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子どもを追い詰めてはいけない理由。逃げ場を与える怒り方の必要性

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この記事の所要時間: 632

人には必ず逃げ場所というものが、必要です。

なぜなら、逃げ場がなく追い詰められた状態になると、為せる手段さえも失ってしまうからです。

子どもを叱る際にも、ほんの少しの逃げ場は必ず置いておかなければいけない、非常に重要なことなのてす。

逃げ場がなく追い詰められると・・・

子どもでも大人でも、逃げ場がない程追い詰められると、どうなるでしょうか?

例えば、肉食動物・または映画の中のような空想のゾンビ。

もしも、あなた自身がそんなものに追いかけられ、崖っぷちまで逃げてきたと過程します。

あなたはどうしますか?選択肢はたった2つしかありません。

  • 食べられてしまうか・殺されてしまうか
  • 生きている保証もないまま、一か八か崖から飛び降りるか

追いつめられると、他に逃げ場はなくこの2択に限られますね。

追い詰めると子どもは心を閉ざしてしまう

まず、一つ目の選択肢。食べられてしまうことは、臆するでしょう。食べられるという選択肢は、自分の全ての非を認めるという事ですね。

それは逃げる手段にはなりません。

大人であっても、自分自身の非を完全に認められる潔さを持つのは、そんな簡単ではありません。

それでも子どもが非を認め、「ごめんなさい。」と言えば、多くの母親はこう言うでしょう。

  • 「何がごめんなさいなの!?」
  • 「何が悪いと思っているのか言ってごらんなさい。」
素直に謝っているのにも関わらず、「ごめんなさいと言えば済むわけではない。」と、とことんまで追い詰め、完璧な回答を要求するパターンがあります。

ですが小さな子どもは、親に怒られている恐怖心が最も先に立っている状態です。

そういう場では、そういった言葉によって追い詰められ『とにかく、その場から逃げ去りたい。』『ママが怖い。』という想いしかありません。

『何をどうしたのか?』ではなく、『ただ悪い事をしたんだ。』という現実だけは、理解しているでしょう。

しかし『何をどうしたからいけなかった。』などと考える余裕がないのです。

怖いと思わせることは、少なからず必要です。

(関連:怒ると怖いママはダメな母親?優しい親でいなくてはいけない?

ただし、そういう状況で追い詰めたとしても何のプラスにもならず、どうせ謝ったって許してもらえないと感じ、心を閉ざしてしまうのです。

こういう状況は子どもだけに限らず、大人同士の喧嘩やいさかい事でもよくある話ですね。

特に男女関係では、女性が男性をこのようにして、責める場面が多く見られるでしょう。

逃げるためには、飛び降りるしか助かる方法はないように追い詰めているだけです。

【飛び降りる】=【諦める】=【心を閉ざす】

あまりにも追い詰めてしまうと、このような状態になってしまいます。

追い詰められてしまうと、行き着くところは、諦めることという選択肢を選ぶしか、手立てがなくなってしまうのです。

追い詰めると自信が持てない人間になる

そして、小さな頃から常に追い詰めるような環境を作ってしまうと、心を閉ざすと同時に、常にオドオドし自信が持てない人間に成長してしまう恐れもあります。

  • 『怒られているのは、自分のせい。』
  • 『自分はダメな人間だ。』

非の全ては自分にあり・親に認めてもらえていない感情を植え付けてしまいます。

いつ・また怒られて追い詰められてしまうか不安な気持ちで過ごしてきた環境は、常に人の顔色を伺うような緊張した状態を作り出してしまうのです。

自分で判断したことが間違っているかも知れないと、いつもビクビクし・他人の評価を気にする大人へ成長してしまう可能性も出てきます。

追い詰めると嘘をつく子どもになる

映画のワンシーンのように誰かが助けに来てくれて、新しく逃げる手段が現れると万事OKです。

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しかし、そういったラッキーな現状になるなんて、滅多にあるものではありません。

大人であってもつい嘘をついてしまうように、大人に追い詰められた子どもも、逃げるための手段として【嘘】をつきます。

追い詰められ、自分を保身したいがために嘘をつく。追い詰められている現状を回避するための、精一杯の悪あがきです。

自分が出せるような完璧な言葉を、子どもの口から言わせたくても、何十年生きている大人と・数年しか生きていない子どもと違いがあって当然ですね。

とことんまで追い詰めてしまうと、恐怖心が植え付けられて、意識せずとも嘘をついてしまうような人間性になってしまうのです。

大人が口々に叱り追い詰める

いけないことをした時、その場にいる複数の大人が、子どもを叱りつけてしまうのも、追い詰めている状態です。

例えば両親が揃っていて、母親が怒った時・父親も輪をかけて怒るのは、ただ子どもを逃げ場がないように追い詰めているだけになります。あまりよろしくありません。

母親に叱られ、いてもたっても居られない気持ちになっているのに、子どもの心を萎縮させてしまうだけとなります。

逆も同様です。父親が怒っている時、母親も同じように怒ってはいけません。

両親揃って怒られる状態は、子どもを威圧し追い詰めるだけ。
恐怖心という意識を、インプットするだけになる事が危惧されます。

逃げ場はいつ作る?

ただし怒っている時に、口を挟んでかばってしまうのも、逆に良くありません。

なぜなら、いつでも誰かに庇ってもらえると思い込ませてしまい、常にどこかに逃げてしまうようになってしまうからです。

自分自身で考えさせることで、何がいけなかったのか自己で考える力を養うためにも、両親のどちらかが怒っている時は一切口を挟んではいけません。

少し落ち着いてから、ぎゅっと抱き締めてあげた上で、「お父さんは何故怒っていたのかな?」と怒った理由を説き、いけない事に対して謝るように優しく教えてあげて下さい。

私は、母子家庭で二人の子どもを育ててきたので、父親と母親の役目を行うことに大変苦労しました。

怒る・たしなめる、二つの役目を担うために、とにかく感情的にならないよう努めました。

ですが人間ですから、全て完璧にこなすという事はなかなかできず、大きく悩んだ時もありました。

悩みながらも、反省し・少し改善する。それを繰り返し行うことで、子どもにも多くの事を教えられ、一緒に成長してきたのです。

こうしてしまったら後でどうなるのかを、どんな時でも冷静に順序立てて考えるくせをつける事です。

後悔しない子育てをしたいものですね。

追い詰めすぎると取返しのつかないことにも・・・

子どもを追い詰めてはいけない理由。逃げ場を与える怒り方の必要性

心を追い詰める状態で育てると、心に深い傷やストレスをかかえ、取返しのつかない最悪な状態になってしまう危険性もあります。

  • 爪の噛み癖が治らず、人前に出せないような指になる。
  • いつもビクつき、挙動不審になる。
  • 言葉がスムーズに話せず、どもってしまう。
  • 摂食障害を引き起こす。

子どもが嫌だと感じた時、「お腹が痛い。」と言うのは、決して仮病ではありません。

精神的なストレスから身体的な部分にまで、悪影響を及ぼしてしまっているせいです。

人間は、何が何でも自分を保身したいという本能を持っています。

逃げ場所を与え、心に余裕を持たせる事が大変重要です。

その中で、自分で自分の非に気づく事に、どうやって導いてあげるのかが親の役目でもありますね。
追い詰めると、全てが逆効果となってしまうのです。

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JUN
JUN
23歳と18歳の子を持つ母であり、日々何かに気づきを得る毎日を過ごすメンタルアドバイザーJUNです。 子育て・恋愛をはじめ、様々な視点から人の心理の根本を追求していきます。

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