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糖質制限はダイエットになる?健康に問題はないのか

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この記事の所要時間: 632

巷には様々な健康術やダイエット法が流布しています。中でも気になるのが糖質制限系です。もちろん糖質とは広義の炭水化物です。食べるのを控えれば減量につながるでしょう。とはいえ健康的大丈夫なのでしょうか。

ダイエットの基本的な考え方

ダイエットの基本は、日々栄養バランスを考えることです。

単なる絶食系や特定の食べ物に拘る方法は、栄養バランスを崩します。特にビタミンミネラル、そしてタンパク質が不足すると、生活に支障を来すことがあります。気を付けましょう。

一方で溜まった脂肪を燃焼し消費することが不可欠です。

もちろん絶食すれば、必然的に脂肪がエネルギーとして使われていくでしょう。ただし健康的とは言えません。現状における効率的な脂肪燃焼法は、やはり運動です。

有酸素運動のやり方には様々な方法が登場しましたが、これを根本から否定することはないようです。日々歩く必要のなくなった日本社会ですが、まずは毎日15分でも歩く習慣を付けましょう。それだけで激太りは避けられるはずです。

糖質とは

糖質とは何か?

漢字から砂糖などをイメージしがちですが、広義には炭水化物のことです。

すなわち化学的には炭素と水素からなる化合物です。細かく見るとグルコースとも呼ばれるブドウ糖などの単糖類に行き着きます。

なお炭水化物の中には食物繊維も含まれます。つまり基本的な構造としてブドウ糖を利用しているからです。

ただし炭水化物の中で、人間が消化できる物を糖質と呼び、消化できない物を食物繊維として分類します。

繊維もそもそもが糖質だから糖質制限ダイエットは野菜類も排除するのか?変な突っ込みが入りそうですが、そうした明確な定義がされていないことも、賛否が分かれる理由かもしれません。

糖質制限のメリットとデメリット

糖質制限とは言っても様々なレベル、解釈があるようです。それぞれに関して、メリットとデメリットを考えてみましょう。

1.完全に摂取制限する

糖質制限の最たるものは、デンプン系を食事から一切排除する方法です。つまり御飯や麺類の摂取を止めます。もちろん糖尿病の患者でカロリー制限している場合や超肥満体型の人には適しています。ただし必ず医師の指示に従いましょう。

生き物の身体は精巧に作られています。何らかの物質が足りなければ、別の場所から材料を持ってきて作れば良い!先にノーベル賞を受賞したオートファジーがまさにその理論を証明しました。

もっと大きなレベルでも、カルシウムが不足したら、骨を溶かして血中に流しています。お肌の張りが失われたら、アミノ酸を集めて皮膚でコラーゲンを作る!同じ原理で考えれば、溜まった脂肪を減らす意味において糖質制限は実に有効な方法です。

しかし既に標準体型以下の人が素人判断で糖質制限ダイエットをすると、エネルギー不足に陥る可能性が否めません。常に健康状態を確認しながら進めていきましょう。

2.糖分の摂取量を減らす

昨今流行りなのはロカボと呼ばれる手法です。

これはLow Carbonhydorate つまり低炭水化物食という意味です。

目安として1日当たりの糖質摂取量を100グラム前後にするのが基本のようです。

糖質の量に気をつければ、他のものに制限はありません。すなわち御飯を減らせば肉や魚はたくさん食べてよい?甘みは人工甘味料を使っても良いそうです。言い換えるなら食後の血糖値を急激に上げない!そうした論理です。

ちなみに「ロカボ」は、一般社団法人 食・楽・健康協会の登録商標だそうです。詳しくは下記サイトを参照してください。
ロカボオフィシャルサイト

3.糖質制限は無意味?逆に危険!

そもそも糖質こそエネルギー源です。一説には、脳で使われる唯一のエネルギーがブドウ糖だと言われています。安易に糖分の摂取を止めると活力の低下に結びつく可能性も否めません。

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もちろん肥満体の人や定期健康診断でイエローカードを突き付けられた人であれば、糖質制限をすべきでしょう。とはいえ単に食べ過ぎを控えればよいだけの話でもあります。それを糖質制限と呼ぶのであれば、ちょっと意味が違いますね。

一方で安易な糖質制限は身体に危険だとする説もあります。一番使いやすいエネルギー源がブドウ糖だからです。実際に疲れた際、白湯に砂糖を入れた簡単な砂糖水を飲むだけで楽になるのも事実です。

ちなみに糖質制限を主張する人は、炭水化物を食べない代わりに肉や魚を食べましょう!と言います。しかしそれはお金持ち的な発想のようです。そういう返答をしている間は、糖質制限ダイエットに否定的意見が集まっても仕方なさそうです。

医療界でも賛否両論あります

糖質制限がダイエットや健康に効果的なのか否か?医療界でも賛否両論があります。実体験から提唱している医師もいます。とはいえ臨床検査をして得られたデータではなさそうです。

糖質制限を主張する理論として、人間にとって糖質、いわゆる穀物は元々の食物ではなかった!

実際に欧米などでは肉食がメインかもしれません。アジアなど温暖な地域だからこそ糖質を主食にできたのです。

ただし食文化に関しては、どこまで遡るかです。言い換えると歴史が始まって以降の日本食は米、もっと正確に言えば稗や粟などの穀類です。肉や魚は贅沢品です。すると糖質の方が身体に合っているような気もします。

結局は程度の問題です。肥満でメタボが心配される年代になれば、一定程度糖質を制限すべきなのでしょう。しかし成長期であったり常態的にエネルギーが必要な労働者であれば、適度な糖質の摂取は不可欠です。

なおアスリートに関しては、筋肉を蓄えることに重点が置かれます。ならばタンパク質の摂取が優先されるのでしょう。筋トレと一般人のダイエットを混同してはいけません。

すべてが吸収されるわけではない

多くの人は、食べたものがすべて消化吸収されると考えているようです。だからいちいち1食ごとにカロリー計算などをするのでしょう。とはいえ食べたものがすべて体内に吸収されるのでしょうか。

食べ物に関しては調理法、その日の体調などによって消化吸収率が異なります。

例えば生卵の消化率は60%程度だけど目玉焼きにすると90%くらいになるとか。人体に関する厳密な研究は難しいですが、あまり考えすぎるのも危険です。

急に言われてもどうでしょうか

第二次世界大戦後、高度経済成長を経て、ほとんどの日本人が飢え死にしないだけの食事を摂れるような社会ができました。これまでは生きるのが必至で、健康をあまり考えなかったのかもしれません。

バブル期を過ぎ平成の世になると、もちろん医療や科学的知見が増えたこともあるでしょうが、これまでやってきたことに対する賛否論が登場します。民間療法や伝統食が否定されることもあります。とはいえ余計なお世話?

科学的な食べ物が、本当に健康的なのでしょうか。好きなものを我慢せずに食べる!中途半端なストレスがダイエットの継続を阻んだりリバウンドを生むのも事実です。人間の身体はそんなに単純ではありません。もっと自分の身体を信じてあげた方が良さそうです。

急にあれこれ言われても、身体は急に変わりません。徐々に体質を変えていくことが結果的には身体に負荷もかからず望ましいと言えそうです。

体型を考えるべし

若い女性は、既に痩せすぎなのにダイエットしようと考えるようです。そうした間違ったやり方こそが健康を害します。結果的にスタイルを悪くします。変な思い込みは止めて、正しい方法を選びましょう。

まずは自分の体型を考えましょう。太らない体質にすることを念頭に置いた方法がベストです。そのためには、やはり適度な運動を続けることが一番です。

運動していれば多少のご褒美は、まったく問題ないからです。

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たくと
たくと
著者サイトたくとすく~る
生まれつき無関心な子供はいない! そう信じ、学習塾や講習会などで、 科学を楽しく解説しようと日々奮闘しています。 半世紀生きていますが、 気持ちは、今でも夢見る少年です。

宇宙ゴミの除去も民間企業の出番です

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