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地球温暖化に関する3つの誤解?本当に解決すべきなのか

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この記事の所要時間: 75

地球温暖化の進行を食い止めるため2015年12月に合意を得たパリ協定が、2016年11月4日に発効しました。日本は国会の手続き上、出遅れた感はあります。とはいえこの点について、与野党双方で意見の相違はないようです。

しかしアメリカの次期大統領であるトランプ氏は、温暖化防止に否定的であるとか。もちろん報道全般がアンチトランプになっているため真意のほどは不明です。それでも地球温暖化に関して、考え直すべき?誤解が少なくないようです。

地球温暖化とは何か

そもそも地球温暖化とは何でしょうか。もちろん地球が温かくなる現象ですが、超長期的に見れば、もっと暑かった時代はあるようです。あくまでも人間的な都合で考えた場合の温暖化です。

1.原因と考えられる物質は何か

(1)二酸化炭素

最も敵視されている物質は二酸化炭素です。二酸化炭素が温室効果を生み出すと言われています。とはいえ小学校の理科で習いますが、二酸化炭素は空気より重いので、沈みます。すると上空のどの辺に二酸化炭素が溜まっているのでしょうか。

また二酸化炭素は水に溶けやすい物質です。そのためこれまでは海水が多くの二酸化炭素を吸収してくれていたようです。しかしそれが限界に達している?これも温暖化になる理由と指摘されています。
参考「国内の二酸化炭素濃度が最高値?でも悪者なのか

(2)メタンガス

メタンガスも温室効果があると考えられています。いわゆる都市ガスは、メタンが主原料です。こちらは空気より軽いので、どんどん上昇していくでしょう。そのためガス漏れ検知器は、キッチンの天井近くに設置されているはずです。

なおプロパンガスは空気より重い物質です。こちらの検知器は、床近くに設定されているでしょう。温暖化とは直接関係ありませんが、安全上、一度ご確認ください。

一説によるとメタンは二酸化炭素の20倍以上も温室効果を持つとか?珍説ではないでしょうが、ウシが反芻する際にげっぷをすると、そこからも大量のメタンが出るとか?牛肉の大量消費が、変な処で問題視されているようです。

(3)フロンガス

フロンガスは、オゾン層を破壊すると指摘されている物質です。こちらも違った意味から利用を制限もしくは禁止するように国際的な取り極めが作られています。ちなみにフロンは、エアコンや冷蔵庫の冷媒などに使われています。
参考「温暖化を防げ!代替フロンの開発が急がれています

とはいえフロンも二酸化炭素を超えて桁違いに強い温室効果を持つとか。ただしこれ以上言い出すと、人工的に作り出す物質はすべて悪となってしまいそうです。そもそも人間活動自体が地球にとってはダメージ?そういう議論は起こらないのが不思議?当たり前ですか。

2.地球温暖化のメカニズムとは

地球温暖化のメカニズムを考えましょう。つまり上記の温室効果ガスが大気の上空を覆うことにより、地球から放射される熱の発散が遮られます。一方で地球へは太陽から常に熱エネルギーが届いています。熱収支の面で見ると熱が溜まっていく一方です。これが気温を上昇させている!一般的な理解です。

もちろん温室効果があることによって、地球は住みやすい気温になっています。すべてがなくなれば、地球の平均気温は氷点下になってしまうとか。こちらもバランスの問題であり、自然活動に伴う二酸化炭素量だったら良かった?結局はそういう議論に落ち着くようです。

3.叫ばれている影響は

地球温暖化によって様々な問題が指摘されています。とはいえ明確な因果関係が、必ずしも証明されているわけではないようです。矛盾する説もありそうです。

(1)海水面が上昇する

気温が上がると海水面が上昇する!よく言われることです。とはいえこの点に関しては、後述します。

(2)異常気象が起きる

気温が上がると異常気象が起きる!昨今の猛暑!逆に冬の豪雪!ゲリラ豪雨や熱中症で搬送される人も昭和の時代にはなかった?温帯の東京が熱帯化している!一方で砂漠化も進行しているようです。温暖化の影響は地球全体に広がっています。

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(3)熱帯病が温帯地域でも蔓延する

東京の熱帯化?心配されるのは、熱帯病が日本でも蔓延する可能性です。実際にデング熱が東京で流行しました。ジカ熱やエボラ出血熱も他人事ではなくなります。数十年後には、マラリアも当たり前の病気になるかもしれません。早めに熱帯病を治療できる施設を増やさないと、パンデミックが起きそうです。
参考「国立感染症研究所がレベル4の施設を稼働させたようです

(4)自然生態系が破壊される

衝撃的な映像として、北極の氷がとけてシロクマが餌を獲れなくなっている!野性生物の絶滅が危惧されています。

一方海水温の分布が変化することで、漁獲量が激減する魚種もあるようです。またクラゲなどの迷惑生物が日本海沖でも増殖する?私たちの生活に直結する自然生態系の破壊も深刻なようです。

地球温暖化に関する3つの誤解

地球温暖化に関するいくつかの誤解があるようです。ちょっと考えれば矛盾を感じることが少なくないからです。そもそも報道のインパクトが強く、考えないように仕向けられている?否めない現状はありそうです。

1.北極の氷がとけても海水面の高さは変わらない

小学校の理科でも習うことですが、氷がとけて水になると体積が減少します。また氷が浮いた状態の水面と、氷がとけた後の水面では、高さに変化はありません。どちらも同じ水だからです。これは自宅でも試せる実験です。確認してください。

一般的に地球温暖化によって北極の氷がとける!だから海水面が上昇する!実際に太平洋諸島では水没している島々があります。これは大変なことです。とはいえ本当に北極の氷がとけたことが、海水面上昇の原因でしょうか。

一方で-30℃が-20℃になっても、氷はとけない?では海水が増えた原因は何でしょうか。一説には、水温が上昇して水の体積が膨張した!または陸地の氷河がとけて海に流れ出した!そうした解釈の方が説得力はあり、矛盾はなさそうです。

2.温暖化になると逆に南極の氷は増える

同じ極地である南極も地球温暖化によって影響を受けそうです。とはいえアメリカ航空宇宙局NASAの調査によれば、南極の氷は増えている!または100年前とほぼ同じ大きさ?そんな報道(日本経済新聞2016年11月28日号)もあります。

様々な仮説はありますが、温暖化によって熱帯周辺の海から大量の水蒸気が上がります。これが大気の流れに従って極地へ送られ、そこで雪になった!だから温暖化になるほど、南極の氷は増えるようです。

なお温暖化になると海水が蒸発しやすくなる?ならばここからも海水面が上昇することと矛盾が起きそうな気もします。もちろん両者の収支バランスが問題になるはずです。

3.二酸化炭素濃度と気温は相関しているか

空気中の二酸化炭素濃度は、1900年以降、一貫して増加傾向にあります。とはいえ数値的には0.04%程度にすぎません。ちなみに30年ほど前の参考書を見ると、同0.03%となっています。この点からも濃度が上昇している!読み取れます。

一方で夏が暑く感じます。もちろんエアコンの使い過ぎ?室外機から流れる熱風に起因すると考えられるヒートアイランド現象もあります。しかし二酸化炭素濃度の上昇と気温の上昇は本当に相関しているのでしょうか。

1900年から100年の推移をみると、全体として気温が上昇する傾向にあります。とはいえ1960年から1985年までを見ると、逆に低下傾向にあります。そして1990年以降、今度は急上昇に転じます。これは二酸化炭素濃度の変化と一致するのか

興味のある方は、下記資料の9ページ、図2-5を見てください。
気象庁希少研究所 地球温暖化の基礎知識
グラフに意図的な?直線が1本入ると、人間の認識は引きずられてしまう傾向がありそうです。

詳しいことは誰もわからない

二酸化炭素の排出量が増え続けると気温が上昇して大変なことが起きる!これが日本人一般の理解かもしれません。とはいえ本当にそうなのでしょうか。客観的に調べていくと矛盾にぶつかる?詳しいことは科学者の間でも意見が分かれています。

もちろん省エネに努めることは重要でしょうが、正しいメカニズムを考えないと、結局は誰かの利益で誘導されている?そんなことが起きてしまいそうです。過度なナチュラリズムは、その存在自体が矛盾します。

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たくと
たくと
著者サイトたくとすく~る
生まれつき無関心な子供はいない! そう信じ、学習塾や講習会などで、 科学を楽しく解説しようと日々奮闘しています。 半世紀生きていますが、 気持ちは、今でも夢見る少年です。

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