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健康を謳うもので健康を害さないために、他人事ではない6つの事例

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この記事の所要時間: 726

年度末ということもあるのでしょうか。健康を謳うものに関するトラブルが多々報告されています。広告の文言や番組での主張に流されてはいけません。正しい知識を持たないと、結果的に困るのは自分です。

そこでこの1週間に見られた健康関連ニュースについて紹介し、そうしたものへの対策を考えてみましょう。

水素水再び

1.行政処分が下る

水素水とは何か?著名タレントが紹介していたこともあり世間的にも相応の好評を得ていたようです。しかし2016年12月、国民生活センターが水素水に対する過剰な説明に関して指導をしました。
参考「ついに出た?水素水に公的な定義なし!表示の改善を指導

その後は水素水に関する新聞広告、テレビCMなどが、面白いようにパッタリとなくなりました。とはいえ違った意味での水素水に消費者庁が待ったをかけました。

つまり2017年3月3日、水素水関連製品を飲むだけで痩せる?そうした宣伝が景品表示法違反に当たる!3つの業者に対して消費者庁が行政処分を下しました。
消費者庁 News Release

2.公表されるデータは本当か

水素水を信じて飲み続けることは、有害成分が入っていない限り問題ありません。しかしそれを使えば痩せる?明確な医学的根拠が求められます。消費者庁はその根拠を示す資料の提出を求めていましたが、期限までに返答はなかったようです。

健康食品のウェブサイトには、一見すると効果がありそうな文言や数値が示されています。「利用者の声」も多く寄せられています。とはいえどこまでが本当なのでしょうか?

グラフを用いたデータが掲載されていると、信じてしまいそうです。

ただしグラフはどのようにも描くことができます。そもそもその実験自体が正しい手法で行われ、正しく統計解析されたのか?学会といってもピンからキリまであります。

藁をも縋る気持ちがあるのでしょうが、飲んだら痩せる?そう簡単な話はありません。逆にあればノーベル賞ものかもしれません。行政による監視も大切ですが、消費者こそが賢くなるべきなのでしょう。

医師・歯科医が18人処分された

2017年3月4日の新聞に掲載されていました。「医師・歯科医18人処分」つまり何らかの有罪に問われた医師たちに対する行政処分が厚生労働省から下されました。もちろん医師も人間です。魔が差すこともあるのでしょう。

例えば

  • 違法ドラッグを輸入しようとした
  • 覚せい剤取締法違反
  • 道路交通法違反
  • 診療報酬不正請求
  • 医師法違反
  • 強制わいせつ
  • 児童買春・ポルノ禁止法違反
  • 迷惑行為防止条例違反

など医師としてあるまじき行為も多いようです。

これでは医師や歯科医をどこまで信じるべきなのか?医者の言うことは絶対だと考えたい患者側にとって、裏で何をやっているのか?私たちが支払ったお金がどう流れているのか?やはり医者にかからないよう、予防に徹するべきなのでしょう。

痩身エステでトラブル

1.エステで超音波機器を使えるのか

2017年3月2日、行政指導ではありませんが、国民生活センターが注意を呼び掛けています。

つまり超音波機器を使った痩身を謳うエステでの行為により火傷や腫れなどのトラブルが起きているからです。

国民生活センター|エステサロン等でのHIFU機器による施術でトラブル発生!-熱傷や神経損傷を生じた事例も-

エステと美容クリニックの境界が、素人には難しいようです。

基本的にクリニックは医師が常在しており医療行為が行われます。
逆にエステは、美容ではありますが医療行為はできません。

そのため扱える機器に明確な違いがある!はずです、本来は。

とはいえ脱毛サロンなどで使用されている「光」はレーザーと何が違うのか?医療レーザーをエステで照射していれば、アウトです。エステ業界にも技術者資格はありますが、あくまでも民間資格です。

2.クリニックも怪しい

クリニックであっても、実際には資格を持たない技士や看護師が機器類を操作しているパターンもあります。これも本来はアウトなはずです。それでも医師の監視下で行っている?証言者がいなければ、患者は泣き寝入りです。

ちなみに今回の問題は、

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医師以外の人が高密度焦点式超音波(HIFU)を使えば医師法に違反する恐れがある

との解釈から生じています。つまりエステに同機器があれば、限りなくブラックに近いグレーと判断すべきでしょう。

痩せる!魅力的な言葉ですが、その裏にあるリスクも考えて挑戦しましょう。美容とはかけ離れた結果になれば、損をするのは自分です。本当に痩せたければ、地道に運動をしましょう。

整形治療後に死亡

事件か事故か?詳細は伝えられていませんが、美容整形の手術をした後に患者が死亡した?速報的に流れています。

これは2017年2月27日の出来事です。名古屋市にある美容外科クリニックで32歳の女性会社員が手術後に意識不明となり、同夜に死亡が確認されました。手術が直接関係しているのか?現段階では不明です。

局所麻酔だったようですが、術中に意識を失ったとか?医療ミスも考えられるでしょうが、患者さんの体質や当日の健康状況も無視できません。プチ整形や日帰り手術などもありますが、手術は手術です。安易に捉えない方が良いでしょう。

ガッテンできない

1.チャレンジは必要ですが

2017年3月1日、NHKの健康番組である「ガッテン!」で、同局のアナウンサーが謝罪しました。つまり同年2月22日の放送で、説明不足?行き過ぎた表現があったようです。具体的には、睡眠薬で血糖値が下がる?

同番組で放送される内容は、かつてから賛否があったようです。とはいえ新たな視点から健康情報を提供する!チャレンジングな番組だとの評価もあります。しかしNHKがそうしたことをしても許されるのか?これが重要です。

2.NHKだから問題

NHKだから!そういう理由で信じる視聴者は多いはずです。自然災害などがあれば、まずはNHKのニュースでチェックする!そうした人たちを混乱に貶めたという意味では、今回の事態を重く考えるべきでしょう。

民放では怪しい健康番組も多いです。タレント医師がうんちくを語る?そもそも専門家でも賛否が分かれる説を安易に報道して大丈夫なのでしょうか?もちろん民放はスポンサーの問題があります。NHKは国民からお金を徴収している以上、公正な報道に徹するべきです。ネットを叩く前に、先ず隗より始めよ!
参考「医療に正解はあるのか?ネット検索の是非と医療界や人体の不思議

通販サイト閉鎖

1.驚きの数字です

日本経済新聞2017年3月2日の社会面に掲載されていました。「薬輸入不正2500サイト閉鎖」ショッキングなタイトルです。もちろん怪しいサイトはありますが、2500とは驚きの数字です。これは海外から医薬品を個人輸入するためのサイトです。

なお個人的に海外製品を購入することは個人の責任において行われるべきことです。損害があったとしても本人が了解している!そう判断されるはずです。ならばどこに問題があったのでしょうか。

そうしたサイトが扱う商品には、偽造不良品が多いようです。とはいえ薬が本当に効くのか?有効成分が正しく含まれているのか?素人が判断することはできません。そもそも医師が処方した薬だって、本当の本物なのか?誰がわかるでしょうか。ジェネリックもどこまで信じて良いのか?
参考「後発薬は本当に救世主なのか?解消すべき3つの不安

2.泣き寝入りしないように

薬によっては恥ずかしい?医者の診察を受けるのは面倒!そうした理由から安易にネット経由で入手する!ありがちです。薬の名前で検索すれば、無数のサイトがヒットします。そこから安い物を探して注文できます。

ただし悪徳業者は、患者の弱みに付け込みます。

トラブルが起きてもうしろめたさがあるので訴えられない?アダルトサイトの違法請求も同じ理屈です。泣き寝入りも多いでしょう。2500といっても氷山の一角です。

こうした業者は、閉鎖してもまた新たなサイトを立ち上げます。イタチごっこではあります。とはいえ一度報道することにより、利用者へ注意を促す!大切なことです。逆に他山の石として、認識を深めましょう。

自分の健康は自分で守ろう

情報が氾濫している社会です。甘い言葉も多いです。とはいえそれこそがビジネスの入り口です。悪魔の囁きかもしれません。そもそも簡単に痩せたり病気が治ることはありません。何かを見聞きしても、一度は冷静になりましょう。

自分の健康は自分で守りましょう。誰かを訴えたとしても、それで健康が回復されるわけではないのです。他人から傷つけられたとしても、自分に落ち度はなかったのか?訴える前に自問すべきでしょう。

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たくと
たくと
著者サイトたくとすく~る
生まれつき無関心な子供はいない! そう信じ、学習塾や講習会などで、 科学を楽しく解説しようと日々奮闘しています。 半世紀生きていますが、 気持ちは、今でも夢見る少年です。

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