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初詣にお勧め!都七福神物語その1 七福神とは?

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この記事の所要時間: 57

いつの時代も、日本で信仰されている神様の中で、おめでたさではトップクラスを誇る七福神!良い初夢を見るには、七福神の乗った宝船の絵を枕の下に敷いて寝るといい、などと言われます。

神様のお顔を下に敷くというのはいかがなものか、という気もしないでもありませんが、それだけ縁起物という事なのでしょう。

となると、初詣に七福神を全制覇すれば、さぞ御利益が得られるのではないでしょうか!?

七福神とは?

そもそも七福神とは、商売繁盛・五穀豊穣・学業成就・金運・健康運など、多くの日本人が是非とも神頼みしたい願い事を叶えてくれる、7人の神様のグループ名みたいなものです。

ただし、7人の誰かれなく、何でもかんでも頼めばいいというものではありません。神様には、それぞれ得意分野があるからです。そして、7人全てにきちんと参拝して、初めて7つの厄払いとなり、7つの幸福が得られるのです。これを七難即滅七福即生と称します。

という事で、今回は京の都の七福神たちをご紹介しましょう!併せて、それぞれの神様の特徴得意分野も解説したいと思います。

七福神の歴史

七福神。この響き自体、何とも縁起の良さを感じずにはいられません。何と言っても、7という数字がいいじゃないですか!!

しかもよく考えて見ると、日本にラッキーセブンという呼称や考え方が定着する、はるか昔から七福神が存在し、広く敬われていたのです。これって、実に不思議!ちょっと面白いと思いませんか?

そこで調べて見ると、興味深いことが分かりました。なんと七福神は、元々はたった1人の神様を奉るところから始まり、それが3人になり、7人になり、挙げ句の果てに、8人にまで膨れ上がったのだというのです・・・!!

一福神から三福神へ

七福神の中で最初に奉られた神様とは、インドのヒンズー教徒から伝えられてた大黒様です。

時は平安時代。日本の天台宗の開祖である最澄(さいちょう)は、豊かな生活をもたらしてくれると言われる、大黒様を台所の神様として奉る事を提案!そして、それを比叡山で実践しました。

しかし、それが山麓に伝わると、人々は長年慕っていた、日本古来の神である恵比寿様とセットで奉れば、より一層の御利益が得られるのではないか?と考えたのです。

そしてさらに、その恵比寿神の根底にあるとされていた鞍馬山(くらまやま)の毘沙門天様も加え、三福神として敬うようになりました。どうやらこの形態が平安京の最もオーソドックスなパターンだったようです。

ところが、平安時代も終盤に差し掛かった頃。都に、隣接する近江国から竹生島(ちくぶしま)の弁天信仰が伝わって来ます。すると、一部の庶民の間では、それまで慕っていた毘沙門天さんを外し、弁天様を加える形態が取られるようになったのです。

しかし、4という数字を嫌うところから、あえて四福神という形を避けたかったのかも知れません。4人でワンセットという方針は、ほとんど浸透しませんでした。

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三福神から七福神へ

こうして京の都では、毘沙門天派と弁天派、2通りの組合せがありながらも、三福神の信仰は続いて行きました。しかし、室町時代に入り、布袋様・福禄寿様・寿老人様が大陸から伝わってきました。そして、この毘沙門天or弁天という問題は一気に解決したのです。

何せ、新しい3人の神様を加えれば、七福神となり、何となく縁起がいいではありませんか!!そして当時、中国文化に影響されて流行していた、竹林をバックに7人の賢人を描くという水墨画、竹林七賢図(ちくりんしちけんず)からヒントを得て、7人の神様を描いた七福神図が多く制作されるようになりました。

七福神から八福神へ

とは言え、この7人の神様をワンセットで敬うという考え方は当初、あくまでも関西ローカルのものでした。全国区となったのは、戦国時代を経て、花の大江戸が誕生した後の事だと見られています。

さらに、末広がりのを好む日本人ならではの発想でしょうか。後に、稲荷神・不動明王様・虚空像菩薩などを加えた、八福神セットも誕生!それも、お不動さんやお稲荷さんならともかく、中にはお多福・だるま・福助、挙げ句の果てには、楊貴妃まで持ち込むものがいたというからビックリです。

しかし、この見解には中国の影響があるのではないかと考えられています。というのも、元々中国には実在の賢人8人を集めた八仙(はっせん)なるものが存在していた事があります。加えて、福禄寿と寿老人を同一人物とする見方がありました。ですので、八福神は決して遊び半分の発想ではなかったようです。その証拠に、今もなお関東を中心に、八福神を奉る神社仏閣は多数存在します。お多福や、だるまを敬うところもあるのです。

都八福神

という事で、いきなり番外編となってしまいますが、まずはそんな京都の八福神を参拝出来る初詣スポットをご紹介しましょう。

清水寺

kiyomizu

清水の舞台で有名な超メジャーな観光スポットに、八福神が奉られているなんて、思わず目が点かも知れません。ですがこれ、ほんとの話!

かつて世界初のFPコードを用いたおみくじが付いた八福神お守りが発売された時には、かなり話題になりました。もう10年も前の話ですが、そう言えば・・・!と思い出された方も多いでしょう。

しかも、こちらのプラスワンは、何を隠そうお多福です。やはり江戸時代に奉納された絵図で、その版木が発見されたのが2006年!そう、先の電子お守りは、それを記念して発売されたものだったのです。

以来、七福に倍する福が得られるとして、この八福神遊戯之図を一目拝もうという人は、少なくありません。

清水寺の情報

所在地 京都市東山区清水1丁目
拝観時間 午前6時~午後6時
拝観料 大人400円/小中学生200円
アクセス 京都市バス100・110・202・201・206他「五条坂」
「清水道」下車 徒歩約10分(駐車場無)
問合せ 075-551-1234
URL 音羽山 清水寺
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yamamoto
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おしゃべり大好き!お節介大好き!!の典型的関西人おばちゃんです。 趣味で京都の観光ボランティアガイドをしています! 言いたい事はズケズケ言うけど、結構面白かったり、時々ホロリとさせたりもしまっせ~( `pq´)ゥシシ 地元関西地区の食や趣味嗜好的な情報を中心に、自分の最大の課題であるダイエットの情報なんぞも、バンバン発信していきますので、よろしゅうおたのもうします(*^_^*)

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初詣にお勧め!都七福神物語その2 京都の七福神たち!

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