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カラスの撃退法!生態を知って被害を防ぐ3つの方法

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この記事の所要時間: 840

真っ黒いというだけで不気味に思われているのがカラスです。
もちろん直接カラスの被害に遭った人も多いでしょう。
特に晩春から初夏にかけてカラスの子育てが始まります。突然カラスが攻撃を仕掛けてくることも少なくありません。

そんなカラスの被害を防ぐには?
カラスの生態を知ることが大切です。

野生動物とは共存を目指す!

毛嫌いせずにうまく付き合えば、カラスも意外とかわいい生き物かもしれません。

カラスとは

カラスとはどんな鳥か?
ほとんどの人は言われなくてもわかるでしょうが、もう少し詳しく考えてみましょう。

分類学的にはスズメ目カラス科の鳥です。

1.種類

(1)ハシブトガラス

日本の街中で見られる代表的なカラスは、ハシブトガラスです。
名前の通り太いクチバシが特徴です。
全体的に太目であり、頭が盛り上がって見えます。
とはいえ遠目には判断しがたいですが、カーカーと軽い鳴き声が見(聞き)分けるポイントです。

どちらかと言うと肉食系と考えられています。
ゴミを漁る典型的なカラスです。
一方でハトを襲ったり、弱った仲間を共食いしたりする?そんな報告例もあるようです。

(2)ハシボソガラス

クチバシの細いタイプがハシボソガラスです。
全体的にスリムなイメージがあります。
基本的に草食系なので農村や郊外で生息しており街中には来ません
逆のイメージかもしれませんが、ガーガーと濁った鳴き声が特徴です。

(3)その他のカラス

カラスの仲間にはさまざまいますが、黒い鳥に限定すればミヤマガラスもいます。
こちらは渡り鳥であり、冬になると日本へ群れで飛来します。
ふわふわという飛び方が上述のカラスたちと異なる点です。
基本的に果実や昆虫などを食べて過ごします。

また北海道にはワタリガラスが来ます。こちらも冬の渡り鳥です。
上記のカラスより一回り大きな体型をしているので見分けがつくようです。
ちなみに聖書で登場するノアが放ったのはワタリガラスだとも言われています。

2.生態

カラスは雑食
カラスの食性は、基本的に雑食です。

元々は木の実や種子、昆虫などを食べていたようです。
もちろんカラスは都会に適応してさまざまな食べ物にチャレンジすることでエサの幅を広げました。
この点は昨今問題になっているクマなどと同じです。
参考「クマの出没注意!被害が増えた3つの原因と対策

カラスは頭がいい
カラスは鳥類の中でも知性があるとされます。

例えば

  • 固い実を高いところから落として割る
  • 道路において車に割らせる
  • 水道の蛇口をひねって水を飲む!

さまざまなカラスの知能の高さがわかる目撃情報が報告されています。

カラスは遊びをする
カラスは遊び心があるとも指摘されています。

そもそも野生動物は、毎日エサを探すことに追われ余暇を楽しむ時間はありません。
とはいえ

カラスは都会のゴミという資源を見出したことでエサ探しに費やす時間が不要となり、あまった時間で遊びを覚えた

とも考えられています。

カラスの子育て
カラスは木の上などに巣を作り、毎年5個弱の卵を産み育てます。

七つの子歌にもありますが、カラスは家族で群れることが多い鳥です。
街中でも営巣(えいそう)することがあるので、後述するようにトラブルの原因になります。

3.勝手に捕まえてはいけない

日本でカラスは大型鳥類に区分されるため、基本的に天敵はいません

もちろんタカなどの猛禽類が自然界では天敵です。
またヘビがカラスの卵を食べると言われます。
しかしそれらは微々たるものです。
そのため放っておくと、カラスの数はどんどん増えていきます。

とはいえ日本には鳥獣保護法があります。
勝手にカラスを捕まえたり殺してはいけません
近くにカラスの巣があったとしても、積極的に撤去してはいけません。
困った場合には自治体や害虫駆除会社などに相談しましょう。

カラスの被害

具体的なカラスの被害について考えてみましょう。

1.ゴミ漁り

よく見聞きするのがゴミ漁りです。
わが家の近くでもカラスのゴミ漁り被害に多々遭っています。

そのため

  • ゴミにネットを掛ける
  • 大型のプラスチックバケツに入れる
  • ゴミ回収車が来る直前にゴミを出す

このようにさまざまな対応策が試されています。

基本的にカラスは視覚でエサを認識します

そのため自治体によっては色のついた中身が見えづらいゴミ袋を利用しています。
また夜間にゴミ収集することでカラスの被害を防いでいる成功例もあります。

何気なく観察していると、カラス被害に遭う場所は毎回同じような気もします。
これは人間がゴミ出しのマナーを守っているか否か?
そうした問題もありそうですが、カラスはなわばりを持つとも言われているので、狙う場所が決まっているのかもしれません。

2.後ろから襲われる

晩春から初夏にかけて、カラスの子育てシーズンです。
基本的にカラスは樹上に巣を作りますが、街中では電柱の上、民家の近くにも巣が見られます。

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カラスは家族愛が強いとも言われるので、卵やヒナを必死で守る性質があります。

そのためカラスの巣に近づくと、襲ってくることが珍しくありません。
もちろん人間が意識していなくても、カラスにとっては死活問題です。後ろから突然迫ってくることもあります。
実際にカラスのクチバシで突かれる被害もあります。

3.あそび

上述したように、カラスは知性があると言われます。

そのためさまざまな遊びが確認されています。
例えば線路の置石です。
子供のいたずらと思われていたのが、調べてみたらカラスが敷石で遊んでいたようです。

巣作りのためには、通常木の枝などを使います。
とはいえ街中ではさまざまな物が利用されています。
よく例に挙がるのは針金ハンガーです。
ベランダで無造に針金ハンガーをつるしていると、勝手に持っていかれることが珍しくありません。

また学校のせっけんが盗まれる事件も続いたようです。
いわゆる手洗い用のせっけんには有毒物質が少なく油分の補給になるようです。
とはいえ単なるいたずらでは?そんな説もあります。

生態からみたカラス被害の防ぎ方

カラスに悪気はないとはいえ、人間が生活する上で困ることも少なくありません。

法律によってカラスを捕獲できないなら、生態を知ることでカラスの被害を防ぐべきなのでしょう。

カラスとの知恵くらべです。

1.巣作りさせない

基本的なカラス対策は、身近でカラスに巣を作らせないことです。

もちろん数キロメートルの行動半径を持つと言われているので、小さな森、神社やお寺に大きな木があれば、そこでもカラスは営巣します。
とはいえ庭や集合住宅内の木などは常にチェックしましょう。

都会であればカラスに巣材となる材料を提供しないことです。

上述のように針金ハンガーなどをベランダに置いてはいけません。
また剪定(せんてい)くずなどもすぐに撤去しましょう。
人間にとってのゴミは、カラスにとってお宝である場合が少なくありません。

カラスの巣を見つけたら市区町村役場で相談しましょう。

自宅の敷地内であっても、カラスを勝手に捕まえてはいけないからです。
原則は被害がないとカラスの巣を撤去してもらえませんが、害鳥駆除業者などを紹介してくれることがあります。

2.黒い服や帽子を着用しない

カラスは黒い物を攻撃する習性があります。

諸説ありますが、仲間がいじめられていると勘違いして助けに来る?黒い服や帽子を着用していると襲われやすいようです。
また黒いゴミ袋もカラスに突かれやすいとされています。

そのため黒い物を着用しない持たないことをおすすめします。

特にカラスの子育てシーズンは敏感なので注意しましょう。

帽子は白系が良さそうです。

またカラスはキラキラ光る物に興味を示します。
これは好奇心、遊び心の現れとも言われます。

こちらも光るアイテムを身に付けない
庭などにも光を反射するようなものを置かないようにしましょう。

3.エサを提供しない

カラスも生き物です。エサのある場所に集まる傾向があります。
そのためエサがなくなれば、カラスも別の場所へ移動します。

ちなみに昨今は都市部からカラスが消える傾向にあるようです。
その理由として、ゴミ対策が徹底されてきたからとか。
例えば福岡市では夜にゴミ収集することでカラスが減ったと言われています。東京でも一部の自治体が試みており成功しているようです。

住宅街であってもカラス除けネットを使うなど工夫すれば、被害が減りますし、心なしか?カラスが近づかなくなっている印象も否めません。

カラス対策に効果がないと思われるもの

カラスの被害に効果がないと思われる対策も多々あります。

カカシや大きな音

例えば動かないカカシに意味はありません。逆にカラスに遊ばれてしまいます。
同じように大きな音も、一時的にはカラスがびっくりしますが、直接的な危害がなければ慣れてくるようです。

番犬

番犬はカラス除けになるか?
昨今はおとなしい犬も少なくありません。
そもそも首輪でつないでいれば、カラスは賢いので、襲われない範囲で遊ばれてしまう?
すきを突いて犬のエサを食べることもあるようです。

カラスが嫌う臭いによる対策

臭いはどうか?
漂白剤系の臭いを嫌うという話もありますが、カラスは学習能力が高いので、害がないと判断すれば無意味なようです。

一番の天敵は人間です

さまざまな対策が考案されていますが、カラスにとって一番の天敵は人間です
人間が徹底的にカラスを追い払えば、そこをテリトリーから外すようです。
最終的にはカラスとの根くらべです。

たまにカラスとにらめっこすることもあります。
人間をばかにしているのか?思うこともあります。

とはいえカラスは意外と人懐っこいため、うまく利用すれば、スズメバチなど他の害獣駆除に使えるかもしれません。

ただし現状においてカラスをペットとして飼育することは禁じられています。
野生動物なので、カラスにはむやみに近づかないようにしましょう。

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たくと
たくと
著者サイトたくとすく~る
生まれつき無関心な子供はいない! そう信じ、学習塾や講習会などで、 科学を楽しく解説しようと日々奮闘しています。 半世紀生きていますが、 気持ちは、今でも夢見る少年です。

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