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VHSビデオレコーダーの生産終了!完全デジタル時代へ突入か

この記事の所要時間: 343

考えてみれば、続けていたの?そんな気もします。
2016年7月14日の日本経済新聞に小さな記事が載りました。
VHSビデオ機 生産に幕
国内メーカーとして最後まで生産を続けていた船井電機が
7月末で家庭用ビデオテープレコーダーの生産を終了します。

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ビデオテープとは

ビデオ(video)とは、一般的には映像のことを意味します。
それを録画する磁気媒体が、ビデオテープです。
音源だけを録音する場合、カセットテープがあります。
今でも磁気テープは、コンピュータのデータ保存用に使われたりしています。
耐久性がないと考えられていましたが、CDの耐久性も怪しい?
結局は磁気の方が寿命はありそうです。
とはいえテープの問題点は、機械の中で絡まってしまうことです。
鉛筆を使って、テープを巻き戻した経験は、
今の中高年以上なら、少なからずあるでしょう。
同様にビデオカセットが機械に飲み込まれる瞬間を、
ドキドキしながら、見ていた記憶が懐かしいです。

ビデオテープレコーダーの歴史は浅い

ビデオテープレコーダーは意外と歴史が浅いようです。
初めて使われたのは、1956年のアメリカです。
当時は高価だったので、もちろんテレビ局などの業務用です。
そもそも家庭では、録画するコンテンツもないですから。
家庭用の嚆矢(こうし)は、1965年、われらがソニーです。
当時の大卒初任給は24,000円ですが、販売価格は198,000円!
初めてにしてみれば、安いのかもしれません。

VHSとベータの争い

家庭用として普及するためには、様々な問題があります。
ひとつは規格を統一することです。
当時は、松下、ビクター、ソニーがビデオデッキを扱っていました。
とはいえオープンリール式だったので、なんとかコンパクトにすべし!
そこで最長120分録画できるVHS(Video Home System)テープ
これを使えるビデオテープレコーダーが1976年、ビクターから発売されました。
しかしソニーは別規格?いわゆる小型のベータを、前年から販売しています。
いわゆるVHSとベータとの争いです。
様々な経過はありますが、結果的に松下がVHS側に立ちました。
1977年にマックロードを売り出します。
これがVHSに大きく流れが変わった理由と解されています。
それでもソニーは独自路線を進む!
消費者にとっては迷惑ですが、それこそIt’s a SONYですよね。

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デジタルに負けた?

テレビを録画できる!当時としては画期的です。
しかしどんなものにも終わりは訪れます。
じわじわとデジタルの波が押し寄せて来ます。
音楽用CDの登場は、1980年代後半です。
1990年代は、ほぼレコードがCDに置き換わりました。
映像側は、レーザーディスク?変わり者もありましたが、
2000年以降、DVD、ハーディディスク内蔵録画機、
パソコンでテレビが視聴できるようにもなりました。

磁気テープは画像が劣化し、極端になると見れなくなります。
DVDは高価ですが、鮮明だし、テープがぐちゃぐちゃにならない!
どうしてもデジタル化の流れは止められません。

生産終了へ

2007年、日本ビクターは、経営不振を理由としてVHSから撤退しました。
以降、DVD一体型として販売していたパナソニックも2011年に完全撤退!
ビデオテープ自体も、2014年に日本マクセルが生産終了!
テープの代名詞でもあったTDKは2015年に生産終了です。
結果的に、在庫がなくなり次第、ビデオテープも販売終了です。
そこで船井電機です。
国内向けは、既に販売も終了しており、
中国で作ったものをアメリカで販売していたようです。
それがついに、部品調達が難しくなったという理由で撤退です。
ピーク時の1983年には年間1500万台を販売したようですが、
2015年は75万台だったとか。
とはいえそれだけ売れていたのも、不思議ですが。

VHSは復活しないのか

最近はレコードが注目されるなどアナログ音源が見直されています。
カセットテープも細々と使われています。
同じようにビデオテープも、愛好者は多数いるはずです。
今持っている機械が壊れたらどうなるか?
近い将来に、VHSが復活することはないのでしょうか。
時代は完全デジタル化なのでしょうか。

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たくと
たくと
著者サイトたくとすく~る
生まれつき無関心な子供はいない! そう信じ、学習塾や講習会などで、 科学を楽しく解説しようと日々奮闘しています。 半世紀生きていますが、 気持ちは、今でも夢見る少年です。

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