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犯罪のない世の中はありえないのでしょう。とはいえ昨今は、頭が良いと考えられる人達による事件が増えています。

著名大学の学生が人権を顧みないような集団暴行を行う。有名中学での傷害事件。もっと上を見れば、一流企業や役所での不正・隠蔽事件などもあります。

こうした事態を招いた原因は何か?勉強のし過ぎかもしれません。もっと子供時代に倫理観を養う「遊び」が必要と考えられます。大切なものを失わないためです。

勉強ができればよいのか

子供は勉強すべし!もちろん知識を詰め込んで判断力を高めるためです。知識がなければ思考力など伸びません。勘違いしてはいけない点です。

とはいえ学校の勉強だけができればよいのでしょうか。知識とは、国語・算数・理科・社会だけではありません。学校以外でも得られる、もっと総合的な生きるための知恵を溜め込むべきなのです。

学校の点数だけで人の能力を判断してよいのか?偏差値の高い人は、本当に偉いのか。そもそも偉い人とはどんな人なのか?学校を含めた日本の教育現場において、根本的な部分を検討し直す時期に来ているのかもしれません。

倫理観をどのように培うか

正しく生きる!難しい話ですし、そもそも正しいとはどういうことなのか?文化や社会によって異なるのも事実です。とはいえ他人に迷惑をかけない、決められたことを守る、そういった倫理観をどのように培うべきなのでしょうか。

1.道徳の時間

新しく学校の授業で始まるようですが、それは道徳です。とはいえ昭和の時代にも道徳の授業はありました。当時はNHK教育テレビの番組を視聴し、それについて感想文を書いていました。単純ですが、今でも思い出す話も多いです。

大切なことは、道徳とはこうだ!先生が一方的に、教科書などに沿って教えるのではなく、それこそアクティブ・ラーニング?児童や生徒同士が議論することに意味がありそうです。自分で気づくことが、重要なのかもしれません。

ひとつのテーマについて、例えば「いじめ」などでも良いですが、クラスでディスカッションすることも有意義でしょう。違う意見があることを知る。お互いの立場を確認する時間になるでしょう。

2.宗教

日本人の弱い点ではありますが、宗教的な説法も、倫理観を培う上では重要なことです。私立学校ではキリスト教や仏教の教義に基づくパターンが多々あります。そうした指導者から教えてもらうことも有意義でしょう。

私事で恐縮ですが、私はプロテスタント系の大学に通っていました。必修ではありませんでしたが、週1コマ礼拝の時間がありました。とはいえ今もクリスチャンではありません。しかし心を落ち着ける、聖書を紐解く、様々なことを考える時間として重要だった気がします。

多くの日本人は仏教徒?神道!などと主張することもありますが、話してみると、本当に宗教のことをわかっているのか?疑問なことも多いです。特に海外の人たちと話すと、宗教に対する意識が根本から異なるので、ヒヤヒヤすることもありますね。一度真剣に考えてみることをおすすめします。

3.読書

人付き合いが苦手な人はどうするか。とはいえ読書からも多くのことを教えてもらえます。おすすめなのは古典文学です。夏目漱石などはハチャメチャな点もありますが、そこから人間の性真実が見えてくることもあります。

もちろん哲学書もよいでしょう。理屈っぽくって難しい?無理に理解する必要はありません。漠然と考えればよいのです。先人の言葉を繰り返せば、いつかわかる時も来ます。

時間があれば、聖書を通読するのもよいでしょう。1日1節ずつでも続けることで達成感が生まれ、主張も見えてきます。イスラム教のコーランもおすすめです。世に出回るイスラム教徒への偏見がいかに間違っているか、理解できます。

4.地域社会

地域で暮らす上では、地域社会が倫理観を形成すべきなのでしょう。昨今乱れていると感じるのは、地域でのつながりが減ったことも一因のようです。うるさいオジサンやオバサンがいなくなりましたね。

誰かの監視がある!そう思うだけで緊張感があったものです。わけへだてなく、悪いことは悪い!理屈ではなく、叱ってくれる人がいませんね。もちろん今なら逆恨みされる心配もあります。怒るのも命がけです。

町内を見回せば、障害者もいるし独居老人もいます。車椅子だと通りづらい道、目の見えない人にとって危ない場所。そうしたことに気づけるかどうか。明日は我が身ですから。

なお学年を超えた子供同士のつながりも大切でしょう。そこから上下関係が生まれ、礼儀を知り、かつ上に立つ者が下の者に対する接し方、リーダーシップなどを学ぶことができます。部活動の先輩後輩なども、社会を作るには本来は必要な話です。

5.もちろん親の躾

親バカも時には重要です。子供を守れるのは、最後は親しかいないからです。とはいえ甘やかしすぎてはいないでしょうか。親子とは、基本は上下関係です。友達親子はどうなのか。躾はできるんでしょうか。

一方で引きこもりの問題もあります。理由は様々でしょうが、社会とのつながりを断ってしまうのは、よくありません。ネットではつながっているかもしれませんが、それは虚構です。そういう時に最も見てはいけない世界です。

個人情報やプライバシーなど、うるさくなりすぎているようです。隠し事や守るものが増えると、人はどんどん卑屈になります。それよりもオープンでいられれば、気持ちも豊かになります。子供に鍵のかかる個室を与えるのは、どうなのでしょうか。

強引にでも社会にさらし、そうやってメンタルを強めていかないと、ちょっとしたことで気持ちが萎えてしまいます。命を粗末にしてしまうでしょう。どんな理由があったとしても、自ら命を絶つことほど罪深いことはありません。それを親が真っ先に教えるべきです。

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社会で必要なのは正しい判断力です

学校の勉強も重要ですが、世の中に出て最も大切なことは何か?それは正しい判断力です。必要な知識は、大人になってからでも十分得ることができます。数学や英語の知識がなくても、正しい判断はできます。

逆に数学的知識があると、お金勘定、直近の利益ばかり計算しがちです。英語ができることを国際化と勘違いする偽インテリもいます。相手の気持ちがわかること、異文化理解こそが国際化です。言葉は道具にすぎません。

そうした判断力は、学校の勉強だけでは身に着きません。様々な経験をして、人と接し、失敗を多く繰り返すことで成長していきます。子供だからこそ失敗し挫折させるべきです。そこから這い上がってきた人こそが、強い、他人を思いやれる人になるのです。尊敬される人とは、そんな人のような気がします。

大切なものは何か

大切なものは何か、人によって異なるかもしれません。それは人工的な物なのでしょうか。勉強なのか?偏差値を上げることなのか?

自分を含めた命、雑草や害虫だって頑張って生きています。それを勝手に葬るのはどうなのか?極論ではありますが、一度考えてみるべきでしょう。

なおイスラム教徒は1日5回も礼拝するから生産性が低い!揶揄する人もいます。しかしゆっくりと心を落ち着けて自分と向き合う時間がある方が、生活にメリハリが出て、集中力もアップし、相手を思いやれる気持ちも生まれます。

1日5分でも心を落ち着ける時間がありますか?それがストレスを解消します。イライラを沈めます。冷静な判断ができるようになります。

今やるべきことは何か、身近にある大切なものが見えてくるかもしれません。勉強する前に、ちょっと深呼吸をしてみましょう。

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