スポンサーリンク

小中高と勉強して、なんとなくわかったようでわからない科目が国語でしょう。日本人だからわかるのは当たり前?そんな姿勢でいると大きな落とし穴にはまります。そこから抜け出すのは意外に難しいです。中学国語確実マスターする方法を考えましょう。

国語とは何か

素朴な疑問ですが、重要なことです。つまり国語とは何か?英語に訳すとJapaneseです。ならば英語と同等に考えてよいのでしょうか。とはいえ国語が他の外国語と大きく違う点は、表現力が問われることです。

もちろん短い英作文などもありますが、英文科の二次試験などではない限り、英語で意見を述べさせることはありません。しかし国語の作文、小論文は当たり前のように課されます。すなわち国語は外国語の一つではない!母国語です。だからこそ違ったアプローチが求められます。

一方で日本人なんだから国語はできる!救いがたい勘違いです。逆に国語で満点を取るのは難しいですね。例えば作者はどう考えているか?心理学者でもないのに、どうしてわかるのか?開き直って学んでいかないと、点数は伸びませんよ。

なお進学塾や予備校などへ通えば受験テクニックを教えてくれます。効率的な解き方かもしれませんが、その手法自体を読解できない生徒も少なくありません。そういう意味でも基本となる中学の国語をマスターすることが大切なのです。
参考「塾で国語を勉強しても意味はあるのか?5つのチェックポイント

中学で国語を学ぶポイントは

中学の国語を学ぶ具体的なポイントを解説しましょう。国語に限りませんが、簡単なことではありません。日々の地道な積み重ねこそが、成功への近道です。

1.とにかく本を読め

国語をどのように学ぶべきか?しかし一言で尽きます。「とにかく本を読め」大変申し訳ないですが、これに勝る勉強法はありません。

言い換えるなら、小さい時から本をたくさん読んでいれば、ほぼ確実に国語力はアップします。

参考「蔵書が多いほど子供の学力は向上する?理由と反論を3つずつ

もちろん今の時代です。テレビやネットにSNS!それが中心になって読書をする時間はないかもしれません。しかし読書をすれば、誤解を生まないメールやLINEを返せるかもしれません。コミュニケーションとは読解力、表現力で決まるからです。

なお「昨今の若者は」論で言えば、ツイッターなどの短文に慣れているので、長編の本を読んで流れを理解することが難しくなっているようです。

ネットサイトや他人からのメールでも、スクロールするような長文はうんざりしませんか?

そう思った人は注意しましょう。読解力の低下が危惧されます。

新聞は参考になるか

では何を読めばよいのか?かつては新聞の社説と言われていましたが、最近の新聞は思想的な論調が強いので、青少年には有害です。また文法としておかしな記事が少なくありません。国語を教えている側から言わせてもらうと、〇〇人語もちょっと怪しいです。

もちろん新聞は、独特の文体を使います。そういう意味でもあまり参考にはなりません。

そこでおすすめなのが、以前も紹介しましたが、翻訳された海外の古典文学です。

翻訳者は、けっこうしっかりした日本語を書いていますので文章の例としても参考になります。

ただし興味のない本は読めません。まずは自分の好きな分野好きな小説家の本を手に取りましょう。有無を言わさず乱読、読みっぱなしでもよいでしょう。読んでいくうちに、様々な疑問が生まれてきます。それから違った視点で本を探していけばよいのです。

ちなみに昭和の時代よりも売られている本のタイトル数は増えています。1冊当たりの発行部数が少ないだけです。出版業界は、下手な鉄砲も数撃てば当たる!そういう商売に転換しているようです。それでも古典と呼ばれる本は、地道に売れ続けています。そうした地道さを見習いましょう。

・・・ここまで読めている人は、国語力があります。途中で飽きた人は、大人であっても真剣に考え直した方がよさそうです。親の姿勢は、子供に伝わりますよ。

参考「子供の読解力を高めるにはどうするか?有効な5つの方法

2.紙の辞書を使おう

読書が挫折する理由は何か?わからない用語読めない漢字が登場することです。だから話が理解できません。もちろん辞書を使って調べればよいのです。それが面倒ですね。ではどうするか。

部屋が乱雑になるかもしれませんが、リビングを含めて、手が届く範囲に国語辞典、漢字辞典、古語辞典、英和辞典、最低でもそれらを並べて置きましょう。

辞書は、直ぐ調べられるか?それですべてが決まります。いちいち本棚から出そうとすると、面倒になります。百科事典もあると良いですね。

今の時代です。電子辞書があります。高校受験を控えた子供達は持っているようです。とはいえ子供の間は紙の辞書を使いましょう。電子辞書は、時間のない大人が使うためのものです。思考力や想像力を養いたいなら、紙の辞書がお薦めです。
参考「紙の辞書を使いませんか?子供の能力が伸びてきますよ

なお辞書にこだわるときりがありません。それこそ電子辞書に搭載されているような、ことわざ辞典、四字熟語も調べたいですね。英語だけでは足りないかもしれません。数学事典なんかもあると重宝します。

ちなみに辞典と事典の違いがわかっていますか?辞典とは言葉の意味を調べるものです。例えば国語辞典や英和辞典です。辞書はほぼ同義です。一方で事典は、出来事や事象の意味や内容を調べるものです。百科事典や天文学事典などです。

3.文法を理解しよう

小学生も一部習いますが、中学の国語では具体的な文法を学びます。英語でも出てきますが名詞動詞などの品詞です。そして動詞の活用形も勉強します。例えば五段活用や下一段活用、サ変にカ変などがあります。

私たちは日本語が母語なので当たり前のように使っていますが、外国語として考えたら、非常に難しいでしょう。つまり日本語は英語などに比べれば、はるかに難解な言語なのです。だからこそ国語は、中途半端にやるととまったくわからなくなります。

そして最も大切なのは助詞です。いわゆる「てにをは」です。この付き方次第で意味がまったく異なるからです。

ちなみに理解しづらい本の特徴は、助詞の使い方がいい加減になっています。ベストセラー作家、大学教授などの本であっても、読めば著者のレベルが大体わかりますよ。

4.ことわざや格言を含めた語彙を増やそう

言葉の意味も大切ですが、ことわざや格言を知っていると理解の幅が広がります。譬え(たとえ)話もできます。今の若者が社会の中心になれば変わるのかもしれませんが、現状では、ことわざや四字熟語などが、けっこう頻繁に会話内で使われています。

勉強は「急がば回れ」「数学に王道なし」そうした譬えをすることにより、話が具体的になってくるのです。いわゆる教養でもあります。直接的に指摘しない日本人独特のコミュニケーションのツールとしても重宝します。
参考「教養とは何か?年齢相応の教養を身に着けよう

5.古典は外国語と捉えるべし

中学の国語には古典が登場します。短歌や俳句も広義の古典です。上述したことわざや四字熟語の原典は、中国の古典であることも少なくありません。もちろんこれらも将来的な教養になるでしょう。だからこそ義務教育の間に教えているのかもしれません。

侮りやすいのは古文です。なんとなく文章の意味はわかるでしょう。つまり日本語だからです。とはいえ古い人の日本語です。いきなり平家物語などは難しいですが、明治の文豪である夏目漱石の本でも、難読の箇所が多々見られます。

すなわち古文をなめてはいけません。外国語と捉えることも大切です。

現代でも使っている単語の中にも、まったく解釈の異なる事例が稀ではないからです。まさしく時代が違う!情けは人のためにあらず?年代で違った捉え方をしていませんか。

一方で漢文は中国語です。

ただし中学で学ぶ漢文は、基本的な文法を理解すれば難しくありません。言い換えるとこの段階で確実に理解していないと、高校の漢文が意味不明となります。

しっかりと把握に努めましょう。

スポンサーリンク

国語で差が開きます

2017年1月に実施された大学入試センター試験の結果を見ると、国語の平均点は200点満点中106,96点でした。言い換えると半分しか正解していません。一方で英語の筆記は同123.73点です。

つまり国語で大きく差が開くのです。将来的には記述式問題が課されるので、もっと格差が現れそうです。

参考「【大学入試改革】文科省が国語記述式テスト案を提示!受験生の対策は5つ!!

入試は受験全教科の合計で争います。ならば稼げる科目で点を取るのがベストな方法です。理系であっても読解力としての国語は必須です。中学生の間から国語力を高めれば、どんな問題が出ても心配する必要はなくなるでしょう。

スポンサーリンク