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中一ギャップをどうやって防ぐか?科目毎に考えていきましょう。先に数学と英語のポイントをまとめましたが、今回は理科です。将来的に理系大学へ進みたいのであれば、中学の3年間でしっかりと基礎を築きましょう。
参考「英語の中一ギャップを埋める5つのポイント
算数と数学は違います!中学生がつまづく5つのチェックポイント

なお中学受験を経た人であれば、中学で学ぶ理科は難しく感じないはずです。逆に拍子抜けするかもしれません。とはいえ油断禁物です。中高一貫校であれば高校の理科が混ざってきます。計算問題をどうクリアするか。落ち着いて解きましょう。

中学の理科とは

現行の教育制度では、小学3年生から「理科」という科目が始まります。言い換えると科学、サイエンスですが、やはり幼稚園児や小学1年生程度であれば、まだ理科的な考え方は育ちにくいようです。4年生くらいになって、ようやく観察する、系統的に捉えることができるようになるそうです。

そして小学校の高学年になり、理系的センスがある子は理科が伸びます。とはいえ頭の中で図形的イメージが作りづらい子は、理科嫌いになります。もちろん理科はいつから勉強しても挽回可能ですが、高校から始めようとすると結構大変です。そういう意味でも中学の理科は重要なのです。
参考「数学は嫌いですか?数学的思考力を伸ばす3つの方法

すなわち中学の理科では難しい計算問題もないし、生物や化学でも奥深く入るわけではない。科学の入口を示してくれます。つまり教え方次第なのかもしれません。単なる暗記科目にすると、理科嫌いは増えるでしょう。できる限り原理が理解できるようにしたいですね。

マスターするポイントは

具体的に中学の理科をマスターするポイントを考えてみましょう。なお中学では大きく物理や化学などの第一分野、そして生物や地学などの第二分野に分かれます。言い換えると4教科を理科としてまとめています。それぞれ別に捉えることが大切なのでしょう。

1.生物:遺伝の仕組みを理解できるか

生物は導入段階で好き嫌いが明確に分かれます。例えば虫が嫌いな女の子、花に興味がない男の子などがいるからです。既に壁を作っているケースが多いです。一方で人体の仕組みも習いますが、医学部を目指すなら確実に理解したいですね。

とはいえ中学の生物で重要なのは遺伝の仕組みです。現行の教育過程では中学3年生になりますが、動植物、そして人体を学んだ集大成が細胞の構造や遺伝に行き着くからです。言い換えると生物の基本になります。本来はこちらから学ぶべきなのですが、理科の学習は積み上げではなく深堀型なので仕方がないようです。
参考「中学入試が子供の理科嫌いを助長している?5つの問題点とは

遺伝と言えばメンデルの法則であり、ダーウィンの進化論を裏付けた理論とも言えるでしょう。しかし進化論は本当に正しいのか?そうした視点から考えていくことも生物を勉強していくポイントかもしれません。つまり生物には例外が多いためです。
参考「いまさら聞けない?進化に関する5つの誤解

なお大局的な話として、食物連鎖に関わる生態学も学びます。生物の多様性、環境問題などへも広がるテーマです。遺伝というミクロと環境というマクロの視点が共存する、環境が遺伝的変化を促した?これが生物の面白さでもあります。

2.地学:天体の動きをイメージできるか

地学とは、地球や天体の話です。地球と言っても天気や地震などが中心になります。自然災害の多い日本に住むのであれば、この分野を確実に理解しておきましょう。もちろん地震や台風、異常気象などの具体例には事欠きません。手始めにテレビの天気予報を見ることをお薦めします。
参考「天気図を見る際に知っておきたい5つのポイント

一方で太陽や月など天体の動きは、ちょっと難しく感じるかもしれません。まさしく図形的センス、頭で立体の動きをイメージできるかによって理解度が違ってくるからです。特に地球や月、太陽などのスケールが直感的につかみづらいのでしょう。

例えば地球を直径11センチのソフトボールと考えると、月は卓球ボールくらいです。そして両者間の距離は約3.3メートルになります。意外と遠くを回っています。同様に太陽の直径は12メートル、3階建ての建物です。それが1.5キロ先にある!想像できますか。

さらに最も近い恒星、実際には約4.3光年離れていますが、11センチの地球からは約40万キロメートル!現実の月までの距離に相当します。宇宙はとてつもなくでかいことがわかるでしょう。

なお理科の地学は、社会の地理と重複する部分があります。例えば緯度や経度の話、そして地軸の傾きについて学びます。ちなみに地軸の傾きは、理科だと23.4度です。しかし地理では23.27度と習います。どちらが正しいのでしょうか?

どちらも正解です。つまり理科は、数学的な角度、言い換えると10進法で現しています。一方地理では60進法で換算しています。そのため正確には、23度27分と読むのです。もちろん正しく計算すれば、両者とも同じだということがわかるでしょう。
参考「地球の地軸はなぜ傾いているのでしょうか?

3.化学:元素周期表がすべてです

化学は、様々な物質名が登場します。それを覚えるのが面倒ですね。中学受験でもありました。炭酸カルシウムと水酸化カルシウムは何が違うのか?また中和反応も不思議です。強酸の塩酸と強アルカリ性の水酸化ナトリウムを混ぜると、無害な食塩水になる!化学の面白い点でもあります。
参考「カセイソーダとは水酸化ナトリウムのことです

とはいえただカタカナ語を覚えるのは辛いですね。しかし元素記号や化学反応式の仕組みがわかれば、逆に理解しやすいのかもしれません。そういう意味でも化学は、元素周期表がカギになります。これがわかれば中学の化学は納得できることばかりです。
参考「元素の周期表を理解すれば化学がよくわかります

ちなみに水とは何か?水道水は理科的には水、すなわちH2Oではありません。消毒用の塩素や有機物など様々な物質が混ざっている混合物です。そのため理科の実験で水を追加する!この場合に水道水を入れてはいけません。いわゆる蒸留水、限りなくH2Oしか含まれていない純水を使います。
参考「知っておきましょう!水に関する5つの噂について

なお中学理科の難問であるイオンも、元素周期表から理解できます。イオンがわかれば電気がわかるし、水素水やマイナスイオンの「効能」もわかってくるでしょう。デマに惑わされないようにもなりますよ。
参考「夏休みに克服しよう!イオンとは何か?中学校理科の難題です

4.物理:直感的に捉えることができるかです

物理も難解です。言い換えると物理がわかる人を天才と呼ぶのかもしれません。頭の良い象徴ですね。アインシュタインの相対性理論や宇宙の話に通じます。とはいえ物理は身の周りの現象です。それを理論的に解明します。

中一の最初は光や音の話です。光や音はどうやって進むのか?詳しい話は高校で学びますが、基本的な仕組みを中学の段階で確認しておきましょう。ここが曖昧だと、高校の物理がさっぱりわからなくなるからです。
参考「音が伝わる仕組みとは、音の性質を知ろう

一方で力学も重要です。慣性の法則加速度重力などについて学びます。もちろん理解しづらいのも事実です。これは実感しがたい内容だからです。直感とのずれが解消できません。そういう意味でも、まだ概念が固まる前の小中学生の間に学習すべきなのでしょう。大人になってから力学をやり直そうとすると、辛いの一言です。

さらに電気の話も入ります。メインはオームの法則です。小学校で習った電流に加えて電圧と抵抗が登場します。計算問題ですが、加減乗除が理解できていれば難しくありません。ただし移項や式の変形に手間取っていると難解です。小学校の算数を復習しましょう。

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中学理科は科学の入り口です

中学の理科を学ぶ際は、変な思い込みや偏見を捨てましょう。そして自分から壁を作ってはいけません。素直に、直感的に考えていくことが大切です。頭を軟らかくしましょう。そういう意味でも10歳代に勉強しておくべきなのです。

中学理科は科学の入り口です。そこを避けていたら、その先に広がるサイエンスに到達することができません。科学がわからないと人生の半分を損している?実際に騙されて損をするかもしれません。今のうちにちょっと頑張ってみましょう。

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