menu

53 views

この冬に気を付けたいウイルス病とその予防法!5つずつ紹介!!

スポンサーリンク
この記事の所要時間: 659

冬は体調を崩しやすくなります。寒くて身体を動かさなくなるからです。運動不足になると新陳代謝も衰えます。

一方でウイルスは活発になります。例えばこの冬、特に気を付けたいウイルス病があります。油断していると大変なことになるかもしれません。予防に努めましょう。

ウイルスとは何か

ばい菌や病原菌、薬剤耐性菌などと言いますが、これらはウイルスではありません。ウイルスと細菌は違います。かつてはビールスとも呼ばれました。これは英語virusをどう読むか、その違いです。

通常生物の特徴として、自ら子孫を生み出します。細菌などの単細胞生物であっても、分裂したりして仲間を増やします。しかしウイルスは、自分で仲間を増やす能力がありません他の生物の細胞内に侵入することによってのみ増殖できます。故に厳密な意味で生物ではない!明確な結論は出ていません。

ウイルスの基本的な構造は、蛋白質の殻を持ち、内部に遺伝子が入っています。外殻は、ウイルスの種類に応じて特定の細胞へ取りつきやすい構造となっています。狙った細胞に取りつき、細胞膜を溶かして侵入します。その細胞内にある物質をつかって、自ら、そして仲間を増やしていきます。

冬にウイルス病が増える理由は

冬になるとウイルスが原因と考えられる病気の患者さんが増えます。とはいえウイルスは寒く感じないのでしょうか?冬にウイルス病が増える理由を考えてみましょう。

1.空気が乾燥する

冬は空気が乾燥します。すると人間の皮膚や粘膜も乾燥します。ウイルスが侵入しやすくなります。肌荒れや喉の擦れ、痛み、鼻づまりなどを感じていれば要注意です。

またウイルスは空気感染します。乾燥していると飛び散りやすくなります。埃が宙を舞っているのが見えますね。逆に湿度が高いと、重力の関係で床に落下します。乾燥こそ最も危険な状態です。

2.身体の抵抗力が衰える

ウイルス病に限った理由ではありませんが、は人間の抵抗力が衰えます。寒いので運動をしない、食べてばかりで代謝が衰える。さらに体温が下がってしまうこともあるようです。すると免疫力も低下します。悪循環です。

気を付けたいウイルスは何か

どの冬でも、本来は季節を問いませんが、特に2016年11月以降に気を付けたいウイルスについて考えてみましょう。

1.RSウイルス

第一に気を付けたいのはRSウイルスです。初めは鼻かぜの症状を示します。その後咳が出て、場合によっては喘息のように激しくなり、呼吸困難に陥ることも稀ではありません。熱も38℃近くまで上がります。通常は1~2週間程度で回復しますが、重篤化すると気管支炎や肺炎に進行します。

症状が現れる患者の多くは乳幼児ですが、3歳までにほぼすべての人が感染するとも言われます。大人でも発症し、生涯にわたって繰り返すケースも少なくないようです。

現状においてワクチンも治療薬もありません。感染経路を断つ、免疫力を高めるなどの予防措置を講じるしかないようです。

2.はしか

最近になって流行り出しているのが「はしか」です。麻疹(ましん)とも呼ばれます。一般的には春から初夏にかけてがピークです。しかし冬でも突発的に流行することがあり、2016年は患者数が増えています。

母親からの移行免疫があるので、生後9カ月程度までは発症しません。またワクチンもあるので、正しく接種していれば問題はありません。ただし母親の抗体が弱かったりワクチン接種がなければ注意すべきでしょう。

主な症状は、名前にもあるように赤い小さな発疹が現れます。38℃以上の発熱もあります。咳や鼻水、消化器症状を伴うこともあります。

通常は一週間程度で回復しますが、ウイルス性脳炎や気管支炎などの合併症が起きることも稀ではないようです。特に妊娠中の女性が感染すると流産のリスクが高まります。

3.ノロウイルス

近年特に増えている冬のウイルス病はノロウイルスによる急性胃腸炎です。高齢者施設や学校などで集団感染する事例もあります。かつては冬に起きる腹痛を伴う風邪と考えられていました。

スポンサーリンク

激しい嘔吐を伴い経口感染が一般的なので食中毒に分類されています。中でも牡蠣などの魚介類からの感染が心配されます。しかし吐瀉物の処理時に飛散するウイルスからの二次感染も深刻です。

特効薬やワクチンはなく自然治癒を待つしかありません。とはいえ多くの患者は数日で回復します。脱水症状に気を付ければ、変に恐れる必要はありません。もちろん食中毒対策は冬でも油断してはいけません。

4.インフルエンザウイルス

ウイルス病と聞けば、絶対に外せないのはインフルエンザです。こちらは必ず毎年流行します。もちろんワクチンがありますが、100%効果があるとは言い難いのが現状です。

発症すると高熱が出ます。咳、鼻水、頭痛、関節の痛みなども現れます。こちらも1週間程度で症状は落ち着きます。また発症後48時間以内であれば、効果的な薬もあります。

とはいえ薬が原因とも考えられる脳症のリスクもあります。日頃から免疫力をアップしたりマスクを着用するなど予防に努めることが大切です。

5.風邪

風邪もウイルス病のひとつです。とはいえ特定のウイルスに限定されないので、総合的な感染症という位置づけです。主なウイルスはライノウイルス、コロナウイルス、アデノウイルス、上述したRSウイルス、エンテロウイルスなどがあります。

風邪は、急性上気道炎とも呼ばれます。つまり典型的な症状は、鼻水、鼻づまり、喉の痛み、咳、そして発熱など喉や鼻に起きます。

こちらも特効薬やワクチンはありませんが、通常であれば一週間ほどで回復します。もちろんこじらせると気管支炎や肺炎へ進行します。無理をせずに安静にしていることが一番の治療法です。風邪は万病の源です。

ウイルス病の予防法は何か

ウイルス病を予防する方法は何があるでしょうか。とはいえ難しいことではありません。誰もが簡単にできることで、多くの感染症は予防できます。

1.手洗いが一番です

基本的な予防法は、手洗いうがいです。これでほとんどのウイルス感染を予防できます。石鹸を使うのがベストでしょうが、ただ水で流すだけでも有効です。

なお洗いすぎると耐性ウイルスが生まれる?薬用石鹸の危険性が謳われていますし、そもそも過度なきれい好きは、逆に皮膚や粘膜の抵抗力を弱めてしまうリスクもあります。注意したいですね。
参考「除菌や殺菌の違いは何か?過度な抗菌思想は身体を弱くします

2.免疫力をアップさせよう

ウイルス病に対して抗菌剤は効きません。唯一とも言える薬は自身が持つ免疫力です。侵入したウイルスの抗体を如何に速く作ることができるか?これで発症の有無が決まります。

日頃から体調管理に努め、適度な運動で体力をアップし、栄養バランスを考えた食事をする!ストレスを溜めない!これこそ健康の秘訣です。
参考「免疫とは何か?機能を高める方法はあるのか?

3.予防接種を受けよう

高齢者や乳幼児であればインフルエンザの予防接種を受けましょう。また子供や高齢者と接する機会が多い人も、打っておくことをおすすめします。ウイルス保有者となってまき散らす危険があるからです。

ちなみに予防接種に関しては、以下を参照してください。
タバコの葉を使ったインフルエンザワクチンの新しい作り方

4.湿度を保とう

ウイルスは乾燥に強いですが、湿気には弱いようです。そのため室内の湿度を60%以上に保ちましょう。濡れタオルをかけておくだけでも効果があります。

ただし気を付けたいのは加湿器です。水タンクや吹き出し口はきれいですか?そこが菌やウイルスの温床になっていることが稀ではありません。病原体をまき散らしている可能性もあるので注意しましょう。

5.マスクを着用しよう

外国人からは異様に映るようですが、外出時はマスクを着用しましょう。口や鼻にウイルスを近づけないことが重要です。もちろん100%の予防法ではありませんが、緩衝材としては有効です。

ウイルス病は予防できます

ウイルス病は怖く感じますが、ほとんどは予防できます。また感染したとしても免疫力があれば、重篤化することはありません。変に心配してはいけません。そのストレスから免疫力が低下することもあるからです。

スポンサーリンク
The following two tabs change content below.
たくと
たくと
著者サイトたくとすく~る
生まれつき無関心な子供はいない! そう信じ、学習塾や講習会などで、 科学を楽しく解説しようと日々奮闘しています。 半世紀生きていますが、 気持ちは、今でも夢見る少年です。

2016秋の京都ライトアップ情報その11 恋愛成就がお願いできる紅葉スポット

交通事故の示談交渉をどうする?まずは弁護士へ相談しよう

関連記事

  1. 障害程度区分と障害者手帳の等級はイコールではありません

    介護や訓練など、様々な福祉サービスを受けるためには、障害程度区分というのを受けなければなりません。…

  2. 医薬品の7割に記載ミスがあった!どちらを信用しますか

    医薬品の7割に記載ミスがあった!新聞では小さな記事にしかなっていません。テレビで取り上げた局…

  3. 【速報】天皇陛下、生前退位へ…

    13日、NHKの19時台のニュースで速報が入りました。天皇陛下が生前退位の意向を宮内庁の関係者に…

  4. 電車内の化粧はマナー違反?公共の場をより良くするためのルール

    電車内の化粧はマナー違反?公共の場をより良くするためのルール

    電車内で化粧するのはマナー違反?かなりの個人差があると思いますが、あなたは電車内でお化粧をされて…

  5. 報道で見聞きする「心肺停止」とはどういう状態か?死とは何かです

    地震や台風などの自然災害による犠牲者が増えています。そうした報道で見聞きするのが「心肺停止の状態」で…

  6. 軽度外傷性脳損傷に注意!お医者さんの認知度も低いようです

    年末になると思い出すことがあります。高校受験を控えた中学3年生の冬、友人が突然死しました。同じ冬期講…

  7. 消費者庁から勧告されました。トクホでは効果を謳えませんよ

    2016年3月1日消費者庁はライオンに対して、健康増進法違反があったため再発防止策を講じるように…

  8. まゆげの整え方まとめ

    手入れ整え方意外と誰も教えてくれないのが、眉毛のお手入れ。まゆげって、顔の中でとても重要な役…

最近の記事

amazon

PAGE TOP