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子どもがまだ小さいからどうせ忘れるだろう!?約束はいい加減でいい?

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この記事の所要時間: 656

子どもがまだ小さい頃は、親が言っていることを全てきっちり理解しているわけではないし、仮に約束をしたとしても『覚えているわけがないだろう。』と高を括っていませんか?

たとえその約束が、大人にとってたいしたことのない約束であったとしても、子どもにとっては非常に重要なことです。

【約束】について、親の立場・子どもの立場、両面から考え解説していきます。

破るならしてはいけない約束

そもそも【約束】とは何のためにあるのでしょう?

  • 「今度〇〇へ行こうね。」
  • 「絶対だよ!」
  • 「うん。約束ね。」

こういった約束は、当然子どもを喜ばせてあげたいという感情から表れていますね。

ですが、その時を何とかやりこなすために約束をしている場合もあるかと思います。

  • うるさく騒ぐ子どもに対し「静かにしてくれたら、日曜日〇〇へ連れていってあげる。」
  • いつまでも片づけをしない子どもに「これを片付けたら、お菓子を買ってあげるよ。」

といった感じの約束です。

親にとってはそこまで重要な約束でなくとも、子どもはその時のことを心から楽しみにしています。

無意識に口から出た言葉なので、そのまま忘れてしまう場合もあるでしょう。

ですが、子どもを遊びに連れて行ってあげようと思う約束でも、交換条件の約束でも、もし守れないのなら絶対に約束をしてはいけません。

(関連:ご褒美によるしつけ『これをすればこれをあげる』交換条件は良いか悪いか)

約束に意味がなくなる

交わした約束を守らないという状況は、たとえ無意識であったとしても、子どもにとっては一大事です。

逆に、子どもが約束を破ったら、どのように教えるでしょうか?

「約束したでしょう!?何故守れないの!?」ときつく言い聞かせますね。

しかし、親が約束を守っていない状態で、子どもに約束の意味を教えることはできません。

小さな子どもにとっては、親がお手本です。『子どもは親の背中を見て育つ』とも言われていますね。

子どもは自分が約束を守れなかった事よりも『ママは約束を守らないのに・・・。』と感じ、親への信頼度が薄れます。

さらに、回数を重ねる度にこう感じ始めます。

  • どうせ。また約束したって破るんだ。
  • 僕(私)だって、守る必要はないんだ。
  • 親は約束を守らなくたっていい。= 目上の立場になると、約束を守る必要はない。
  • 守れない約束であっても、適当にその場をやり過ごせればいい。

約束なんて意味がないという感覚になっていてしまうのです。

約束を守らないと親を甘く見る

私は子どもに対してのしつけを、かなり甘く行ってきてしまいました。

  1. 「おもちゃをお片付けできたら、おやつをあげる。だから頑張って!」と約束する。
  2. それでも、ダラダラと遊んでなかなか片づけを始めようとしない子ども。
  3. 「ねぇ。お片付けするから、先におやつが食べたい。」と泣き始めぐずり出す。
  4. 「わかった。じゃおやつを食べたら、絶対お片付けするのよ。約束よ。」とおやつをあげる。

どうでしょうか?

一度交わした約束を安易に曲げてしまうと、「ママは約束守らなくても、どうせしてくれるんだ。」と、知恵がつきます。

  • 『ママは、最後には優しくしてくれる。』
  • 『何でも、自分の言う通りにしてくれる。』

どれだけ怒っても、どれだけ約束をしても、最終的には『自分にとって都合の良いように動いてくれるのだから、気にする必要はない。』と、親のことを甘く見てしまうのです。

子どもと交わした約束は貫く

交換条件のようなご褒美的な約束ではなく、罰としての約束も全く同様のことです。

例えば、「おもちゃをお片付けしないなら、捨ててしまうからね。ママが用事をしている間にお片付けしなさい。」と約束をしたとします。

子どもは、『大切なおもちゃを捨てられては大変だ!』と急いで片づけを始めるでしょう。

でも、用事が終わって部屋を覗いて見ると、全く片づけができていない。

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捨てると約束をしたものの、せっかく買った仮面ライダーのベルト、シルバニアファミリーのお家・・・それを簡単に捨ててしまう事なんてできません。

そして、子どもから取り上げてしまうのも、可哀想になり躊躇しますね。

多くの母親は、また叱って「約束したでしょう?」と片づけを催促するのではないでしょうか?

それを繰り返すと、子どもは上述したように『どうせママは優しいから、捨てるはずがない。』と思い、親との約束を守らないようになってしまいます。

約束をしたら、どんなに実行したくない事であっても貫く姿勢が重要です。

そこで、「ごめんなさい!」と泣き叫んだとしても、1度の猶予をあげることは構わないでしょう。

ですが、それを繰り返すと、『謝ればそれで済む。』とも思い始めます。

悪く言えば、親の弱みに付け込むという悪知恵を習得し、約束が守れないまま成長してしまうのです。

とはいえ、本当に捨ててしまうのはもったいないと思いますので、しばらくの間は物置きなど、子どもに見つからない場所に隠しておきましょう。

ただし、すぐに出してあげてはいけません。

子どもの様子を見ながら、充分に約束が守れるようになったなと感じた時、「知り合いのおばさんから貰ってきたよ。」と渡してあげて下さい。

簡単に出してしまうと、『どうせまた貰ってくれるから、捨てられたっていいや。』と、同じことの繰り返しになります。

子どもの様子・性格などを見極めて、タイミングを計る必要があります。

約束を守れない大人になる

どんな事であっても、親が約束を守らないということが度重なることによって、子どもの中で【約束】に対する概念が染み付いてしまいます。

『約束なんて守らなくっても大丈夫。』

親との約束を軽視するようになり、あげくは親の言葉そのものに対しても、重みがなくなってしまいます。

さらに、そのまま育ってしまうと約束を守れないような大人になってしまう可能性が出てくるのです。

『約束は、上の立場になったらしてもいいし、簡単に破ってもいい。』という上下関係の上に成り立っているものと思わせてしまいます。

  • 自分の都合の良いことだけ約束だけをして強要する。
  • 人の約束は、守らなくたってもどうでもいい。

極端だと感じるでしょうが、最悪根本的にこのような考えになり成長してしまうと、自身の子どもがモラルをわきまえる事ができない大人になってしまう可能性もあるのです。

子どもとの約束も大人との約束も同じ

  • 小さな子どもだから、適当にかわせばいい。お菓子やおもちゃを後で与えればいい。
  • 仕事だから・大人同士の約束だから、守らなければならない。

このような約束の重みを、年齢によって分けるのは間違いです。

できない約束は絶対しないと共に、約束したのならそれを貫くのが、モラルある人としての行動ですね。

子どもであっても大人と同じ人間です。

常に尊重していく気持ちや姿勢は必要なのではないでしょうか。

約束は人とするのではない

子どもがまだ小さいからどうせ忘れるだろう!?約束はいい加減でいい?

約束と言えば、他者を対象とした【契り】だと考えてしまいがちですが、実はそうではありません。

実は、約束は自分自身が信じた事であり、約束を破るというのは自分を裏切る行為となってしまいます。

約束は、自分でこうすると決めたという決心あっての事ですね。

本来の約束は【誰かとするもの】ではなく【自分と約束する】ものだと私は考えています。

子どもと、お菓子をあげる約束をしたのにあげなかったら、自分自身を裏切ってしまっているのと同じことなのです。

だから、私は交わした約束は、子どもであっても必ず守るようにしてきました。

自分自身と交わした約束は、何があっても守り通す。自分を裏切りたくはないからです。

詳しくは、こちらでご覧下さい。(【4月1日】エイプリルフールについていい嘘・いけない嘘

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JUN
JUN
23歳と18歳の子を持つ母であり、日々何かに気づきを得る毎日を過ごすメンタルアドバイザーJUNです。 子育て・恋愛をはじめ、様々な視点から人の心理の根本を追求していきます。

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