イライラして怒る気持ちはただの【欲】子どもに及ぼす影響はいかほどか!?
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母親が、イライラして子供に対しつい怒ってしまうのは、例外なしに起こってしまうことです。

親は子どもに対して、愛情はもちろん様々な想いを持っていますね。そして、『立派な大人に成長して欲しい。』という想いもあり、つい大きな声で怒鳴ってしまったり・怒ってしまいます。

子どもに対し、イライラして怒ってしまう感情の根本的な原因と、イライラして怒ることの継続によって及ぼしてしまう影響について、解説していきます。

子どもにイライラするのはただの【欲】

イライラする感情と言うのは、何故起きるのでしょうか。

  • 自分の思い通りにいかない時。
  • 気に入らない時。

どんな時でも、こういった感情がイライラの根本的な原因です。

『思い通りにしたい。』と考えるのは、全て人間の【欲】です。

  • 子どもが、片づけをちゃんとできるようになって欲しい。
  • 好き嫌いせずに、お肉もお野菜も栄養に偏りがないように食べて、健康であってほしい。
  • 誰にでも好かれる良い子に成長してもらいたい。

『自分の子どもには、こういう大人へ成長して欲しい。』という気持ちは、愛情が根本ではありますが、全ては親の【欲】が働いていることです。

子どもが思春期を迎え反抗的になると「なんで親の言いなりにならなければいけないのか?自分は自分だ!」と主張する場合があります。

親になった事のない子どもは、親の愛情は理解しきれませんから、欲を押し付けられていると感じてしまうのです。

子育てには、人間が誰でも持っている自身の【欲求】の感情が大きく関与しています。

子どもが思い通りに動いてくれないことで、ついイライラしてしまうのです。

言い換えれば、子どもを自身のコントロール下に置きたい・子どもを支配したいという感情です。

イライラする複数の【欲】

3歳児の子どもを持つ母親の例でご説明します。

『そろそろ着替えを自分でできるように練習させなきゃ。』と考えている母がいました。

出掛け間際、「頑張って自分で靴下履いてみようね。」と言うも、子どもは「できないよ~!」とぐずって泣き始めてしまいました。

  1. 自分でもきちんと履けるようになって欲しいという親心。
  2. 泣いてばかりで、全然頑張ろうとしていない事にイライラする感情。
  3. 刻々と時間だけが経過していってしまい、その後の全ての予定が狂ってしまうことで苛立つ。
  4. 大声で泣きわめくから、近所迷惑だし・泣き声にうんざりし頭が痛くなり怒ってしまう。

上述した4つのどれをとっても、ただの親の【欲求】です。

そして、「しょうがないわね。ママがやってあげる。」と優しく手伝ってあげている感情も、実は【欲求】に違いありません。

イライラして怒ることも、優しく甘やかすことも、全ては人間の欲求の上で表れる感情なのです。

(参考:ダメな大人にしないために。子どもへの甘やかしはただの自己愛という真実

イライラして怒ると子どもに及ぼす悪影響

イライラして怒るというのは、欲をただぶつけているだけに過ぎません。

まだ何もできない子どもにとっては、親に全てを委ねるしか方法がありません。

そして、思い通りにならずにイライラして怒られてばかりいると、『いつもママを怒らせてばかりいる自分はダメな子なんだ。』と感じてしまいます。

親をイライラさせ怒らせてしまう原因が、自分にあると感じてしまうのです。

自立心が芽生えていない幼少期には、親に反抗するという行動をまだ知りません。

小さな子どもにとっては、親が全てです。

全てである親が、常にイライラし常に怒っていると、自分のことを否定されていると考えてしまうのです。

先ほども申しましたが、自立心がしっかりと芽生えた年齢になってくればくる程、反抗しますね。

幼い頃にイライラし怒られてばかりいた子どもは、心に大きな傷を負い・親がなって欲しいと願う【素晴らしい大人】にはなれない可能性があります。

自己否定してしまう

上述しましたように、イライラして怒られていてばかりいると、『自分はダメな人間だ。』と自己を否定する可能性があります。

逆に言えば、自己を肯定できなくなってしまう悪影響があるという事です。

自己肯定感が低いまま成長してしまうと、どんな事に対してもネガティブな思考しか持てず、人間関係でも仕事に対してもうまく対処していくことができません。

もっとひどくなれば、『自分なんていてもいなくてもさほど重要な事ではない。』と、自分のことを愛せず大切にできないようにもなってしまいます。

『欲を押し付けるというイライラして怒る』行動が、親の愛情を伝えたいことが根本であったにも関わらず、意図していなかった全く逆の伝わり方をしてしまうのです。

愛情を伝えられなくなってしまうのは、良い影響があるとは言えませんね。

常にイライラ!キレやすい人間になる

そして、自己を認められないというジレンマで、その本人も何にでもイライラしてしまい、幼少期に親がイライラして怒ってばかりいた状況と同じ事をしてしまう可能性も出てきます。

小さい頃なら、保育園でお友達におもちゃを投げたり・自分勝手なことを言って暴れたりするのも一つの例です。

その心の傷を負ったまま大人になってしまうとどうなるでしょうか。

自分の思い通りにならない事があると、すぐにキレてイライラを人にぶつけたり、我慢できずに暴力を奮ってしまう危険性も高まるのです。

臆病な人間になる

いつも、親にイライラして怒られてばかりいると、親がどんなことで認めてくれるのかがわからず・常に不安を感じる悪影響を及ぼします。

そして、他者の評価ばかりを気にし・自分の考えている事や行動が『正しくないかも知れない。』と臆病になってしまうのです。

感情表現が乏しくなる

親のイライラをぶつけられ・常にきつく怒られてばかりいると、『自分はダメな人間だ。』と自己を否定してしまいます。

さらに、『自身が感じた感情を表現してはいけない。』と考えてしまう影響を及ぼすことにも成り兼ねません。

  • 嬉しい時に笑う
  • 悲しい時には泣く
  • 腹が立った時には怒る

臆病になると共に、うまく感情表現できないといった悪影響を及ぼしてしまう場合があるのです。

何も気にせず屈託なく笑ったり・素直な感情表現をできるからこそ、子どもは素晴らしい存在であるのに、その子どもから感情を取り上げてしまうという悲惨な結果を招いてしまいます。

依存心が高い大人になる

自分を認められない・臆病になる事が及ぼす影響は、何でも人に依存してしまう可能性も孕んでいます。

  • 責任を負うような行動は起こせない。
  • どんなことでも人任せ。
  • 都合が悪くなったら、誰かのせいにしてすぐ逃げる。

人に依存したまま育ってしまうと、自分では何の決断を行うこともできずに、誰かがいないと何もできない人間になってしまう可能性があるのです。

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イライラせず愛を伝える

イライラして怒る気持ちはただの【欲】子どもに及ぼす影響はいかほどか!?

自分自身が、子どものすることに対し、イライラしてすぐ怒ってしまうという場合は、まず『全ては欲である。』ということを考えてみて下さい。

  • 本当に、子どもの事だけを考えて怒ろうとしている感情なのか?
  • ただ自分の都合だけで、イライラしていないか?

欲と向き合い・抑制することで、紛れもないあたたかな【愛】だけを伝えることができます。

子どもの行動を抑圧し制する事は、愛情ではありません。

愛情は、イライラして怒ることでは、一切伝わらないですね。

イライラし怒ってばかりをずっと繰り返していると、様々な悪影響を及ぼすだけではなく、親子の信頼関係を失わせてしまうことにも成り兼ねないのです。

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