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学校で習う「社会」について、どのようなイメージがあるでしょうか。文系でマイナー?多くの受験生は暗記科目と考えているようです。

とはいえ社会は、その名が示す通り身近な存在です。日々伝えられるテレビのニュースや新聞の話題こそが社会の材料です。毎日の中にある疑問から調べていくと、社会科の意外な面白さに出会えるでしょう。

社会とは

社会とは、人間関係のことです。学問として社会学があります。これは近代文明における人々のつながり、行動などを研究することです。

それと対比されるのが文化人類学です。こちらは未開地域における文化や風習などを西洋文明の視点から考察したものです。

学校教育における社会も、私たちの身の回りのことが中心になります。理科は自然科学ですが、社会は人間科学と言うことができるでしょう。理科と社会は、そういう意味で学校で習う科目の中でも大切な要となります。

受験になると国語、数学、英語の主要3科目が中心になりがちですが、理科と社会こそ、日々の勉強のみならず生活の上で極めて重要な知識になるのです。単なる暗記科目にするのは、もったいないですよ。

社会を学ぶポイントは

中学の社会では、大きく地理歴史公民の3分野に分かれます。もちろん地域や学校によって様々ありますが、一般的に一年生で地理、二年生で歴史、そして三年生で公民を学ぶパターンが多いようです。

1.地理は好きなスポーツから考える

地理は、地域の地形的特徴や産業、特産物などを学びます。

大きくは日本世界に分かれます。地図を使った学習が中心になりますが、どうしても暗記中心になりがちです。
参考「地図好き女子増加中?話題の地理女(ちりじょ)ってどんな人?地理好きになる傾向と楽しみ方も解説します

(1)日本地図を描いてみよう

地理の基本は、日本を概観することです。

日本地図を描いてみましょう。

とはいえ細部にこだわる必要はありません。北海道、本州、四国、九州の主要四島の位置大きさなどに注意します。この際、房総半島や能登半島は気にしません。

次いで沖縄、北方領土、小笠原諸島などの位置関係も把握しましょう。

もちろん大切な島々ですが、スケール的にすべてを描き切ることは難しくなります。言い換えると日本の領土や領海の広さに驚くでしょう。日本は海洋国家である!実感できます。

そこから北方領土や沖縄の尖閣諸島、島根県の竹島、日本の東端である東京都の南鳥島などの重要性がわかります。

領土に関する学習は、中学あたりでしっかり学んでおきましょう。

日本の全体像をイメージしたら、次に自分が住んでいる地域から順番に考えます。

その方が親近感が湧くからです。例えば東京なら次いで関東近県、東北や中部地方、北海道や近畿、四国や九州などと広げていきます。

なお地理での最重要項目は都道府県庁所在地名です。大まかな位置関係と併せて確認してみましょう。ちなみに好きなスポーツで有名な高校、例えば野球なら甲子園大会に登場する学校はどこにあるのか?そうした点から地図を眺めると、意外と覚えられるものです。

(2)世界はニュースから考えてみる

現代社会は世界とのつながりが求められます。特に今後は日本単独では生きていけません。そういう意味でも早い段階で世界との関係性について知っておくことは重要です。

こちらも大まかな世界地図大陸の関係を把握しましょう。

トイレや机の前など、いつも目が行く場所に地図を貼っておくとよいでしょう。無意識に形や位置関係をイメージできるようになります。

国の名前は覚えづらいですが、無理に暗記しようとしてはいけません。日本との関係から少しずつ理解していきましょう。

位置的な関係で言えばアジア諸国です。また経済関係ならアメリカ、ヨーロッパなどです。

中東やアフリカ、南米などはどうしても身近な存在とはいえません。とはいえ今ならイスラム圏とはどこか?中東とはどういう地域、どのような文化があるのか?正しい知識を得ておくことが大切です。するとニュースの矛盾に気づくでしょう。

ちなみに世界に関しても好きなスポーツと関連させてみましょう。オリンピックやワールドカップなどです。どの国がどこにあるのか。またなぜ南米に白人、フランスに黒人選手がいるのか?歴史も理解できますよ。

2.歴史は流れを確認しましょう

中学の歴史は、細部まで立ち入りません。どうしても歴史的事項の羅列、年号の暗記に陥りがちです。だからこそ面白くないですね。とはいえ歴史を知ることこそが、現代を生きることにつながります。
参考「ボカロで歴史を学ぼう!勉強に決まった方法はありません

(1)江戸時代までは流れを理解しよう

新しい歴史の解釈を紹介するテレビ番組が増えています。もちろん諸説ありますが、歴史に興味を持つという点では視聴することをお薦めします。そもそも歴史にはわからないことも多いです。歴史は日々塗り替えられています。
参考「歴史の学び方と歴史を学ぶ理由とは?

歴史が変わるとは不思議なことですが、古文書など新しい発見があれば、変えていくべきなのでしょう。例えばNHKの大河ドラマです。2017年の主人公である井伊直虎は、これまで女性との意見が一般的でした。しかし実際には男だった?諸説入り乱れ、違った意味で注目されています。

なお個々の事件を取り上げることも大切ですが、歴史は流れを理解することがカギになります。

大きくは縄文、弥生、古墳、飛鳥、奈良、平安、鎌倉、室町、安土桃山、江戸、そして明治です。それぞれの時代で主要な人物を調べてみるとよいでしょう。

(2)明治から第二次世界大戦こそ学ぶべき時代です

日本人が一番学んでいくべきですが、一番軽視されているのが明治から第二次世界大戦までです。

どうして日本が太平洋戦争を始めたのか?逆に日清と日露では勝てたのか?歴史的経緯を知ることが大切です。

領土問題と関連してきます。

実際に日本が中国や東南アジアでどのような戦い、行動をしたのか?そしてなぜ原爆が落とされたのか、そういった視点から学んでいくことも重要です。客観的な事実を集めてみましょう。
参考「太平洋戦争や日中戦争の話を後世へどう伝えるべきか

(3)第二次大戦後は現代社会につながります

第二次世界大戦後の荒れ地から日本は急速に発展しました。もちろん日本人としての勤勉さが理由でしょう。しかし背景に朝鮮戦争ベトナム戦争があったこと、これが経済発展を後押ししたのは事実です。そうした事情も一緒に学んでいきましょう。

なおこの部分は、現代社会と重複する点でもあります。公民への流れと言う意味では重要です。

3.公民は身近なニュースから学べます

公民とは、現代社会、政治経済などとも称されます。まさしく今の時代における関係性や制度、法律、ニュースで言われている事象を学ぶことです。

(1)現代社会とは身の周りの関係性です

地理と重複するような部分ですが、自分の周りの関係、そして世界との関係を学んでいきます。

身近な点で言えば、家族とは何か、近所づきあいはなぜ必要なのか?年中行事やお祭りなど、どういう意味があるのか?歴史とも関係してきます。

法律や決まりをなぜ守るべきなのか?慣習やしきたりとは何か?環境問題や倫理、道徳ともつながっていく部分です。社会全般を概観する意味では、最初に学んでおくべきことなのかもしれません。
参考「高校の現代社会が廃止!公共と近代の歴史が必修になります

(2)政治とは生活を便利にすることです

選挙権が18歳から与えられるようになりました。中学生はまだ、よくわからないかもしれませんが、早めに政治の制度について理解しておくことが大切です。

日々の生活における不満を解決する方法こそが政治だからです。

若い人が選挙に行かないと、若い人向けの政策をしてくれません。喫緊の課題は保育所不足の問題ですが、これも若い人の投票率が低いことに根本原因があります。政治家は、確実に投票してくれる高齢者向けの政策を考えがちです。だから医療や年金などの予算が重視されます。単なる人口比ではないのです。

そういった視点を持ち、早めに政治への関心を高めましょう。政治を学ぶことは、自分の生活を便利にすることだからです。
参考「参議院選の結果から見て主権者教育は成功したのか

(3)経済はお金の話ですが、だからこそ重要です

経済とは、言ってみればお金の話です。もちろん今の日本ではお金が必要です。お金の話をするのは良くない?とはいえそれが現実です。しっかりと学びましょう。

つまりどうやってお金を稼ぐのか、それを理解すれば、親のありがたみがわかるものです。そして自分は将来どうやって働くべきなのか?目標設定に役立ちます。

世の中のお金の流れを掴むことも重要です。銀行は何をしているのか?物価とは何か?なぜデフレが続くのか?バブルとは何だったのか?教科書にはあまり詳しく載っていませんが、そうした疑問から掘り下げていくことが経済を知る近道です。
参考「円ドル為替はなぜ変わる?相場の仕組みから経済の基本がわかる

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身近な話です

社会は単なる暗記項目ではありません。理科以上に身近な話です。日々流れているニュースこそが社会です。どれでも良いので気になることを調べてみましょう。そこから新しい世界が広がるはずです。

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