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お手伝いで褒め過ぎは禁物!?逆効果になってしまう悪影響の元に?

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この記事の所要時間: 622

自身の子どもが、お手伝いを上手に手伝ってくれたり・もし失敗したとしても、褒めちぎってしまいたくなりますね。

多くの方にとって、自分の子どもは最高!であり『うちの子って、もしかすると天才かも!?』なんて考えるでしょう。

お手伝いだけに関わらず、何をしたってこれ以上の存在はないと考えますね。

実際私もそうでした。『自分の子どもよりも優れた存在なんているはずがない。』とまで考えていましたから、何をしてもそれはもう褒めて褒めて褒めちぎっていました。

ですが、頑張ってお手伝いをしてくれても、あまりに褒め過ぎてしまうとかえって逆効果になってしまうおそれもあるのです。

お手伝いで褒め過ぎは禁物だという理由

まず結論から言いますと、お手伝いをしてくれたからと言って褒め過ぎると、【自分を過信】し過ぎてしまう可能性があるのです。

お手伝いをすること・協力し合って生活していくのは、共同生活では当然のことです。

はっきり言えば、偉くもないし別段凄いことでもないのです。

しかし、小さな子どもが精一杯できないながらに努力をしている姿勢は、本当に素晴らしいものですね。親が喜んでくれることを願い、挑戦する意気込み・精神は、大いに褒めてあげるべきです。

ですが、余りに褒め過ぎてしまうと、多くの思い違いを招く上・子どものやる気の芽を積んでしまう危険性が考えられます。

褒め過ぎで悪影響がもたらされるなんて、いったいどういった危険性なのでしょうか。

笑顔をもらう・褒めてもらうから始まる人格

子どもが小さい頃は、親が笑ってくれることが嬉しくて笑顔を見せる社会的微笑から学んでいきます。(参考:新生児が笑うのは何故?寝ている赤ちゃんの微笑みから声を出して笑うまで

生きていたいという生存する欲求の次は、誰かに認められ・自分の存在を確立するというところからが【世の中で生きていく】始まりです。

  • 目の前にいる親が喜んで笑っている姿を見て、自分の存在を知る。
  • 優しく微笑みかけられることで、相手に感情を伝える術を知る。
  • 褒めてもらったり、必要とされていることで、自分を認めることを知る。

簡単に言えば、このような順序でしょうか。

親が自分を必要としている・自分はこの世に存在する意味がある、そういった感情を得てこそ、徐々に人格が形成されていくのです。

そして、お手伝いができる年齢になり、自分が行ったことを過剰に褒められると、当然脳が敏感に反応します。

褒めてもらうだけのためにお手伝いを行う

人間の脳は、人の顕在的な意識とは別で、常に新しい刺激を求めています。(参考:脳が大好物の刺激。切っても切れない欲との関係性

この無意識な働きは、本能であり・大人でも子どもでも例外はありません。

それをうまく逆手にとって、子どもにやる気を起こさせることができます。(参考:子どもに何でも一生懸命して欲しい!最も有効なことは【やる気】と【記憶】

しかし決して脳の刺激だけで行なうのは、真の思いやりとは言えません。人を思いやる行動を行うべきは、相手の事だけを心から願ってのことのはずです。

でもお手伝いを過剰に褒め称えることによって、子どもは勘違いを起こしてしまいます。子どもというより、人間の意識から独立した脳が・・・です。

  • 褒めてもらえなければ、お手伝いをする意味がない。
  • 褒めてもらえる嬉しさだけのためにお手伝いをする。

お手伝いは、自分が刺激を感じるため・褒めてもらうだけに行なう事となってしまうのです。そして、褒められなければ(感謝されなければ)=刺激が与えられない。結果、やる気を失ってしまいます。

これを、アンダーマイニング現象(効果)と言います。

一度勘違いを起こした脳が、そのまま成長すればどうなるでしょうか?本来の、人の優しさや思いやりを知ることなく、大人へなってしまいますね。

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全ての方がそうとは申しませんが、ボランティアをしている方の中には、それだけのために被災地へ向かい、「どうだ!俺はこれだけやってきた!」「私は自分の身を投げ打ってでも、人助けをしたのよ!」と自慢している方もいらっしゃるでしょう。

人のためではなく、自分自身だけのために・・・。悲しい真実であると言えます。

やる気を動力とした褒め方をする

アンダーマイニング現象で、逆効果になってしまう反面、外部からやる気を起こさせることを【エハンシング効果】と言います。
  • アンダーマニングは、外部からの刺激で自発的に高まったやる気を失わせてしまう事です。
  • 一方、エハンシング効果は、内部的にやる気がない場合でも・外部からの刺激によって目的に向かっていく精神が目覚める事です。

ですから、『子どもは褒めて伸ばせ』という言葉があるように、やりたくない事であっても「絶対できるからお手伝い頑張ってやってみてくれない?」「お手伝いを頑張ってくれたら、いっぱいだっこしちゃうよ!」「頑張っている〇〇が大好き!」と、褒められる喜びを教えてあげます。

(参考:ご褒美によるしつけ『これをすればこれをあげる』交換条件は良いか悪いか

この2つの心理・どちらが有効かを見極めるのは、大変難しいことでもあります。

当然、間違ってしまうことだってあるでしょう。

現に私は、子育てがひとまず終了した今だからこそ言えることです。でも、たった一人でも多くの方に、私と同じ後悔の気持ちになることのないよう、心を込めてお伝えしたいと思っています。

後悔のない人間なんて、世の中どこを探したっていませんが、少し頭の片隅に入れておいて、愛情の伝え方のサンプル程度に思い起こしていただきたいと思っています。

アンダーマニング・エハンシング効果など、難しいことは考えずとも、お手伝いをしてくれた子どもに対して、最も良い褒め方があります。

褒め過ぎず、感情を【伝える】

お手伝いで褒め過ぎは禁物!?逆効果になってしまう悪影響の元に?

まず、子どもにお手伝いをする時の、親の姿勢を考えましょう。(参考:子どものお手伝いで失敗しないさせ方法と、うまくさせるコツ

そして褒め過ぎるのではなく、ごく自然に感謝の気持ちを伝えるのです。(参考:3歳以降の子どもを褒め過ぎるのはダメ人間の元!?間違った褒め方とは?

  • お手伝いしてくれた気持ちが嬉しいこと。
  • 誰かを思いやる感情が、とても素晴らしいということ。
  • 結果はどうであれ、気持ちが届いているということ。

これらの感情をありのまま伝えれば、過剰に褒め過ぎることはないでしょう。

『私の子どもは、こんなことできて素晴らしいわ!』と思うのは間違いなのです。だって、お手伝いなんてもっと凄いことをできる子どもだっていますし、自分の子どもだけが特別なわけではありません。

世の中はとてつもなく広いのです。

そんな上辺だけのお手伝いを上手くこなす能力ではなく、心に抱いた想いに応えてくれたことに感謝をします。

そうすることで思いやりを学び、人の深い気持ちを考えられる人格を作り出すでしょう。

ただし先にも述べましたが、自立心が芽生え・人格が形成されるまでは、褒め称えてあげても結構です。その子個人の性格を見極めながら、その境目を判断してみて下さい。

よく考え子どもを見つめていれば、おのずとわかってくるでしょう。

(併せてご覧下さい。3歳以降の子どもを褒め過ぎるのはダメ人間の元!?間違った褒め方とは?

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JUN
JUN
23歳と18歳の子を持つ母であり、日々何かに気づきを得る毎日を過ごすメンタルアドバイザーJUNです。 子育て・恋愛をはじめ、様々な視点から人の心理の根本を追求していきます。

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