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がんの治療方法をAIが医師に助言したそうです

この記事の所要時間: 338

人工知能AIの進歩は目覚ましいものがあります。
ついに医療の分野まで進出し、医師に助言したとか。
専門医でも鑑別が難しい白血病を見抜き、
60代女性の病状回復に貢献したそうです。
10年後には医者がいらなくなるのでしょうか。

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AIとは

今更ながらAIとは何か。
Artificial Intelligence 人工知能と呼ばれるものです。
かつては力技?素早い計算スピードであらゆる可能性を探し、
その中から最適解を選ぶのがコンピュータの強みでした。
しかしそれでは進化に限界があります。
そこで昨今は、人間と同じように多くの経験を積ませる!
いわゆるディープラーニングと称される手法が用いられています。
膨大な事例から共通点を見出す!
先日の囲碁プロ棋士を破ったAIもそうです。
今後は、この手法で育てられたAIが私たちを助けてくれそうです。

単純作業こそAIが得意な分野です

今回の成果は、人間では難しい?AIが得意な分野です。
つまり2千万件を超える文献をAIが読破しました。
そもそもそれ自体、人間には難しいですね。
もちろん現場の医師であれば読む時間がありません。
また読むスピードにも限界があります。
しかしAIなら、その制限がありません。
なんといっても、AIは文句を言わないし疲れません。
このような単純作業こそ、AIの持ち味です。
似たような話で、多くのCTやX線画像から、
がん患者特有の兆候を見出してもいます。
これからの医療現場にはAIが欠かせなくなるでしょう。

責任は誰が取るのか

車の自動運転にも共通する課題ではありますが、
もし判断を間違えたら、誰が責任をとるのか?
医師は、医療ミスを隠す傾向にありますが、
AIも隠したりするのでしょうか?
それを人間が発見できるのでしょうか?
心配される事例は、3パターンあります。

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1.単純に間違えたらどうする

ケアレスミスとしてAをBと間違えたらどうするのか。
もちろん最初は判定現場に医師もいるでしょう。
ある程度の信頼感を得てから、AIに任せるでしょう。
とはいえ突然、暴走しだしたらどうなるのか?
AIが悪意を持つことは考えられないのか?
死を選択した方が費用対効果が高い?
そんな判断はしないと言い切れるのでしょうか。

2.嘘の論文を読んだらどうする

STAP細胞の問題が生じた際、多くの虚偽論文が指摘されました。
そうした論文の正否を、AIはチェックできるのでしょうか。
恣意的に?人間が嘘の論文を多くAIに読ませたら、
それでもAIは正しい判断をしてくれるのでしょうか。
AIが読破した論文は、すべて正しかったのでしょうか。
専門家である査読者が見落とした点も、
AIは見抜いていたのでしょうか。
もちろん言い出したらキリはありませんが、ありえる話です。

3.勘違いや思い込みは起きないのか

判断を間違えることはないのでしょうか。
つまり勘違い思い込み系統的なバイアスです。
ディープラーニングは、人間の思考形態を真似しています。
ならば人間が陥りやすいミスも、起きる可能性は否めません。
慣例的な手法に固執して、新しいことを拒む?
もちろんそうしたリスクは低いでしょうが、
ゼロではないなら、AIを使う選択肢は誰にあるのか。
現場の医師は、最終的な責任を負えるのでしょうか。

医者は不要になるのか

診断をAIに任せてしまう時代がくれば、
人間の医者は不要になるのでしょうか。
機械が外科手術を行うようにもなっています。
極端に言えば、自宅のパソコンが病気を探してくれる?
今でもスマホのアプリで健康管理ができます。
それが進化すれば、スマホが病気を教えてくれる?
ネットやクラウドにスマホがつながれば、
匿名性を高めた電子カルテや論文を含めた
ビッグデータを解析できます。
横柄な?医者に診てもらう必要はなさそうです。

AIで医者を探せないのか

AIがそれだけの成果をあげるのであれば、
AIを使って信頼できる医者を探せないのでしょうか。
医学部の入試や研修でも使えそうです。
悪徳医師データベースを作れるか?
今一番患者が困っていることにこそ、
AIを活用すべきでしょう。

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たくと
たくと
生まれつき無関心な子供はいない! そう信じ、学習塾や講習会などで、 科学を楽しく解説しようと日々奮闘しています。 半世紀生きていますが、 気持ちは、今でも夢見る少年です。

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