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大学に入っても就職先が保証されているわけではありません。
数字的に言えば、東大に入るよりトヨタに入る方が狭き門です。
私立大学であれば、工夫次第で入り方は様々です。
とはいえせっかく入った大学なのに中退してしまう?
大学中退者は非正規雇用になりやすいようなので注意したいですね。

大学中退者は非正規雇用になりやすい

参議院選挙の真っ最中、各党とも経済政策を訴えている時、
2016年7月8日の日本経済新聞朝刊に衝撃的な記事がありました。
大学中退経験がある25~34歳の半数以上が非正規雇用で働いている
この割合は同年代で比べた場合、2倍以上に達しているようです。
調査は2016年の2月、東大などの研究グループによって行われました。
なんとなくわかるような気もしますが、理由は何でしょうか。

非正規雇用になりやすい理由とは

同記事では、中退した理由は書かれていましたが、
非正規雇用になりやすい理由は記載されていません。
そこで想定される理由について、考えてみましょう。

1.履歴書の印象はよくない

就職試験を受ける場合、履歴書を提出します。
そこで「中退」と記載されていれば、
採用担当者による印象はよくないかもしれません。
もちろん経済的に苦しかった人もいたでしょう。
とはいえ今の大学制度を知る人であれば、
入った大学を卒業できないってあり?
虚偽記載はいけないのでしょうが、
ならば高卒にした方が、企業の対応は変わるかも。
書類選考で落とされれば、面接でのリベンジもできません。

2.やる気がないと判断される

企業にとって、採用後直ぐに退社されてしまえば、損失です。
一人を採用するのにどれだけのコストをかけているか?
採用後も様々な指導や教育をします。それも無料ではありません。
大学を中退した人は、会社を辞める可能性が高いとも言えます。
正社員として採っても、やる気がないと判断されそうです。
いつでも切りやすい非正規にした方が、企業は安心です。
実際に同調査で、大学を中退した理由を見ると、
「勉強に興味や関心が持てなかった」が65%と最多でした。
「単位が取れず卒業できそうになかった」も56.2%です。
一方で「経済的に苦しかった」は30.1%?
大学へ行かせた親や先生にも責任はありそうです。

3.対人関係に問題がありそう

例え製造業であっても、会社では対人関係が重要です。
日本はやはり、チームワークが重視されます。
大学を中退する人は、対人関係も問題ありそうです。
つまり事前に誰かと相談できなかったのでしょうか。
実際に同調査での中退理由として
「学校生活に適応できなかった」が63%ありました。
一方で中退者の32.4%は誰にも相談しなかったようです。
保護者に相談したのも61.4%です。
他人に頼りすぎてもいけないのでしょうが、
何の相談もなく突然辞表を出されると、上司も立場がありません。

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人並みで十分との回答が6割

全く違う調査であり、上記の結果とは無関係ではありますが、
同日夕刊に、これまたびっくりな記事がありました。
仕事『人並みで十分』6割
今年の新入社員に対して日本生産性本部が実施した調査結果です。
「人並みに働けば十分」と回答した人が58.3%いたそうです。
前年より4.8ポイント増えました。調査開始以来最高だとか。
とはいえ「人並み」に働くのは、けっこう大変ですよ。
一方で働く目的に関しては、
「楽しい生活をしたい」が41.7%と、前年より4.7ポイント増!
こちらも過去最高を更新したとか。
そういった仕事に対する意欲が低下している?
勘違いしている傾向もありそうです。

大学に行かせるべきなのか

選ばなければ、誰でも大学と名の付く学校へ入れる時代です。
大卒者の方が高卒よりも、生涯所得は高くなるようです。
また4年間遊んでいても、卒業は難しくないはずです。
とはいえ能力があったとしても大学へ行かせるべきなのか。
そもそも経済的に苦しいならば、高卒で働いた方が、
世の中のためになるような仕事が多くありますけどね。
2020年の入試改革、学習指導要領の改訂を機に、
大学とは何か、皆で考えるべき問題かもしれません。

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