診断のデータを活用すべきでしょう。
それに基づいた国民への指導も不可欠です。
無駄なダイエットへ個々人が勝手にお金や時間を費やすより、
科学的な統計データに基づいた指導に従った方が効果はあります。

健康診断結果は国の財産である

健康診断結果は誰のものか。
もちろん本人が有効に活用すべきものです。
しかし費用対効果を考えるなら、
国の財産として一元管理することは急務の課題です。
一方で国に任せて問題はないのか。
情報漏洩事件は日常茶飯事です。
逆にデータ提出を義務化したら、
健康診断の受診率が下がるかもしれません。
とはいえそれくらい徹底していかないと、
国の借金や医療費は減りません。
政治家に対して税金の無駄遣いだ!
言っている本人は無駄遣いしていないか?

他人の悪口ばかり言っても世の中は変わりません。
自分が変わらないと、結果的に困るのは自分です。

健康な人の保険料を下げるべし

国民皆保険制度は、安心感があるのでよい仕組みです。
しかし反面、安易な受診につながっています。
病気を軽視する傾向にあり、予防が疎かになっています。
どこまで平等にすべきか、難しい問題ではあります。
とはいえ1年間保険を使わなければ、翌年の保険料を減額する!
自動車保険にできることが、健康保険ではできないのでしょうか。

金銭的なインセンティブこそ、病気予防につながずはずです。

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たくと
たくと
著者サイトたくとすく~る
生まれつき無関心な子供はいない! そう信じ、学習塾や講習会などで、 科学を楽しく解説しようと日々奮闘しています。 半世紀生きていますが、 気持ちは、今でも夢見る少年です。

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