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治る認知症がある?慢性硬膜下血腫に注意しましょう

この記事の所要時間: 332

最近頭を打ちませんでしたか?
物忘れするのは、それが原因かもしれません。

特に高齢者の人たちは注意しましょう。
ちょっとでも心当たりがあれば検査してみましょう。
認知症と思っていたのが、治るかもしれません。

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慢性硬膜下血腫とは

頭蓋骨と脳の間には、外側から硬膜、くも膜、軟膜の3つがあります
くも膜より内側で出血した場合が、くも膜下出血です。
その外側の硬膜で出血し、血の塊、いわゆる血腫の溜まる病気が、
慢性硬膜下血腫です。

くも膜下出血とは異なり、初期状態では自覚症状がありません。
そのため放置しても死に直結することもないようです。
じわじわと血が溜まってくるので、慢性の名があります。
自分でも気づかない?忘れていたきっかけで起きてしまいます。
高齢になったなら、ちょっとでも頭を打った際には、
医療機関で検査を受けましょう。

主な症状は

状態としては頭蓋内に溜まった血腫が脳を圧迫します。
では具体的にどんな症状が現れるのでしょうか。
昨今気になるのは、認知症のような状況です。
また急に認知症が悪化したようにも思えてきます。
歩き方や手足の使い方がおかしくなった
怒りっぽくなった、逆に元気がなくなった!
ぼーっとしたり頭痛がしたりろれつが回らない!
多くの人は老化が原因だとあきらめてしまうようです。

高齢者ほど罹りやすいようです

高齢者ほど罹りやすいと言われています。
その理由は、

 1.脳が委縮し始めており隙間ができているからです。
   初めのうち、そこに血腫が溜まっても、生活に影響しません。
 2.頭を打ったことを忘れたり、それ自体に気づいていない
   逆に硬膜や血管が破れやすくなっています。
 3.抗血栓薬などを飲んでいれば、
   ちょっとした傷から出血し、止まらなくなります。
 4.加齢と思い込んでしまう人も少なくないようです。

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これが原因の認知症なら治る

認知症の多くはアルツハイマー型ですが、
慢性硬膜下血腫が原因の認知症的患者さんも多いです。
認知症全体の1割程度を占めているとも言われます。

この場合は、適切な処置をすれば治ります。
すると認知症が改善するともあります。
もちろん別な原因による認知症があれば、
その状態に戻るだけです。
とはいえ家族などが思い当たることがあるならば、
一度専門医を受診することをおすすめします。

診断は画像検査です

単純X線でわかる場合もありますが、
確実な診断方法は、CTやMRIなどの画像検査です。
血腫の状況がはっきりと確認できます。
もちろん病院へ行くまでが大変ですね。
認知症の人は、なかなか動いてくれません。
とはいえ別の病気だと言ってみれば、
意外と素直に受診してくれる場合もありますよ。

頭痛を治そう!そうやって連れ出してみましょう。

治療法は簡単な手術です

脳の病気ですが、治療は比較的簡単です。
頭蓋骨に小さな穴を開けてチューブを差し込み、
溜まった血腫を吸い出していきます。
その後、生理食塩水で洗浄して終わりです。

部分麻酔であり実質的な手術時間は30分程度です。
数日の入院で済み、再発率も低いと考えられています。
極めて小さい状態であれば、特に何もせず
経過観察によって自然治癒することもあります。
逆に石灰化していたり難治性再発性の場合には、
全身麻酔による切開手術が行われます。

若くても注意しましょう

高齢者に多い病気ではありますが、若い人でも気を付けたいですね。
特に格闘技系をしている人は要注意です。
頭の病気は忘れた頃にやってきます。軽く頭を打った、何かが当たった?
それでも念のために検査を受けましょう。
問題なければ、笑い話で済みますよ。

乳幼児の場合もあります

ちなみに乳幼児でも慢性硬膜下血腫のケースがあります。
生後3~9カ月程度に多いと言われてます。
出産時に産道で頭蓋骨が圧迫されることが一因です。

もちろん事故、ぶつける、虐待?可能性はあります。
死亡率は低いですが、知的障害が残ることもあるようです。
早めに気づいてあげましょう。

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たくと
たくと
著者サイトたくとすく~る
生まれつき無関心な子供はいない! そう信じ、学習塾や講習会などで、 科学を楽しく解説しようと日々奮闘しています。 半世紀生きていますが、 気持ちは、今でも夢見る少年です。

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