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2016年も無事に夏の全国高校野球選手権大会が終了しました。
オリンピックと並走していたにも関わらず、
なぜ高校野球がこれほどまでに盛り上がるのか?
郷土の戦いという側面があるもの事実です。
しかし、そうとも言い切れない課題も多いようです。

高校野球は教育の一環なのか

自分も高校球児だったので、見ていても気合が入ります。
とはいえ冷静に考えると、きれいごとだけではありません。
ちょっと納得できないことも多いですね。

1.いつまで女人禁制なのか?

2016年の第98回大会は、始まる前にちょっと事件がありました。
大分高校の女子マネージャーが、
甲子園での練習中にグラウンドから追い出されてしまいました。
規定に従えば、女子は「危険だから」入れてはいけないとか。

しかしユニホーム姿で、それなりの注意はしていたはずです。
学校の練習では、いつも手伝っているはずです。
男子だってボールに当たれば大怪我をします。
逆に女子の方が反射神経がよいこともあるでしょう。
そもそも女子が野球に参加できないのは高校だけです。
大学野球やプロ野球でも女子を制限していません。
昔から高野連は、ちょっと融通が利きません。
お尻のポケットからタオルが出ただけで注意されます。
こんな「教育的指導」はいつまで続くのでしょうか。
短髪主義も改めた方が、野球人口は増えますよ。

2.一校の格差が大きすぎる

地域対抗という意味もあるのでしょうが、
都道府県間にある一校の格差が大きすぎます。
例えば、最大の激戦区は愛知県です。
参加校は190校であり、ここから1校しか甲子園に出られません。
第二位は神奈川県の188校、次いで大阪府の177校です。
なお東京都は、東東京137校、西東京128校からそれぞれ1校が。
北海道も、北北海道97校、南北海道115校からそれぞれ1校です。
逆に少ないのが鳥取県の25校高知県の29校です。
選挙なら大ブーイングですか?最高裁も違憲判決を出すか?
もちろん球児は、地域の代表としての誇りがあるはずですが。

3.越境入学は減ったのか

一校の格差も影響しているのが越境入学です。
一時期問題となり、かなり緩和されたようにも思えますが、
未だに越境入学する生徒は絶えません。
特に大阪や東京から他県へ進学するケースが多いですね。
やはり甲子園に出てなんぼの世界でもあります。
学校としても知名度アップには甲子園出場が一番です。
そのため特待生制度を作りますが、それは教育的に正しいのか?
詳しく知らない人は、郷土の代表だ!応援しますが、
選手の出身中学を見たら、みんな県外者?
何を持って地元の代表と考えればよいのか。
逆もあります。つまり甲子園の常連校を目指しての入学です。
これならまだ納得もできるのでしょうか。複雑です。

4.設備力で決まってしまう

本当に対等な戦いをしているのでしょうか。
教育の平等は守られているのか?

東京で考えてみると、やはり私立が強いですね。
資金力設備力が違います。
公立高校なら、部活動の時間が制限されることも多いです。
グラウンドをサッカー部などと共用しています。
無制限に練習できる学校と比べれば、本当に平等か?
したがって甲子園に出たければ、私立に行くしかありません。
だからでしょうか?頑張る選手たちには申し訳ないですが、
公立高校が出場するとホッとするのは、私だけでしょうか。

5.高校野球に相応しい戦略とは何か

当時星稜高校の松井秀喜選手が5打席敬遠された!
賛否両論ありましたが、もちろん勝つための戦略です。
似た話として、エースを温存するパターンもあります。
これは高校野球にも分業制が取り入れられているからです。
結果的に人数的な余裕のあるチームが勝ちます。
選手の健康面を考えても、納得すべきなのでしょう。
とはいえエースが全試合完投して優勝する!
どちらが高校野球にとって相応しい戦略なのでしょうか。

あくまでも部活動のひとつです

オリンピックと同様に、高校野球を見ていると一つになれる!
そういうシンボルとして、今後もあり続けてほしいものです。
いつまでも愛され目標となる大会であることを切に希望します。
あくまでも部活動のひとつであり教育の一環でもあるのだから。

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