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【常識を疑え】価値観の違いによっても変化する『当たり前』

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この記事の所要時間: 643

常識】とは『社会的な当たり前の、価値観や知識・判断力のこと』を指します。

【常識】= 【一般的】についてはこちらでも解説していますが、

場所・地域の風習・会社などなど、所属している社会により、それぞれが正しいとする常識は異なります。その為、ある社会の常識が他の社会の非常識であることも珍しくありません。

出典:wikipedia

おまけに、常識は社会だけではなく、個人差それぞれのモラルによっても大きく異なるのです。

価値観による違いの【常識】

上述したように、常識は社会によって大きく異なります。

社会と言えば、かなり大きな括りになるので、もう少し小さく、一つ一つの家庭やグループとして考えてみましょう。

小さな分類で考えてみても【常識】は、価値観により大きく異なることがわかります。

上司と部下の価値観

まず(『常識』『普通』っていったい誰の基準?喧嘩で使ってはいけない言葉)こちらのページで例に挙げた上司と部下の話をご覧下さい。

上司は、日々目まぐるしい忙しさ。定時に仕事が終わらないことも珍しくありませんでした。

その忙しさから、部下との約束の時間に遅れるかも知れないことを想定した上で、「19時に」ではなく「19時頃に。」と伝え、「時間になったら店内へ入り、先に一杯飲んでて。」と伝えました。

それは、万が一上司が遅れたとしても、駅や店前で待たせるより、呑んで時間を潰した方が良いだろう、という考えからでした。だから、居酒屋の店内で待ち合わせをしていたのです。

それが、その上司の中での【普通】・【常識】であり、【気遣い】だと考えていたからです。

ですが、部下は時間にルーズな行動が大嫌いなタイプでした。そのため、部下の考え方では、19時頃と言えば『19時の5分前後』という考えでだったのです。

そして、約束をしたら相手の時間を無駄にさせないように、『少なくとも、約束の時間の10分前には先に到着して待つ』。それが彼の【価値観】であり、相手に対する【思いやり】でした。

部下の考えの場合、約束の10分~15分も早く目的地に到着する為に、その分だけ早く出発する事になります。そのため、19時前後に相手が来ないと『自分の貴重な時間を無駄にした。』と、イライラすることになります。

  • 思いやりに関する価値観の違い。
  • 時間に対しての価値観の違い。

彼らには考え方に違いがあったのです。

これが【個人の価値観】の違いによるものです。

どうでしょうか?これを読んで下さっている方の中でも、上司派・部下派に分かれるのではないでしょうか?

そして、どちらの考えもわかる、という人もいるでしょう。

笑顔の価値観

ある女性は、どんな時でも、人と接する時は笑顔を絶やしませんでした。

ムスッとした表情で接するのは、相手を嫌な気分にさせてしまい、大変失礼なことだと思っていたからです。

自分が、どれだけ体調が悪くても・悲しい出来事があっても、無理にでも笑顔を浮かべ元気に話をする。それを自身の鉄則としていたのです。

でもそのせいで、相当落ち込んでいるのに出掛けなければならない時には、できるだけ地元の人と会わないように遠回りして目的地へ行く、という面倒な事をしていました。

ある日彼女は、それを友人に話してみました。「常に笑顔でいるのは疲れるのよね。」と。

すると友人は答えました。

「無理に笑顔見せなくたっていいんじゃないの?落ち込んでいる時は、真顔で挨拶すれば?きっと相手だってわかってくれるよ。」

彼女の価値観と友人の価値観は違いました。

『人間なのに、いつでもどんな時でも機嫌良く話す方がおかしい。』というのが、友人の考えでした。

でも、彼女の中での笑顔の価値観や常識は変える事ができませんでした。今でも窮屈な思いを感じながらも、笑顔でいなければならないと考えています。

どうですか?どちらが正しい【常識】を持っているのか?人によって感じ方は様々ですね。

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高校へ行くのが常識?

現代では、高卒は当たり前。大卒さえも当然・ある意味【常識】であるとされていますね。

ある女性は、中学卒業後の進学について親と話し合っていた時期、こう思っていました。

  • 高校へは行きたくない。
  • その期間にもっと自分に役に立つことができる。
  • お金を稼いで働きたい。

母は「せめて、高校だけは卒業してちょうだい。」と、涙ながらに娘に悲願しました。それで、娘は高校へ入学・卒業をしました。母の心からの愛情を感じたからです。

その後、娘は結婚するも離婚。母子家庭で子どもを育てる事になってしまいました。働かなくてはいけない現実に直面し、高卒でないと雇ってはもらえない企業が多いことを実感。結果として、高校入学を勧めてくれた母に、大変感謝する結果となりました。

ですが、高卒が【常識】というのは、学歴を重んじる日本の考えです。実は、高卒でなくとも出世している有名人は数多くいます。

  • 第64・65代の総理大臣である田中角栄。
  • カメレオン俳優と呼ばれる山田孝之。
  • 引退してしまいましたが、弟のために進学しなかった成宮寛貴氏。

この他にも、挙げればキリがないほど多くの人物が、高校を卒業せずとも成功を収めています。

学歴は必須である【常識】とはいったい何なのか?を考えると、結局それも、自身の価値観に伴った思考である、と言えるでしょう。

海外と日本の【常識】の違い

では、もう少し大きな括りで【常識】について考えてみましょう。

イギリスでは、電車内では鼻をすすることが、最もマナー違反であると言われています。ですが、日本では鼻をかむ行為の方がもっと汚い行為である、と考えていますね。

一方、トイレのドアの場合。日本のトイレのドアは、使用後もきっちり閉めるのが常識。ですが、アメリカでは空いているトイレのドアは必ず半開きになっていると言います。きっちりと閉めるのは常識に反するのです。
また、指で作る『OKマーク』。実はこのジェスチャー、ブラジルでは、肛門や性行為を意味するものです。つまり、相手を侮辱する行為であるとされていて、現地でそのようなジェスチャーをすると、とんだ常識外れになってしまいます。

出典:公共トイレ事情inアメリカ! ところ変われば、トイレも変わる!トコロかわれば意味も変わる!ブラジルのジェスチャー

その他、顔が小さい方が美人・イケメンの条件とされているのが日本ですが、海外の人に対して「顔が小さいね。」と言うと、褒めているつもりが逆効果。気分を害する場合があると言われています。

これは海外では、顔が小さい = 頭が小さい = 脳みそが小さい = 頭が悪い という観念があるため。顔が小さい方が良いというのは、日本や韓国だけの考えであるのだとか。

このように、個人差の価値観による常識の違い以外に、国による常識の違いもあるのです。

常識を疑え!?

【常識を疑え】価値観の違いによっても変化する『当たり前』

常識を身につけ、常識を疑え

この言葉は、ソフト・オン・デマンドの創業者である高橋がなり氏の『脱負け犬十ヶ条』のうちの一つで、名言だとも言われています。

ある人にとっては【常識】であっても、自身にとっては【常識】でない場合もあります。

人にはそれぞれ、マナーとは全く別の【価値観】があります。また、たくさんある【常識】に対する先入観も、人それぞれにあるでしょう。何が正しく常識で、何が非常識であるのか。それは、社会・個人によって大きく異なるものなのです。

世間の価値観に流され、先入観で自身では【常識】だと思っていたことが、もしかすると【常識】ではない場合もあるのかも知れません。

(好きな人との価値観の違いはこちらから⇒好きなのに価値観が違いすぎる?別れた後で後悔しないために

(併せてご覧下さい。常に変化を遂げている?経験を積めば積むほど変わっていく価値観

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JUN
JUN
23歳と18歳の子を持つ母であり、日々何かに気づきを得る毎日を過ごすメンタルアドバイザーJUNです。 子育て・恋愛をはじめ、様々な視点から人の心理の根本を追求していきます。

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