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ダメな大人にしないために。子どもへの甘やかしはただの自己愛という真実

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この記事の所要時間: 74

『我が子ほど大切なものはあるのだろうか?』常々そう感じている方も多いでしょう。

  • 我が子がこの世に誕生した瞬間
  • 笑顔・泣き顔・眠っている顔を見た時
  • 寝返りやハイハイなど、今までできなかった事ができるようになった時

親として、これ以上の幸せはないと感じるでしょう。

私が上の子を出産した時、『自分は、この子を生むために生まれてきたんだ。』と感じたほど、心の中から何とも言えない愛情が溢れてきたのを覚えています。

現在、その子は23歳。

私には、今まで子育てをしてやっとわかった、と思うことが多くあります。それは、愛する我が子が私に与えてくれた貴重な経験だと思っています。

親は子育ての中で子どもから多くの事を教わり、学んでいきます。

その過程において、親として正しいと思ってやったことが、間違いだったこともあるでしょう。

今回は、私が子どもを甘やかしてきた結果・多数の失敗をした中で得たことを元にお話していきます。

今から子育てをされる方・今子育て真っ最中の方に、是非ご覧いただきたいと思います。

甘やかしたいという感情

特に小さい頃は、我が子の可愛さのあまりに、ついつい甘やかしてしまうでしょう。

  • 「これも買って欲しい!」
  • 「自分でできないから、して~!」」
  • 「いやだ。こっちの方が食べたいの!」

子どもが求めることは、できるだけ叶えてあげたいのが親心です。

愛しているから甘やかしたい、と思うのは誰しも同じですね。親の感情に違いはありません。

自立した大人への成長を願って

私は子どもの幼少期、彼らのリクエストはどんな事でも「はいはい。」と聞いてあげていました。

どんな事でもとは言っても、甘やかしっぱなしというわけではありません。受け入れられないワガママは受け入れず、こちらの言うことを聞くようにしたつもりです。

例えば、食べたくないとダダをこねた野菜。必要な栄養であると思えば「ポンポンさんが『これ欲しいよ~!・食べたいよ~!』って言ってるよ。だからこのお野菜は食べてあげなきゃね?」と言うと、息子は必死に頑張って食べました。

※ポンポンさん=お腹

また、自分の意見を主張できる大人に成長してもらうため・柔軟性を養うために、常に選択させ・思いを言うようにも促していました。

ちゃんと自立した大人になるためには必要だと考えていたからです。

「ママはこう思うけど、あなたはどう思うか教えて。」と尋ね、それに基づいた行動をさせていました。

ですが、大きく間違っていた幾つものことがありました。

片づけをしてあげる甘やかし?

自分の身の廻りのことは自分でできるよう、できるだけ教えてきたつもりではありました。

ですが、「これ入らないよ!」と、子どもがおもちゃ箱に全部のおもちゃを入れる事ができずイライラし泣きだすと、つい甘やかし、片づけてあげていました。

何故なら、子どもが片づけただけでは、おもちゃ箱に入りきらないほど多くの物があり、箱に綺麗に詰めていかなければ、片付けが完全にできなかったからです。

「ちゃんとお片付けするよ!一緒にしようね。」とは言っていたものの、結局は私が全てを片付けてしまっていたのです。

 

実はこの行動、出かける予定の為の時間のやりくりや、私の理想の片づけをしたいという、私自身の欲求から取った行動でした。

つまり、自分の予定に間に合わせるため・思い通りにするための、いわば【自己愛】であったのです。

自身の自己愛を、わが子を甘やかしている行動にすり替えてしまっていたのです。

ですが、本当は、

  • 汚くてもいい。自分一人で片づけを完了させ、褒めてあげる。
  • 「次はもっと綺麗に直そうね。」と乱雑な部分を徐々に教えていく。

このようにして、自分でさせなければいけない事だったのです。

私がそのことに気がついたのは、子どもが小学3年生になってからでした。

本当に愛を持って接するのなら、綺麗に片づけきれなかったものを帰宅してからや、子どもが寝た後・夜中にでも片づければ良かったのです。

もちろん、手助けしてあげることは大変良いことです。

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でも、親の都合で手を貸し続けていては、自分だけでは何にもできない大人になってしまいます。

こういった一見甘やかしとも見える自己愛が、子どもを常に誰かに頼り・依存してしまう大人へ成長させてしまうのです。

何でも買い与える甘やかし

子どもは、感じたままの感覚を素直に表現できます。嬉しい時には、嬉しさの感情100%で喜び、嫌なことがあったり、悲しい時にはその感情だけで泣き叫びます。

スーパーやおもちゃ屋さんでよく見る、物を欲しがって泣き叫ぶ子ども。これも興味のあるものを見れば、我慢できなくなる子どもならではの行動です。

  • 100円のお菓子を欲しがって床に寝転び、ダダをこねる子ども
  • 「駄目だ。」と、子どものワガママを無視しているように見える母親

あなたが母親の立場なら、「あれぐらい買ってあげればいいのに。」思われてしまうかも知れない、と他者の目を気にして、買い与えてしまう場合もあるでしょう。外で大声をあげて泣き叫ぶのは、他人に迷惑にもなってしまいますからね。

ですが、このような時に買い与えていたら、子どもは望んだものが何でも手に入ると思い込んでしまいますね。

自分の都合や周囲の目を考えた結果、買い与える。これも【自己愛】でしょう。

また、あなたが周囲にいる第三者の立場なら、「そのくらいの金額だったら買い与えて、子どもを静かにさせてほしい」と思うでしょう。

ですが、その一方で

『甘やかすのではなく我慢させる必要がある。』
我慢ということを教えることは大切だと、誰もが普通に認識しているでしょう。

いわゆる、しつけですね。

我が子への愛あってのことであり、わがままを聞いてあげる甘やかしと本当の愛をわかった上で行っている行動の場合でもあるのです。

愛と甘やかしの違い

実は幼い頃の私は、欲しいものを我慢したことがなく、大変甘やかされていました。その状況は、結婚する直前まで続きました。

私は、それを甘やかしだとは思わず、愛情表現であると考えていました。それが普通の家庭環境だったのです。

両親がそのようなスタンスだったこともあり、私もそうやって愛情を子どもに伝え・子どもから孫・そしてその次の世代にまで引き継いで欲しいという想いがありました。

だから、私も子どもの物欲を制限したことがありませんでした。

あげく、新しいものが欲しいだろうという勝手な思い込みで、欲しいとも言っていない子どもに対し「これ買おうか?」と自ら購入していたのです。

それは決して甘やかしではなく、実はただ自分が買ってあげたかっただけ。ただの【自己愛】【自己満足】だったのです。

子どもへの甘やかしは、自分への甘やかし

ダメな大人にしないために。子どもへの甘やかしはただの自己愛という真実

  • 子どもに優しくしたい。
  • 思い通りにしてあげたい。
  • 喜ぶ顔が見たい。

これらは一見、子どものためを考えているように感じるでしょう。

でも裏を返せば『自分がそうしたい』というただの欲であり、それを元に子どもにせっすることは、ただの【自己愛】なのです。

本当に我が子が社会へ出て、一人でしっかりと歩めるようにするには、親の自己愛を抑える必要があったのですね。

私は気づくのが大変遅すぎました。ですがもしも現在子育てに迷われ、子どもを甘やかすのはどの程度まで?と疑問に思っていらっしゃる方がいるのなら、まずは自身の自己愛に気がつく必要があると思います。

【甘やかし】と【子どもへの愛】と【自己愛】を、分けて考えましょう。

愛の意味を深く知り、これらをきっちりと分けて考え子育てすれば、親子のどちらか、または互いが相手に依存し、子離れ・親離れできない状態を回避することにもなります。

甘やかす時は大いに甘やかす・時にはどれだけ泣こうが我慢をさせる、そういったメリハリある育て方が大切だと思います。

我が子が泣いているのを見るのが辛い場合でも、それを我慢するのは親の自己愛の抑制です。つい甘やかすという行動は、子どもを甘やかしているのではなく自分自身を甘やかしていることになるのです。

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JUN
JUN
23歳と18歳の子を持つ母であり、日々何かに気づきを得る毎日を過ごすメンタルアドバイザーJUNです。 子育て・恋愛をはじめ、様々な視点から人の心理の根本を追求していきます。

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