【絶対NG!】言う事を聞かない子どもに言ってはいけない言葉とその理由
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子どもは、自身が成長するために必要なさまざまなことを、まるでスポンジのように吸収していきます。

子どもが覚えることは、大きく分けて2種類です。

  • 覚えるとプラスになること
  • 覚えるとマイナスになってしまうこと

そして、マイナスになってしまうことほど、驚く程早く覚えてしまうものです。

もちろん、親は子どもが悪いことをしたらやめるように注意します。

そんなとき、子どもが言うことを聞かないからと、言ってはいけない言葉を口走ってしまうと、取返しのつかないことに・・・。

大切なわが子が、とんでもない大人に成長してしまう可能性があるのです。

では、言ってはいけない言葉と、その『とんでもない大人』とは、いったいどういう大人なのでしょう。

言うことを聞かない子どもに言ってはいけない言葉・どういう大人になってしまうのか、3つのことをご紹介します。

突き放す言葉で言うことを聞かせる

言うことを聞かない子どもに言ってはいけない言葉の一つ目は、子どもを突き放す言葉です。

イヤイヤ期や、子どもの甘えわがままがひどいときなど、親がついカッとなってしまう場合がありますね。

  • 言うことを聞かないような、そんな悪い子はもう知らない!
  • わがままを言うような子は、ママの子じゃない!
  • ママの言うことを聞かないのなら、勝手にしなさい!

こういった、子どもを完全に見捨てるような言葉は、絶対に言ってはいけません。

子どもがわがままを言って、親の言うことを聞かない状態。

それは、親に甘えたい、という気持ちが上手く伝えられないときにも起こります。

こういった子どもの『どう表現すればいいのかわからない思い』を受け入れてあげないと、自立心の芽を摘み取ってしまうことにも成り兼ねません。

突き放された子どもはどう成長するのか

親から突き放すような言葉を言われた子どもは、心が傷つきます。

するとそれがトラウマとなって、成長しても自分の意見が言えないような人間になってしまう可能性があります。

  • 『本心を言えば、嫌われてしまうかもしれない。』
  • 『自分の意見を言ってはいけない。』
このような不安が常につきまとい、人の顔色ばかりを見て、自分の意見を主張できなくなってしまうかもしれないからです。

なので、子どもがわがままを言って親の言うことを聞かないときは、冷たく突き放すのではなく、何を思っているのか・なぜ言うことを聞かないのかを尋ねてあげてください。

(参考:いつまで続く!?何を言っても嫌がる子ども【イヤイヤ期】への簡単対処法

人が何を考えているのかなんて、誰にもわかりません。

小さなわが子であっても、全く別の人格を持った人間です。親にだって理解しきれるはずもないのです。

なので、子どもは自分の思いをうまく伝えられないこと、親が最初から決めつけるのではなく、子どもの気持ちをきちんと聞いてやること。これらを忘れず、心に留めておいてください。

人のせいにして叱りつける

お店で暴れて騒がしくしているとき、親が子どもを言い聞かせている場面で、よくある光景です。

  • そんなことをしていたら、お店の人に怒られるよ。
  • ほら。あのおじちゃんに怒られたらどうするの?

自分の子どもに嫌われたくない一心なのでしょうか。言うことを聞かないからといって、誰かのせいにして言うことを聞かせようとする親が多くいます。

人のせいにして叱られて大人になると・・・

ですが、いつも『誰かのせいで叱られるからやめなさい』と教えられてきた子どもは、何でも人に責任を転嫁する大人になる可能性があります。

つまり、社会人なのに仕事のミスを人のせいにする・「だってこうだったから・・・。」などと言い訳をする、といった素直に非を認め「ごめんなさい。」が言えないような大人になるかもしれない、ということです。

ではどのように親は子どもを叱ればよいのでしょうか。

「誰かに怒られる」ではなく、親自身が「怒る」ことを子どもに教える必要があります。
  • なぜ言うことを聞かなければいけないのか、状況をきちんと説明する。
  • 言うことを聞かないと、誰がどう困るのかなども説明する。

このように、何がいけないのかをきちんと論理を説明した上で「これ以上言うこと聞かないと、ママ怒るよ。」と、親が怒ることを教えてあげるようにしましょう。

なお、誰が困るかという説明が誰かのせいにして叱っていないかとお思いかもしれません。しかし、人がどういう状態になるのかを説明するのは、事実を言うだけであって、人のせいにすることとは異なります。

この他にも、注意してやめさせたい行動に、子どもが友達に噛みつくことです。これも絶対にやめさせなくてはいけないですね。

子どもの噛み癖で悩んでいる方も多いでしょうが、治すのは少し難しいですね。

こんなときに「噛んだらダメでしょ!」「噛まれたら○○ちゃんが痛いでしょ!?」

こういう叱り方をして「ごめんなさい。」言わせていたらどうでしょう。

親は、その場では子どもが言うことを聞いたと思ってはいるかもしれませんが、その叱り方は全くの間違いです。

なぜなら、これも人のせいにしているだけだからです。

人の痛みを教えるのは大変良いことですが、人が痛い思いをしてケガをする、だけで終わらせてはいけません。

論理に沿って説明した後で、そんなことをすると、「ママはとっても悲しい。」「ママはとっても怒っている。」ということを、必ず教えてあげてください。

(参考:怒っても何をしても治らない!子どもの人に対する噛み癖にはどう対処すべき?

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交換条件を持ち出して言うことを聞かせる

子どもが言うことを聞かないからといって、つい親から言ってしまうのが【交換条件】です。

  • 「言うことを聞かない悪い子に、おやつは食べさせません!」
  • 「そんなわがまま言う子は、よその子になりなさい!」

子どもがどうしても困るような交換条件を出して言うことを聞かせるのは、言い換えれば【脅し】です。

何がいけないのか、理由も説明されないまま脅された子どもは、ただ『いやだ。』・『怖い。』・『どうしよう。』と考えた結果、言うことを聞かざるを得なくなります。

私は、子どもの心を萎縮させ言うことを聞かせても、それは本当にしつけているということにはならないと考えます。

交換条件のしつけが招く悪影響

子どもに「こうしなければああする。」と交換条件を出してしつけすると、常に人と上から目線で接してしまう大人に成長する可能性があります。

あげく、自分の思い通りに言うことを聞かない人に対し、おどして怖がらせるような人間性が育ってしまうかもしれないのです。

しつけ方しだいでは、立派な大人に成長して欲しいと、願っている親の愛情が裏目に出かねません。

なお、交換条件の中でも、「言うことを聞けば、お菓子をあげるから。」と聞かない子どもに対しての、交換条件は賛否両論でしょう。

(関連:ご褒美によるしつけ『これをすればこれをあげる』交換条件は良いか悪いか

言うことを聞かない子どもの気持ちを考える

【絶対NG!】言う事を聞かない子どもに言ってはいけない言葉とその理由

毎日、毎日、繰り返し同じことをどれだけ言い聞かせても、子どもが全く言うことを聞いてくれない。

あまり考えすぎて、育児ノイローゼになってしまう親も現実に存在します。

私は、子育てで何度も同じことがあったとしても、常に【初めて起こったできごと】と捉えることが大切だ、と考えています。

『昨日も言ったのに、なんで言うことを聞かないの!?』こう考えるから、イライラするのです。

ですが、自分が子どもの頃も、全く変わりなく同じようなことをしてきたはずです。言うことを聞かず親に何度も叱られ、同じ事を何度も経験してきたからこそ、やっと理解できているのです。

自分で勝手に学んできたことではありません。

きっと、ご両親も今のあなたと同じ思いをしてきたでしょう。

私たちが何十年かけて学んできたことを、子どもがそう簡単に理解できるはずがありません。

子どもが悪いことをしたら、昨日言い聞かせたことでも「もう!また!!」と過去を引きずって腹を立てるのではなく『今日初めて言い聞かせた。』という気持ちで考えてみてください。

悪いことは簡単に覚えるのに、良いことはなかなかおぼえないのが人間です。それは大人も子どもも、変わりはありません。

言うことを聞かない子どもは、今が大切な成長過程です。

『また同じことを聞かない!』と考えるのは、親と子どもの双方にとって、悪い方向に進んでしまうことでしょう。

(関連:子どもを追い詰めてはいけない理由。逃げ場を与える怒り方の必要性

思いつめず『のんびり構えて、楽しむ』くらいが、親子ともどもよい方向へ向かっていく子育てになるでしょう。
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