怒ると怖いママはダメな母親?優しい親でいなくてはいけない?
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かわい我が子を好んで怒りたいと思っている母親は、まずいません。常に優しいママでいたいと思っている方が、ほとんどでしょう。

怖いママはダメ?優しいママが良い?こんな風に悩んだ時、いったいどうすれば良いのでしょうか?

子育て真っ最中で悩んでいるお母さんは、ぜひご覧下さい。

良い母親?ダメな母親?

まず、一番に考えてほしいことがあります。それは【良い母親像】に対する考え方です。

あなたは良い母親・ダメな母親に対して、どう考えていますか?

『【良い母親】でいなければならない。』と考えているかもしれませんが、私はその点を考える必要ないと考えます。

なぜなら、子どもは良い母親・悪い母親のどちらであろうが、【ママが大好き】という気持ちに変わりはないからです。

いつも怒らず優しい母親だから子どもがママが好きと思うのだという考えは間違いです。同じく、いつも怒ってばかりの母親だから子どもがママが嫌いだと思うわけでもありません。

人間はいつも感情に波があります。間違って失敗することだってあります。

母親にだって判断を見誤ったり、その時の気分で人に対する態度が変わったりする場合があります。

ですが、それが駄目な母親と考えるべきではありません。

人間、自身の理想通りにすべてがうまく進むことはないからです。

いつも怒らない優しい母親が良い母親?

親が子どもを怒るのは、立派な大人に成長させたいからですね。

重要な場面では、強く怒らねばならないこともあります。

  • 危険につながることをした時
  • 人を傷つける行為をした時

優しく説明するだけでは、子どもが理解できない場合もあるからです。そんなとき、とっさに大声が出てしまう場合だってあるでしょう。

優しい母親・怖い母親のどちらであっても、その胸の中にはさまざまな葛藤があります。以下のページのように、小さな子どもに手を上げてしまった母の例もあります。

5歳~7歳の嘘のしつけは優しく教えてもわかる?常に優しくしなければいけない?

子どもを怒ってしまった後の罪悪感はとても苦しく、かなり後悔してしまいます。

もちろん、体の大きい大人の威圧感で、小さな子どもを抑えつける行為はあまりよくありません。

【絶対NG!】言う事を聞かない子どもに言ってはいけない言葉とその理由

なぜなら、子どもが恐怖心を感じてしまうとトラウマになって、後に大きな悪影響を与える可能性があるからです。

では、やはり子どもにとっては、いつも優しい母親でいるのが最も良いのでしょうか?

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怒ると怖い母親で良い

まず私は、優しい母親ではなく、怖い母親でいていいと考えています。

なぜなら、幼少期に怒られることなくしつけられてきた場合、親を甘く見る子どもになってしまうからです。

もちろん、常に子どもを怒ってしつけると、人の顔色をうかがう人間に成長する恐れもあります。

子育ては大変に難しいものですが、バランスが最も重要な要素です。どんなことでも、バランス感覚は大切ですね。

  • 怒るばかりの母親では、ただ怖いと先入観しか与えない
  • 優しいだけの母親では『どうせ何をしたって怒らないから、ちっとも怖くない。』と思わせる

【いつもは物凄く優しいママ】だけど【怒るととっても怖いママ】という感覚を、子どもに植え付けるのが、最もいいと考えられます。

こういったメリハリのあるしつけを心掛けるのが、いい方法です。

温和な母が怒って怖かった体験

幼少期ではなく、私が小学校の高学年の時です。

私には姉がいて、よく姉妹でケンカをしていました。

ケンカの原因までは忘れてしまいましたが、ある日とても激しい姉妹ゲンカをしました。どちらも引かず大声で言い合い、あげく取っ組み合いになる大ゲンカでした。

すると、ケンカを見ていた母が無言で家中の窓を閉めていきました。母からは何とも言えない異様なオーラが漂っていました。私たちはそれを察知し、思わずケンカを止めました。

そして黙ったままテーブルをひっくり返し、ねじで止まっているテーブルの脚を取り外しました。それから、その脚を2本私たちの間に投げて、低い声で静かにこう言いました。

「そこまで取っ組み合いのケンカをしたいのなら、その棒を使ってもっと容赦なく思い切ってやればいい。」と。

私たちは、いつも優しく温和な母の今まで見たことのなかった姿に凍り付きました。とにかく恐ろしくて、今でもその時の衝撃だけははっきりと覚えています。

『お母さん・・・怖い。』と恐怖を感じました。そして、母のたったそれだけの言動で姉妹ケンカは治まったのです。

私の母は、自分の子どもの性格をよく見ていたのでしょう。それだけでケンカがピタリとやむことを。

もうかれこれ何十年も前のことですが、その時に感じた怖さは、きっと一生忘れることはないでしょう。

日頃そこまで怒ることのなかった優しい母だからこそ、静かな口調であっても、その怒りがオーラで伝わったのです。

(とはいえ、本当にその棒で殴り合いが起きてしまう危険性もあるので、うちの母のような行動は安易にしてはいけないことですね。)

良い母であるため感情を出してはいけない?

怒ると怖いママはダメな母親?優しい親でいなくてはいけない?

また、良い母親を演じようとするあまり、あなたの感情すべてを押し込めてしまうのも、子どもにとってプラスになることばかりとは言い切れません。

『感情のままに怒る』と『気持ちを表現する』とは、全くの別問題です。

母親であっても、何かに腹を立てイライラすることはあるでしょう。悲しくなって泣きたいこともありますね。

そういった、人間である母親の姿を子どもに見せてはいけない、とは考えなくていいのです。

親のものであっても、他者の心の痛みや苦しみと直に触れ合うことで、子どもはそういった感情をより理解していきます。

怒っている姿・喜んでいる姿・悲しんでいる姿など、あらゆる親の感情を見せるのは、子どもにとってプラスとなるのです。

自身の感情に任せて怒るのは絶対NG!

母親も人間です。自分のその時の気分で、つい子どもに八つ当たりしてしまうことがあっても仕方ありません。

しかし、虫の居所が悪いからといって子どもに怒ってしまうのは、できるだけ避けねばなりません。

とくに子どもがまだ小さいうちは、なるべくではなく、絶対にNG事項の一つです。

子どもは成長とともに、母親も人間であると気づきはじめます。しかし、子どもの人格ができ上がっていない幼少期に、母親の感情をぶつけ怒ったところで、子どもはそれを理解できません。

つまり、子どもには『自分はいったい、どんな悪いことをしてしまったんだろう?』という疑問だけが浮かぶばかりで、母親のすることが理解できず、それによって良い親子関係を築けなくなるのです。

そして、仮に子どもがわかる年齢であっても、もし感情のままに怒ってしまった場合は、「ごめんね。ママすごく嫌なことがあって、きつい言い方をしてしまったね。これから気をつけるね。」と謝罪と反省の言葉を伝えましょう。

相手が子どもであっても、悪い部分はきちんと認め、きちんと謝る。そうすることで、子どもに素直に謝罪することを教えられる、大切なきっかけにもなります。

優しくする時は優しく、してはいけないことをした時・本当にきつく怒らなければいけない時は、怖いぐらいにぴしゃりときつく怒る。

子どもがあなたを良い母親だと感じるかどうかを気にするよりも『ママは怒るととっても怖い。』と思われていた方が良いのではないでしょうか。

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