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叩いて怒ると子どもに及ぼす悪影響【体罰はアリか!?】

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この記事の所要時間: 639
  • いくら叱っても言うことを聞かない。
  • 何度言ってもいけないことを繰り返す。

『子どもは、厳しくしつけるべきだ。』という意見を持つ方もいらっしゃるでしょう。

そして言うことを聞かない場合、叩くという体罰はどうでしょうか?

体罰には賛否両論があり、大きく意見が分かれると思います。

叩いて怒ると怯えてしまう子ども

叩いて怒るという体罰はできるだけ避けるに越したことはありません。

なぜなら叩くという行為は、子どもを力でねじ伏せている状態になってしまうからです。

自分の何倍も大きな大人から叩かれるのは、子どもにとっては大変怖いことです。体罰を与えて言う事を聞かせるなんて、していいわけがありませんね。

叩くことによって、『何がいけないのか。』ということはわからず、『叩かれるからいけない。』としか理解できません。

子どもをしつける時に叩く事を続けていると、子どもは怯えてオドオドした性格になってしまう可能性があります。

また逆に、他人に対して暴力的になってしまう場合もあります。

怯える3歳の男の子

私が、保育士補助の仕事をしていた時のお話です。

とてもおとなしい男の子の園児Aくんが、一時預かり保育で園にやってきました。

声も小さく消極的で「好きな色を選んでね。」と折り紙の色を選ばせている際にも、顔ばかりを見てなかなか選ぼうとしませんでした。明らかに大人の顔色をうかがっている雰囲気でした。

みんなでお遊戯をしていた時に、その子は窓際に立っていました。

日差しが眩しすぎたので、ブラインドを降ろそうと手を伸ばした瞬間、咄嗟に両手で頭を抱えしゃがみ込んだのです。

私は、初め何が起きたのかわかりませんでした。

小さくまるまっているその子に「どうしたの?」と声をかけると、その子はそろりを顔を向けるだけで黙って何も言いませんでした。

「驚かせてごめんね!びっくりしたよね。」と言って抱き締めようと手を伸ばすと、また身体をビクッとさせ硬くなるのがわかりました。

私は、Aくんの前にしゃがんで同じ目線に下りた状態で手を取り、「大丈夫よ。何にも怖くないからね。」と、しばらくギュッと抱き締めましたが、表情は硬いままでした。

Aくんは一時預かりで何度か来ただけで、その後は来ることはありませんでした。

勝手な予想ですが、親の叩いて怒る体罰が原因ではないかと考えられます。

まだ3歳の小さな子どもなのに『手が伸びてくるだけで一瞬で頭を抱え込むなんて、どれだけ叩かれているのだろう?』胸が締め付けられる程苦しい体験でした。

今でも時々、Aくんの顔が浮かんでくることがあります。

好きな折り紙の色を選べなかったのも、『ダメな色を取ってしまったら、叩かれて怒られるかも知れない。』と思ったからかも知れません。

叩いて怒る体罰は、しつけには値せず、ただの虐待です。

しつけは、親の言いなりにさせるために行うものではありません。子どもに愛情があるからこそ、【躾】と言えるのです。

大人の勝手な怒りをぶつけることは、その子の人格形成に大きく関わってきてしまうのです。

子どもを叩いて怒った経験

私は子どもに対して、何度も叩いて叱ったことがあります。

小さな頃に叩いて怒った二度、かなり記憶に焼き付いている場面があります。

4歳の息子に叩いて怒った記憶

私が初めて手を上げたのは、実は息子が4歳の頃でした。

ある日公園の滑り台で、近所の1つ年下の男の子の耳を噛んで怪我をさせてしまいました。

事件が起こる前、その子が滑り台の下から上がろうとしていて、息子はなかなか滑ることができないという状態でした。

私は息子に判断させるため、しばらくどうするのか様子を見ていました。

しかし「よけて~!よけてよ!」と何度も叫び、次第に苛立ち始めた息子。

ケンカになってしまうかも知れないと感じたので、その子に近づき「下から上がっちゃお友達が滑れないよね。」と話しかけている間に息子が上から滑ってきたのです。

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かなり低めの滑り台だったので勢い良くぶつかるということもなく、さっと手で止めることができたのですが、息子はその子に覆いかぶさるようにのしかかり、止める間もなく耳に噛みついてしまいました。

その子はギャーと叫んで大泣き。

息子はすぐに口を離しましたが、私は「噛むのはダメ!!」大声で怒鳴り、息子の頬を勢いよく叩きました。

その時は、その子の親御さんに謝罪したり、病院へ連れていく相談をしたので、息子には言い聞かせることができませんでした。

幸いにも、歯型がいっただけで傷にはなっておらず「病院へは行かなくてもいい。」と許していただけたのですが、あの時は本当に驚きました。

なぜなら、噛むという行為をするなんて想像もしていなかったのです。

息子は『人を噛む』という行為を一度もしたことがなく、噛むことがいけないことだと教えた事も一度もありませんでした。

家に帰ってからでも噛むことがどれだけいけない事なのかを何度も説明すると、わかってくれました。

息子の頬は真っ赤になっていてとても胸が疼きましたが、叩いて叱ったことは後悔はしていません。

私個人の意見としては、『絶対的にしてはいけないこと』をした時に叩いて怒る体罰は、子どもに大切な事を教えるいいきっかけになると考えています。

  • 怪我につながるような危険な事をした時。
  • 人に怪我をさせてしまうような危険な事をした時。
  • 人の物を盗るような行為をした時。

このような場合に叩いて怒る体罰は、必要ではないでしょうか?

ただし常に噛み癖があったり、何らかの心の傷を抱えている可能性のある場合は、叩いて怒っても改善されることはないかも知れません。よく対処法を考える必要がありますね。

2年生の時に叩いて怒った時

そして二度目は、小学2年生だった息子が嘘をついた時でした。(参考:5歳~7歳の嘘のしつけは優しく教えてもわかる?常に優しくしなければいけない?

2年生にもなれば、知識もつき物事に対してかなりわかっている年頃です。上述したような事は、ほとんど理解しているでしょう。その時も本当に心が痛みましたが、私の愛情が伝わることになったので、結果良かったと思っています。

親の愛情や人の心の痛みを教えるために、叩いて怒るという手段もあるのではないでしょうか。

カッとして叩かない

叩いて怒ると子どもに及ぼす悪影響【体罰はアリか!?】

現代では、虐待や体罰の問題が多く溢れていますが、大変悲しいことですね。

常に叩かれて育った子どもは、親の愛情を信じられず、親子の信頼関係は損なわれてしまいます。

子どもが叩かれて感じるのは、身体の痛みだけではありません。心にもそれ以上の痛みを感じさせ、深い傷を負わせることになってしまうのです。

例えば、うまく食事が食べれずにスープをこぼしてしまった時、ついカッとなり叩いてしまうのは、ただの親のエゴですね。

掃除しなければいけなくなったから、腹がたっただけのことでしょう。

もしその時、こぼすのをわかっていた行動の場合でも、何かを伝えようとしている可能性をまず考えてみて下さい。

スマホに夢中になっている母親の気を引くために、寂しくて構って欲しかったのかも知れません。

子どものことを、じっくり見つめていれば色々なことが見えてくるでしょう。

子どものためを考えて叩くのか・苛立ちから叩くのかを、何度か深呼吸した後によく考えてみて下さい。

カッとした時、鏡で自分の顔を見るのも、少し冷静さを取り戻せる良い方法かも知れません。

イライラする解消法はこちら(こんなに簡単に解消できるの!?イライラせずに子育てをする方法をご提案!

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JUN
JUN
23歳と18歳の子を持つ母であり、日々何かに気づきを得る毎日を過ごすメンタルアドバイザーJUNです。 子育て・恋愛をはじめ、様々な視点から人の心理の根本を追求していきます。

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