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10月も半ばになり、
中学入試まで、残すところ約3カ月です。
志望校は決まっていますね。
最後まであきらめてはいけません。
基本的に中学受験は、
公立小学校に対応義務がありません。
家庭が塾などと相談しつつ
対策をとらなければなりません。

では2017年春の中学受験は、
どのような状況が予測されるのか。
直前の情報をまとめてみましょう。
なお主に首都圏の動向を分析しますが、
他地域でも共通する事項はあるはずです。

中学受験は一発勝負です

大学受験は翌年に受け直せます。
浪人も戦略の一つですし、
大学に通いながらの仮面浪人もあります。
卒業後に再び受験することも可能です。
とはいえ中学受験は一発勝負です。

中学は義務教育なので浪人できません。
失敗すれば必然的に地域の市区町村立
中学校へ入学せざるをえません。
受験する!公言したが故に後へ引けない?
泣く泣く不本意な下位レベルの私立中学へ
入学する事例もあります。

大学受験でリベンジすればよいのですが、
そこまでモチベーションを保てるのか?
小学生に将来の目標を持てとは言い難い
社会的な雰囲気はあります。
しかしどこまで本気を出せるのか。
過酷な話ではありますが、
一発勝負の強さを養う意味でも有効です。

受験者側から見た傾向は

全体的な入試の傾向を掴むために、
受験する側から見た傾向を調べましょう。

1.小6人口はやや減少する

少子化の流れは止まりません。
必然的に小学6年の人数は減少します。
都心部に居住する家庭は兄弟が少ない、
だからなおさら減っていくでしょう。
とはいえ2017年の減少幅は大きくない?
誤差の範囲とも言えるでしょう。

個別の学校で比べていけば
明らかな違いが現れるかもしれません。
しかし入試全体に与えるほど、
人口減の影響はありません
良くも悪くも今まで通りの対策をすべし!

2.受験者数は微増する

ゆとり教育を危惧する保護者が増えたので
中学受験人数は2000年以降増加傾向です。

公立小学校を卒業する児童数100人に対する
受験者数の比、受験比率と呼びますが、
2001年12.1だったのが、2008年は14.8に!

しかしリーマンショックの影響は大きく、
翌2009年は13.9と急減、
以降2015年の12.3まで落ち込みました。

とはいえ2016年は12.6へと微増に転じる。
景気回復、2020年からの大学入試制度改革
様々な要因が関係しているようです。

では2017年春の受験はどうなるか。
簡単に言って大きな変化はないでしょう。
ただし前年に比べ微増するようです。

ちなみに現場で見ていると、
中学受験塾に通う児童数は増加している?
保護者は積極的です。
収入?教育格差が現れているようです。

3.公立を敬遠する安全志向か

都立など公立中学の入試も増えています。
公立の方が学費は安いので、
できれば入りたい家庭も多いでしょう。
卒業生の進路に東大合格者も見られます。
選択肢として十分ありえるでしょう。

ただし倍率や入試方法を考えると危険?
都立中学の倍率は、5倍前後あります。
また「試験」ではなく適性検査です。
正答があってないような特殊な問題です。
ちょっと傾向が異なるので、
私立中学の受験勉強とは両立が難しい。
どちらかに集中すべきなのでしょう。

一方大学付属などの国立中学は、
見かけ上の倍率は低いが難易度は高い!
受験年によってほしい生徒が異なる?
人格を見極めるための面接がある!
私立中学とは違った戦略が求められます。

そうした状況を鑑みて、
保護者の中には公立を敬遠する?
確実に入れそうな私立を受験する
安全志向が根強そうです。

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学校側から見た傾向は

次に学校側から見た受験傾向を調べます。
ただし個別ではなく全体的な流れです。

1.学校は二極化する

リーマンショックにより縮んだ二極化が、
再び広がる傾向が現れそうです。

もちろん偏差値60を超える上位校は、
依然として難関であり揺るぎません。
一方で増えているのは、
偏差値60~50程度の中上位校です。

偏差値はあくまでも目安にすぎません。
受ける模試の種類によって異なりますが、
御三家早慶は狙えない、
レベルを下げた人が多いと予想されます。
その辺を考えている人は注意しましょう。
激戦は必至です。
言い換えると大学受験でリベンジする?
丁度良い学校と考えてよさそうです。

下位校は、かなり余裕がありそうです。
結局受験者が増えた部分は上位校に集中!
中学受験の趣旨を思えば当然の傾向です。
とりあえずどこでも良いから私立!
旧お嬢様系?そうした学校を狙うなら、
日頃の素行に問題なければ合格圏内です。

2.共学校が増加する傾向がある

女子が受ける中学校の場合は、
サンデーショックの影響があります。
つまりクリスチャン系の学校では、
日曜日は安息日!入試をしないからです。

最近では2004年、2009年、そして2015年は
2月1日が日曜日だったので受験日をずらす
御三家を併願できたので、
女子校や共学校の受験者数が増えました。
しかし2017年2月1日は、平日です。
時系列統計を見る際には注意が必要です。

そうした変動を併せて考えると、
2017年の女子校は平年並みのようです。

一方男子校より共学を好む傾向が現れる!
授業クラスは別だけど、
男女双方が通う学校もあります。
そうした意味で共学校の人気が高まる
一部では予想されています。

3.大学付属校に集中するかも

私立中学へ進学する目的は何か?
その先に大学受験があります。
であれば大学付属や系列校の受験者数は、
今後も増加すると予測されます。

一部の大学を持つ学校法人では、中学から
大学まで一貫して捉える傾向もあります。
私立大学の多くは定員割れが深刻です。
付属中学に入れば学科を問わない限り、
大学進学を保証!
そうした戦略が少なくありません。

大学受験は多様化していますが、
2020年から始まる大学入試制度改革、
それを考えるなら、エスカレート入学
親としても心配する必要がないので、
選ばれやすいでしょう。

4.進学校は競争が激化する

御三家などには系列大学はありません。
そもそも、大学受験を回避しようという
安易な考えなら進学校には受かりません。
とはいえ本気で国立大を狙うのであれば、
やはりベストな選択肢は上位進学校です。

大学受験に力を入れる中位校も多いです。
しかし実績から考えれば、
進学校の競争は激化するでしょう。
もちろん受験日まで残り少ないこの時期、
中位校へ目標を切り替える?
最後の選択を迫られる時かもしれません。

5.入試の形態は多様化が進む

これまでの傾向でもありますが、
入試形態の多様化がさらに進むでしょう。
午前と午後、ともに受験できたり、
複数日はもちろん、特待生と一般生、
コース別なども登場しています。

既に大学入試改革を見越した受験内容、
英語討論に力を入れる入試スタイルも
2016年の受験から登場しています。
最終的に自分が選んだ学校の方式を
事前にチェックしておきましょう。
国立や公立といった違いも大きいですね。

自信を持って挑みましょう

来春の受験生にとって秋は追込みの時です。
変に焦る必要はありませんが、
落ち着いて勉強に取り組みましょう。

とはいえ親こそ落ち着きましょう。
子供を急かしてはいけません
子供には無限の力が秘められています。
その力を信じて頑張れば、夢は叶います。

中学入試の経験は、損にはなりません。
必ず将来、どこかで役に立ちますよ。
自信を持って挑みましょう。

蛇足ですが、通ってる塾も重要です

中学受験に関しては、どの塾へ通うか?
これは意外なほど重要です
ただしこの秋に塾を変えるのは論外です。
最悪、独学に切り替えるのも一法ですが、
そのまま信じて進みましょう。

とはいえ5年生であれば、
塾を選び直す最後の機会かもしれません。
今のままで続けても大丈夫なのか。
子供は元気に通っているか。
友達同士でナアナアになっていると、
思わぬつまずきがあります。ご注意を。

参考「2016年度の中学受験が一段落しました。今年もSが圧勝か

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