わがままと甘やかしの違いって何?甘えを受け入れるために考えるべき事
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愛する我が子が、甘えて何かを求めたり・泣いてぐずっていると、つい甘やかして、何でも受け入れてしまう時もあるでしょう。

ですが、頻繁に甘やかすと【甘え】ではなく、ただの【わがまま】へと変化していきます。

甘えを愛情で受け止めてあげるのは、大変良いことです。ですが、わがままを聞いてあげるのは子どものためにならない場合もありますね。

着替えができないと言う甘えはわがまま?

子どもが、着替えや片付けができないと、甘えて泣いてしまう場合どうでしょうか?

親が、その甘えを簡単に受け入れて、子どもを手伝ってしまうと、いつまでたっても親を頼る子どもになってしまいます。

もし、保育園・幼稚園に通うようになれば、着替えや片付けが自分でできないと、子ども本人が困るかもしれません。

子どもが困っているのを想像すると、親としては大変胸が痛みますね。

その上『人に甘えれば何でもやってもらえる。』という考えで子どもが育ってしまうと、何でも人任せという大人になってしまうかも知れません。

だからと言って、全てを子ども自身でさせるように厳しくするばかりではいけません。親は、少しだけ手助けをしながら『できるところまで自分でやってみる。』事を、子どもに覚えさせる必要があります。

  • 見ていてあげるから、頑張ってやってみよう。
  • これができるようになったら、お兄ちゃんみたいですごくカッコいいよ!

そして、できたら褒めてあげる。

子どもは褒められると、親の愛情を感じてどんどん伸びていきます。また、『甘えずに自分でできた!』と子どもの自信が増すので、自立心を向上させることにもつながります。

もちろん、これで子どものわがままが全て無くなるわけではありません。子育ては、そんな一筋縄ではいきません。

子どもが我慢できない程の眠気を感じていたり、どうしても抱っこして欲しいという気持ちが、ワガママとして表れる場合もありますからね。

  • 子どもに努力をさせる時
  • 親が手助けしてあげる時
  • 今日は親がしてあげようと思う時
メリハリをつけながら、愛を持って子どもに接してあげると良いと考えます。

いつでも「だっこ!」と甘えてくる

子どもが自分で歩くのを嫌がり、いつも「だっこして。」と甘えてくる場合、受け入れる・受け入れないの判断するのは、なかなか難しいことですね。

抱っこは、子どもにスキンシップで愛情を大きく伝えられるので、大変良いことではあります。

でもその甘えを、毎回簡単に受け入れてあげると、ただのわがままな子に成長してしまいます。

やはりここでも『自分でできる限り、頑張ってみる。』という努力を教えてあげる大切なタイミングだと思われます。

ただし、上述した事と同じように、親にどうしてもだっこして欲しい、と愛情を求めている場合もありますね。

子どもがだっこして!と甘えてきたら、「頑張って歩きなさい!」と、甘えを全否定して言葉で教えるだけではなく、立ち止まってぎゅうっと抱いてあげる。

「ママのパワーを分けてあげるから、頑張れるかも知れないよ。ほら。さっきよりすごくお姉ちゃんみたに見えてきた!」」こんな言葉をかけると、子どものやる気を向上させる事ができるかも知れません。

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【我慢】と【努力】を教える

親も人間ですので、急いでいたり・イライラしている場合は、子どもを感情的に叱ってしまう場合もあります。

また、子どもの可愛い顔を見れば、何をしてでもしてあげたい、と思う時もあるでしょう。

しかし、そんな感情が湧いてきたときこそチャンスです。親はその気持ちをできるだけ我慢し、子どもに自分で努力をすることを教えられる、とてもいい機会だからです。

  • 我慢することを覚えさせる。
  • 努力することを覚えさせる。

これを幼少期にきっちりと学ばないと、子どもはわがままで自己中心的な大人へ成長してしまいます。

現在、自分さえ良ければいい、と周囲に対する配慮を持っていない大人が増加しています。これはどうしてでしょうか。

一概には言えませんが、幼少期にいつもわがままを押し通していたり、親の愛情を充分に受けてこなかったりした事も、大きな要因になっていると考えられます。

時には我慢や努力をし、何かを成し得た時の喜びをどんどん学んでいくことで、子どもは立派な大人へ成長していきます。

甘えとわがままの違い

子どもの甘えとわがままの違いをどう判別するかは、個人や家庭によっても大きな差があります。『こういう場合は必ずこう。』といった正解はありません。

何故なら、残念なことに子育てに正しいマニュアルなどは存在しないからです。

ですが、まだ自分で何もできない時期の子供が、甘えているのか、わがままを言っているのか、どちらなのかを判断しているのは、実は大人です。

どんな事でも、子どもにとっては、全てが甘えている感情だけであり、基本的にわがままで言っているわけではありません。

赤ちゃんの頃、お腹が空けば泣き・オムツが濡れて不快感を感じたら泣く。子どもは親に甘え、頼らなければ何もできませんでしたね。

その後、言葉を覚え・少しづつ自立心が芽生えてくると同時に、欲の感情が表れてきますが、最も求めているのは、親の愛情です。

子どもの甘えの根本は、親の愛を求めるが感情です。

子どもは何の損得勘定もなく、ただ純粋に愛を求めているだけなのです。

親が子どもの甘えたい感情を、どう受け入れ・どう対処していくのか。それが、子どもがどんな大人になるのかに影響するのです。

甘えと甘やかしは違う

子どもにとっての甘えはわがままではない、と上述しましたが、親はその甘え全てを受け入れてはいけませんし、甘えを完全に否定するのもいけません。

そして、親が子どもの甘えをわがままかどうか判断しようとする前に、親が子どもを【甘えさせている】のか【甘やかしているのか】を考えることが大切です。

子どもを甘やかしてしまうばかりでは、ダメな大人へと成長させてしまいますね。

(参考:ダメな大人にしないために。子どもへの甘やかしはただの自己愛という真実

愛を伝えることと甘やかすことは、全くの別物だと考えなければなりません。

子どもを甘やかすことによって『自分は子どもにとって、優しく大変良い母親だ。』と自己満足していたとすれば、それは、子どもの甘えを受け入れているのではなく、ただ自分が子どもを甘やかしたいと思っているだけです。

そういった甘やかしは、子どもにとってもよろしくありません。

子どもが求めている甘えやわがままが、愛情が足りないのか・ワガママで言っているのか、を考える同時に、親は、自分自身が子どもの為を考えて手助けしているのか、自分の為を考えて甘やかしているのか、どちらなのかを考える必要もあるのです。

子どもの甘えを受け入れ愛を伝える

わがままと甘やかしの違いって何?甘えを受け入れるために考えるべき事

親が子どもを甘えさせることは、決して悪いことではありません。

何故なら、甘えさせることで、子どもが『自分は愛されている。』という喜びを知る事ができるからです。それによって、子どもは自分に自信を持つことができ、向上心や自立心がより一層大きくなるでしょう。

子どもの要求の全てを親がただのわがままだと判断し、頭ごなしに叱りつけるとどうでしょうか。子どもに、自分は親から拒絶されている、という感情を持たせてしまいます。

子どもは親に愛されていないと感じると、自己否定するようになります。そして『どうせ自分は何もできないから。』と何かに興味をもったり、挑戦したりしなくなります。そして、親にに依存してしまう可能性もあります。

子どもは、成長するごとに知恵がつけます。子どもがわがままを覚えるのも、親は自分を助けてくれることを経験していくからです。ですから、自分で何もできない時期の子どもの甘えは、根本的にわがままでないと考えてもいいでしょう。

子どもが自分で何もできない間は、親はうんと子どもを甘えさせても良いと思います。

子どもが自分の要求を言える年齢になってきたら、甘えとわがままの違いを教えるために、甘やかしと子どもに自分でさせてみるをメリハリをつけながら接し、少しずつ教えていってあげると良いでしょう。

つまり、親がどんな風に子どもを褒めて、どう愛を伝えていくかが、最も大切なのではないでしょうか。

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