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一時期話題になりました。国立大学における文学部不要論!
関連書籍なども登場しています。
新学期を迎える今だからこそ、本当に必要ないのか?
ちょっと考えてみませんか。
大学に文学部を残すべき5つの理由が見えてきますよ。

何故不要と思われたのか

そもそも文学部不要論が生まれた理由は何でしょうか。
大学を補助する財政的な余裕がなくなっていることがあります。
もっと社会へ直接貢献できる研究をすべき!
実際に文学部は何をやっているのか?
卒業しても就職先があるのか?
漠然とした不安があったことも確かです。

大学教育の再編を模索する時期に当たってしまった?
複合的な理由から、個人的本音が漏れたのかもしれません。
とはいえ一介の政治家が、
大学の運営にまで首を突っ込むべきなのでしょうか。
違った点からも、議論が沸騰してしまいました。

文学部が必要な理由とは

文学は独学できる!それももっともな話です。
とはいえ大学の中に文学部は必要!そう訴えたい理由もありますよ。

1 研究者を確保するため

第一の理由として、研究者を確保するためです。
各大学には、教養科目として文学や語学があります。
その教員を育成するために、文学部は必要です。
適当に評論家を連れてくるわけにもいきません。

すると大学に教養科目は必要なのか?
別の議論も生まれてきますね。
大学の存在意義に係わってきます。
教養を学ばない?技術中心の学校にしたいなら、
専門学校でよいでしょう。

古い考えかもしれませんが、大学は何をする所か?
教養を学ぶことこそが、大学の価値なのでは。
それこそ社会人として生きてくる部分ですよ。

2 日本の文化を守るため

文学は、日本の文化です。
それを守るためには、専門家が必要です。
その後継者を育てるためにも、文学部は不可欠です。
専門家育成が目的なら、少数の大学だけでも良さそうです。
しかし多様な考え方を取り入れることが大切です。

古典文学でも、新しい発見があることも稀ではありません。
違った視点で研究すれば、様々な文化的価値が生まれます。
できるだけ多くの大学に文学部がある。
多数の専門家が喧々諤々の議論をする。

それによって文化が育ち、国力もアップするものです。
独自文化を疎かにする国は、確実に滅びの道を進みます。

3 大学卒業資格を得るため

ネガティブな理由ですが、理系が苦手な人もいますね。
とはいえ大学へ行きたい!大卒の資格は欲しい?
そういうニーズのために、文学部はあってもよいのでしょう。

大学がありすぎる!大卒をエリートにすべき!
そうした議論が大勢を占めれば、
文学部不要論が幅を利かせてくるでしょう。
しかし文学の専門家から国語の教員に転進する?
子供達にとってもメリットはあると思いますが。

4 「無駄」ができる社会的余裕

文学は無駄だ!
とはいえ無駄ができる社会的余裕を持つことが、国力アップになります。
無駄や遊びがないと、ギスギスした社会になります。
教養をひけらかす!それがストレス発散にもなります。

時代遅れかもしれませんが、本を読んで心を豊かにする。
無駄は人格形成にも貢献しますよ。
多様性を生み出す源泉にもなります。
効率性ばかり追求すると、格差が広がるばかりです。

5 文学的思考も重要です

文系や理系などと言いますが、文学的思考も重要です。
もちろん理詰めで考えることも時には必要でしょう。
とはいえ世の中の事象がすべて定義付けできるわけでもありません。

科学に精通している人ほど、物事は理屈では済まない!
実感しているでしょう。科学者ほど文学を読んでいる!
中途半端な知識しかない人ほど、理屈で押そうするようです。
そういう人たちにこそ、文学をお奨めしたいですが。

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文学を読みましょう

文学作品を読みましょう。
図書館から古典を借りてきましょう。
読めば読むほど、それを研究してくれる学者、
文学部の必要性が理解できますよ。

時代に合った大学教育をすべきでしょうが、
そもそも時代とは何か?
時代から外れることこそが、文学の醍醐味でもあります。

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