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民間企業による宇宙探査はどこまで進むのか

この記事の所要時間: 334

宇宙探査はお金のかかる仕事です。
一般市民には、直接的な恩恵がありません。
そのため国家プロジェクトがほとんどでした。
しかし最近は、民間がどんどん投資しています。
この背景には、どんな事情があるのでしょうか。

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資金調達が14倍になりました

主にアメリカでの話ですが、
宇宙開発に関わるベンチャー企業の資金調達額
2015年は前年に比べて14倍になったとか。
12億ドル(1200億円)に達するとのデータがあります。
まさに開拓者が作った国ですね。
西部を超えて宇宙へフロンティアを求めています。
とはいえ単なる趣味や道楽ではないはずです。
なお出資元には中国の企業や欧州の国もあるようです。
結果的には国際プロジェクトの様相を呈しています。

月や小惑星には資源が豊富です

宇宙へ向かう目的は何か?純粋に天文学への貢献なのでしょうか?
もちろん実利が目的です。月や小惑星に資源が眠っているからです。
基本的に太陽系の星であれば、地球と組成が違うわけではありません。
そのため白金などの希少資源が豊富です。
地球上でも海底であったり国境があれば、自由に探査できません。
政治的な面倒さを考えれば、宇宙へ行くのは自然な流れかもしれません。

宇宙探査は儲かるのか

とはいえ宇宙です。お金がかかります。
月から資源を運んで、儲かるのでしょうか。
もちろんすべて民間が賄うわけではないようです。
一部はアメリカ航空宇宙局NASAが資金や技術を提供します。
一方でロケットの打ち上げ費用が安くなっています。
ロケットを回収して再利用することも可能となりました。
経済学の父であるアダム・スミスが指摘したように、
自由競争にした方が、上手くいくのも事実でしょう。
大航海時代には、地球の裏側から資源を運びました。
それに比べたら、安いのかもしれません。
科学技術の進歩が加わり、儲かる下地はできました。

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誰が許可するのか

素朴な疑問ですが、月や小惑星は誰のものなのでしょうか。
勝手に行ったり採掘しても良いのでしょうか。

ちなみに宇宙条約と呼ばれるものがあります。
1966年に国連で採択され、翌年に発効しました。
その第1条において、宇宙探査は地球の国際法に従うべし!
また第2条では、どの国も領有権は主張できない!
当時の状況を考えればしかたないのでしょうが、
探査に関しての明確な規定はありません。
ただしすべての責任は、当該国が負う!

つまりアメリカの会社が何かをするなら、
アメリカの国家が全責任を負う!
しかしそんなことでよいのでしょうか。

宇宙に住む話も進んでいます

宇宙の利用計画はどんどん進んでいます。
例えば2025年に火星への移住計画があります。
2030年には月面基地を作る計画もあるようです。
これらの目的はあくまでも調査や探査なのでしょう。
ちなみに宇宙条約第4条では、平和利用に限定しています。
そのため軍事施設などを建設することはできません。
とはいえ地球の周りには、軍事衛星が多いのも事実です。
GPSだって、そもそもは軍事目的です。
本当に平和利用だけで終わるのでしょうか。
隣国の言い分を聞いている限りでは、やったもん勝ちかも。

人類にとってメリットなのか

個人がポケットマネーで投資するならば、誰も文句は言えないでしょう。
とはいえ宇宙開発、資源探査は人類にとってメリットなのか?
月や小惑星、他の惑星にある衛星などでは生命体がいないのか?
勝手に資源を採掘してもよいのでしょうか。

地球上には先住民との悲しい歴史環境問題があります。
その轍を踏まないと、言い切れるのか?
とはいえやってみないとわからないのも事実です。

やってみることが大切です

科学の発展にもつながりますが、やってみることが大切です。
もちろん失敗もするでしょうしトラブルも起きるでしょう。
とはいえそれを恐れていては何もできません。
人工知能AIが驚異的な発達をみせたので、
「2001年宇宙の旅」が現実味を帯びています。
技術があり可能性があるならば挑戦してみるべきです。
きっと「神の見えざる手」が働いてくれるでしょう。

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たくと
たくと
生まれつき無関心な子供はいない! そう信じ、学習塾や講習会などで、 科学を楽しく解説しようと日々奮闘しています。 半世紀生きていますが、 気持ちは、今でも夢見る少年です。

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