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ヒアリが神戸港から日本へ上陸!家にアリが侵入するのを防ぐには

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この記事の所要時間: 642

2017年6月14日に衝撃的なニュースが流れました。ついに恐れていたことが実現したのです。それは、ヒアリが日本に上陸した!小さな生物ですが、日本をパニックに陥れる危険があります。日常生活でも油断できなくなります。

ヒアリの被害を防ぐことはもちろんですが、

  • 自宅にアリが侵入したらどうするか?
  • 予防法はあるか?
  • 噛まれたら、刺されたらどうするか?

対処法を具体的にまとめます。

ヒアリが神戸港に上陸しました

実際に上陸したのは5月20日です。中国広州市から来たコンテナが神戸港で降ろされました。それを尼崎市内に運んで開いたら、大量のアリを発見!成虫も卵もいました。当時は種名も不明でしたが、6月9日になってヒアリと判明したようです。

今のところ見つけたすべての個体は薬によって殺処分されています。ただし相手はアリです。隙間に逃げ込みます。そのため周辺にワナを仕掛けて探しているようです。もし街中へ逃げ出したとすれば、すべてを殲滅(せんめつ)することは、ほぼ不可能です。

こうなれば大阪や東京に来るのも時間の問題です。コンテナをどこで開くか?そうした話になってしまうからです。新幹線やトラックにも乗って移動します。伝染病と同じく、どこに隠れているのか?疑心暗鬼が続きます。

ヒアリとは火蟻です

1.ヒアリはアリの仲間です

ヒアリは、ハチ目(膜翅目/まくしもく)アリ科の昆虫です。体長は3ミリ程度、赤褐色なので一般的な黒いアリとは一目瞭然です。

じっくり観察すると、手足の形状が少し違います。ただし生きている個体に近づいてはいけません。

ちなみに日本で売られている昆虫図鑑にはヒアリの記載がほとんどありません。これまでノーマークだったからでしょう。そういう意味でも一般の人には知られていません。広報を含めた早めの対策が求められます。

2.ヒアリは猛毒を持っています

名前の由来は、火蟻です。お尻の先にある針で刺されると燃えるような痛みを感じるようです。人間にとっても猛毒と考えられています。スズメバチの際と同様にアレルギー反応を起こします。場合によっては急性アレルギー、世界で年間100人が死んでいるそうです。

3.ヒアリは南米原産です

もともとの生息地は南米です。とはいえ船の荷物に紛れて世界中へ分布し始めています。日本在来のアリより強いと考えられるので、もし侵入を許してしまえば生態系への影響が危惧されます。そのため特定外来生物に指定されています。

ただし温かい気候を好むことから日本で越冬できるか?もちろん地下に巣を作ってしまえば、爆発的に増える可能性は否めません。

ヒアリなど毒虫の入国は避けられない

なぜヒアリの侵入を防げなかったのか?とはいえだれも責めることはできません。コンテナの内外をすべて調べることなど現実的ではないからです。言い換えると、時間の問題でした。ついにこの時が来た!そういう状況です。

もちろん日本国内にも在来のハチやマダニなど危険な虫はいます。とはいえ昨今は毒虫系の入国が増えています。たとえば

  • 1993年、広島で凶暴なアルゼンチンアリが確認される
  • 1995年、オーストラリア原産の有毒なセアカゴケグモが大阪で確認される
  • 2013年、対馬でツマアカスズメバチの営巣が確認される

などがあります。

今後も飛行機や船での人そして荷物の行き来が増えます。海外からの観光客や帰国者が持ち込むこともあるでしょう。万全を尽くすべきですが、その後の対策も並行して進めるべきです。

家にアリが侵入するのを防ぐには

私事で恐縮ですが、2017年5月、我が家のキッチンで小さなアリ集団の襲来を受けました。たぶんヒメアリと思われます。2ミリにも満たない茶褐色のアリです。とはいえ侵入経路を突き止めたため、1カ月後の現在、撲滅に成功しました。

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1.家の周りをチェックする

戸建て住宅の場合には、家の周りをチェックしましょう。
庭などにアリの巣はないでしょうか。もちろんすべてをつぶすことはできません。しかし休日などを利用してアリの行動範囲を確認しましょう。家の外壁などを登っていたら、早急に対処しましょう。

高層マンションでも油断はできません。アリはちょっとした隙間から侵入します。

  • ベランダにひび割れなどはないか
  • 共用部分の廊下に食べ物のカスや昆虫の死骸はないか

そうした場所にも群がり、家の中をうかがっているようです。

2.侵入経路を突き止める

室内にアリがいれば、必ず侵入経路があります。複数の場合もありますが、1コロニーであれば侵入経路を一つに絞ることが可能です。皆で情報を伝えあっているからです。我が家の場合は、換気扇の隙間でした。

アリ用の殺虫剤を使うべきなのでしょうが、アリは臭いに敏感な生き物です。たまたまあった消毒薬であるヨードチンキを利用しました。それをアリの通り道に塗ると、たちまち行列が乱れました。家内への入り口に数滴たらすと、以後いなくなりました。

3.服や靴、荷物に注意

密閉された室内であっても、意外な場所からアリの侵入を許すことがあります。たとえばこの3点です。

  • 荷物

街中であっても道端にアリがいます。何気なく置いた荷物やカバン、そして靴にアリが1匹でもついていれば、それがきっかけになります。

1匹で何ができる?とは思いますが、アリの行動力、巣への忠誠心を侮ってはいけません。アリが好むのは食料だけとは限りません。かつて東南アジアで仕事をしていた時、ゴザや革製のカバンがアリの餌食になりました。ヒアリもそうして広がる可能性が大です。

アリに噛まれたらどうするか

アリを見ているだけなら問題はありませんが、子供がいたずらするとも限りません。また知らずに手を置いたり腰かけると、アリもびっくりします。その弾みで刺したり噛んだりすることもまれではありません。そんな場合はどうすべきでしょうか。

1.まず患部を確認する

アリを含めた毒虫に刺されたり噛まれるとチクリとした痛みを感じます。かゆみを伴うこともあります。
その場合はまず患部を洗って確認しましょう。何か所刺されているかチェックします。できればきれいな流水で洗い、冷やすことも重要です。

2.市販薬を塗る

小さな傷であれば、市販の虫刺され薬が使えます。早ければ数時間、長くても数日で患部は消えるでしょう。とはいえシミや痕が残ることもあります。そのためかゆくても引っかいたりしてはいけません。

一般的に有効とされるのがステロイド外用薬や抗ヒスタミン薬と呼ばれるタイプです。新たに購入する際には、噛まれた傷を薬剤師に見せて相談しましょう。薬が合わないと症状を悪化させる可能性も否めません。

3.アレルギー症状が出たらすぐに医療機関へ行きましょう

ただかゆいだけなら問題ないでしょうが、

  • 大きく腫れあがる
  • 息苦しくなる
  • どうきがする
  • 意識を失う

などの症状が現れたら危険です。アナフィラキシーショックかもしれません。すぐに救急車を呼ぶか医療機関へ駆け込みましょう。

とはいえアリに噛まれたら何科を受診すればよいのでしょうか?近くの内科でもOKですが、できれば皮膚科がオススメです。可能であれば、刺された虫を持参すると対処法が明確になります。

危険を自覚することが大切です

外来生物の多くは人間が持ち込んだものです。今回のヒアリも、間接的ではありますが人間活動が関係しています。鎖国はできないので、外来種の侵入を防ぐことは事実上不可能です。

水と安全はただ!もはや、そんな神話は通用しません。温暖化の影響もあり、伝染病を媒介する蚊も日本で生息できるようになっています。日本も毒虫汚染国です。そうした危険性を自覚することが、予防や対処法を考える上で重要なことです。

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たくと
たくと
著者サイトたくとすく~る
生まれつき無関心な子供はいない! そう信じ、学習塾や講習会などで、 科学を楽しく解説しようと日々奮闘しています。 半世紀生きていますが、 気持ちは、今でも夢見る少年です。

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