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地方にある私立大学に異変が起きています。
つまりいくつかの私立大学が公立大学になってしまいました。
いわゆる公立化です。
私立と公立は水と油の存在ではなかったのか?
その理由や裏事情?
メリットやデメリットについて考えてみましょう。

公立化とは

私立大学の公立化とは何か。
元々私立大学として設立された大学が、
以下に述べるような理由から、
地元自治体が経営権を握り公立大学として再スタートを切ることです。
地方活性化の手段として大学を招致した経緯もあります。
いまさら勝手に潰せない?
そんな裏事情もありそうです。

公立化の理由

私立大学を公立化する理由は何でしょうか。
具体的に考えてみましょう。

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1.地域の若者へ教育機会を残す

公立化する上で誰からも共感を得やすい理由は?
地域の若者に高等教育の機会を残すことです。
つまり経済的理由から首都圏の大学へ通えない若者は多いでしょう。
しかし地元なら?
何とか勉強を続けられるケースもあります。
そういう若者たちや家族にとって地域に大学が残るなら?
嬉しい限りです。

2.大学を維持したい

地元の大学を維持したい!
そもそも半官半民型や公設民営方式で誘致した経緯もあります。
そこには国の支援もありました。
そしてこれまで多くの補助金や交付金も費やしてきました。
今になって潰してよいのか?
そんな気持ちもあるようです。

3.地域の活性化

将来的に消える自治体がある?
不気味な研究結果が出ました。
それはどの地域も他人事ではありません。
過疎化や高齢化は危機的状況です。
とはいえ若者が地元に残ってくれるなら?
何らかの解決策になるでしょう。
公立大学であれば?
他所から若者が来てくれるかもしれません。
大学存続は地域活性化の鍵です。

公立化のメリットは

私立大学を公立化する理由はわかりました。
とはいえメリットはあるのでしょうか。

1.学費が安いので学生を集めやすい

私立大学が公立大学になると?
学費が安くなります。
これが公立化における一番のメリットでしょう。
すると当然ですが、学生を集めやすくなります。
地方の私立大学より公立大学!
履歴書にも書きやすい?
就職に有利かもしれません。

2.若者がいるだけで地域が活性化する

どんな形であれ若者が地元で生活してくれるなら?
もちろん消費が増えます。
そして若い人がいるだけで?
地域が活性化するでしょう。
それだけでも地域の人たちが元気になります。
新しいアイデアが生まれるかもしれません。
地方では死活問題です。

3.自治体として支援や協力がしやすい

私立大学だと?
大学の自治!
行政は安易に口出しできません。
しかし公立大学になれば?
支援しやすくなります。
共同研究を含めて相互協力がしやすくなるでしょう。
補助金も出しやすくなります。
行政側のメリットは大です。

公立化のデメリットは

公立化はメリットばかりではありません。
乗り越えるべき課題もあります。

1.他の私立大学との間で不公平感が生まれる

公立化すると?
補助金などが交付されやすくなります。
他の私立大学との間で不公平感が生まれます。
一方は独力で頑張っているのに!
もちろん学費に差があります。
よほど特徴のある私立大学ではない限り?
公立大学へ若者は流れてしまいます。
公正な競争がなくなる?
学問の自由は保たれるか?
活性化とは程遠くなるかもしれません。

2.公立化しても中身は変わらない

公立化しても?
教授や学科などの中身が変わるわけではありません。
同じ研究や講義が続くだけです。
新規性はありません。
看板を変えただけ?
行政的な都合から大学を潰したくないだけ!
揶揄されるだけです。
若者にとって魅力的に映るかどうか。

3.そもそも大学数が多すぎる

そもそも日本に大学が多すぎるのです。
そこまでして存続させる意味は本当にあるのか?
補助金は税金です。
地域の人たち皆が納得しているのでしょうか。
もっと他に使い道があるのではないか。
地域のジレンマもありそうです。

私立の理念はどうなった

私立大学を公立化する際に思うことは?
私立の教育理念はどうなった!
とはいえ元々が地域の要望で誘致した大学です。
私立である必要もないのでしょう。
もちろん地元に大学があれば?
若者の目標になります。
大人の事情はあるでしょうが、一度私立として設立したならば?
若者に示す意味でも、私立の意地を見せてもらいたいですね。

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